「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」は1月23日、「今後の検討に向けた論点の整理」を発表した。生前退位は「今上天皇一代限り」か「将来の全ての天皇を対象とするべき」かという問題に対し、有識者会議では「一代限り」を推す意見が多く紹介されている。政府方針も「一代限り」であることから、有識者会議は「初めに結論ありき」だったという批判が起きている。また、女性天皇女系天皇を支持する論者として知られる高森明勅氏と、高森氏の意見をそっくりそのまま取り入れて皇室典範改正案を作成した民進党もまた、有識者会議の論点整理を激しく批判している。これらの批判は妥当だろうか? 公開された「論点整理」の内容とその批判について検証したい。
■有識者会議が公開した「論点整理」の内容
有識者会議が1月23日に公表した「今後の検討に向けた論点の整理」は、官邸の下記URLで全文をダウンロードできます。
・今後の検討に向けた論点の整理(案)[PDF]
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai9/siryou.pdf
目次は次の通りです。
▲「今後の検討に向けた論点の整理」の目次。
ここでは、「退位による新天皇の即位について」に絞って見ていきたいと思います。以下、indexが気になったところを赤線で示しています。
▲退位を「積極的に進めるべき」とする左欄の意見においても、「象徴や権威の二重性の問題が生じる」心配があることを認め、それは「前天皇」が退位後に「それまでのような公的な活動」をしなければよいのではとしています。退位後の前天皇の活動についてはこれから審議されるということですが、「御意のままに」ではなく、明確に「公的活動は禁止」としなければ、二重権威の危惧は解消されないことを強く認識するべきです。
▲右欄の「課題」に書かれた意見:「象徴としての公務ができない」が退位の理由として認められると、能力主義になってしまい、世襲制と相容れない心配があるとします。また、天皇は「国事行為」のみを行うと憲法に規定されており、「公的行為」は求められているわけではない。よって公的行為ができないから退位するというのは憲法では想定外であると。公的行為ができないから退位するというのは、今上の思い込み(誤認、誤解、ワガママ)ということが静かに指摘されています。
左側「積極的に進めるべき」に書かれた意見:今上は「公的行為」を自分で続けられないことに悩み、国民もその悩みを理解・共感している。(勝手な思い込みであるとしても)今上の心労を取り除いて国民の共感に応えるには、(理屈には合わないが)退位しかないだろうと。泣く子と〇〇には勝てない、諦めの境地です。その代わり、退位後は、新たな天皇と国民が新たな公的行為を作り上げていけばいい。つまり、増大するに任せ費用も大きく膨らんだ平成の公的行為を、新天皇が引き継ぐ必要はないと言っているわけです。
▲生前退位について「今上天皇一代限り」ではなく、「将来の全ての天皇を対象」とするべきかどうかを検討しています。右欄の「課題」中に、「天皇が80代のとき、皇位継承順位第1位の方が70代など様々な年齢である場面においても不都合でないものとする必要がある」とあります。これは、たとえば徳仁天皇が58歳で即位されて27年経過し85歳のとき、(そのとき皇位継承1位かどうかは不明ながら)秋篠宮は78歳となっていること等を想定したものと思われます。当ブログ的には、新潮にスクープされた皇室の悪企み(徳仁天皇を早々に退位させ、秋篠宮は即位辞退、悠仁親王を即位させる)が頭をよぎるわけですが、有識者会議の方々はどのような「不都合」を想定されたのでしょうか。
▲「将来の全ての天皇を対象とするべき」=皇室典範改正を推進するべしという意見を述べた左欄は、そっくりそのまま、民進党の意見(=高森氏の見解)です。恒久法としても何ら問題は生じない、「皇室会議での議決を要件とすればよい」「天皇の意思に基づくことを要件とすればよい」というわけです。しかし、右欄の「課題」で、きっちり反論がなされています。皇室会議など追認機関でしかないものですし(堕胎恫喝の紀子さん婚約さえそのまま認めた役立たず機関。マスゴミを味方につけて陥れる手口の秋篠宮家の悪だくみを、皇室会議が喝破したり反対したりできるわけがない)、天皇の意思は「不本意ながら表明させられる」可能性があることも、平成の皇室を観察していれば明らかではないでしょうか。
▲左欄に書かれた「象徴天皇の務めが常に途切れることなく、安定的に続いていくことをひとえに念じ」について。「象徴天皇の務め」は、平成皇室が絶対視している「公的行為」で規定されてはならない。「安定的に続いていく」については、これを案じた小泉内閣の皇室典範改正案を、「意図的(男子)懐妊スクープ」により葬り去ったのは平成皇室であることをお忘れだろうか。過去を持ち出して退位が当たり前だったというなら、「男系男子による継承」は明治以降のルールであって、女帝が存在し、双系で繋いできた長い皇室史の原則に戻るべきではないか。8割の世論が退位の典範改正を支持していると主張されるなら、女帝女系天皇も常に8割以上の世論が支持しているのです。歴史や世論のつまみ食いは許されるものではない。
■「論点整理」への批判と識者の意見
こうしてみると、有識者会議が出した論点整理は、かなりまっとうなものと評価できます。しかし、マスコミは「結論ありき否めず」などと、安倍総理の意図に沿ってまとめられた出来レースと批判しているようです。
・「結論ありき」否めず=天皇退位 (時事通信1/23/21:19)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000159-jij-pol
また案の定、「ご学友ら」がしゃしゃり出て「陛下の思いと違う」などと騒ぎ立てています。
・学友ら「一代限り」に疑問=「陛下の思いとも違う」―天皇退位(時事通信1/23/18:51)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000120-jij-pol
違っていて当たり前ではないですか。天皇がイレギュラーな希望を国民に直接訴えてそれがそのまま通るなど恐ろしいこと。これについては、原武史氏が意外にまともなことを言っています。時事通信の記事ですが、ちょっと引用します。
・天皇退位識者インタビュー 原武史放送大教授
http://www.jiji.com/jc/v2?id=201612tennoutaiintav_04
>世論調査では国民の圧倒的多数が退位に賛成という結果だが、NHKの第一報があった7月以前に、 天皇はもうお年だし、そろそろ休んでいただいていいという意見が国民の間にあったわけではなく、 天皇の意向が報道や8月の「お言葉」で明らかになった後に退位賛成の世論が形成された。これは1945年8月15日の玉音放送のときと同じで、 天皇はなお権力主体だと言える。憲法上、天皇は政治に関与しないことになっている。 天皇の意向に沿って退位を認め、特例法が定められるとなると、いくら取り繕っても、天皇が法の制定を命じたように見える。結果として平成の 天皇は明治、大正、昭和のどの 天皇もやらなかったことをやったということになってしまう。
>譲位は、江戸以前はしばしば行われていた。3年前の 天皇の葬法の見直しの際も感じたが、現天皇は明治以降に肥大化した 天皇制を、江戸以前に戻そうとしているように見える。しかし他方、8月の「お言葉」では国民の幸せを祈ること、すなわち宮中祭祀(さいし)と、日本各地への旅、すなわち行幸を象徴 天皇の務めの中核に位置付けた。宮中祭祀と行幸はどちらも明治になってほとんど新たにつくられたり、大々的に復活したりしたものだ。にもかかわらず、こうした務めを「常に途切れることなく」続いてゆくことを「ひとえに念じ」ている点に、大いなる矛盾を感じる。
>「お言葉」で天皇は、「皇室がどのような時にも国民と共にあり」と述べた。そこには玉音放送で昭和 天皇が「朕(ちん)ハ茲(ここ)ニ国体ヲ護持シ得テ(中略)常ニ爾(なんじ)臣民(しんみん)ト共ニ在リ」と述べたような「国体」が受け継がれている。「お言葉」を前提として退位の是非を考えるのではなく、「お言葉」そのものを問題にしなければならないのではないか。(引用ここまで)
この「天皇退位識者インタビュー」では、古川氏も相変わらず鋭いことを言っています。
・天皇退位識者インタビュー 古川隆久日大教授
http://www.jiji.com/jc/v2?id=201612tennoutaiintav_06
>今回の問題で国民主権の原則が揺らぐことがあってはいけない。陛下がそうおっしゃったから、急いでそうしてあげないといけないという話だと、国民が自分たちで考えるというプロセスが抜けてしまう。それは一番良くない。
>今の天皇陛下は、非常に多くの公務に取り組んでいるが、それこそ退位しなければお休みになれないというわけではなく、国事行為の臨時代行という制度もある。それに、将来の天皇も今の陛下と同じようにできるという保証はない。それぞれの天皇が状況に応じて公務の在り方を決め、内閣が最終的な責任を負えばいいと思う。この件で私がヒアリングを受けた11月7日、宮内庁幹部が陛下の公務軽減は難しいという発言をしたが、有識者会議の議論に圧力をかけているとみられても仕方がない。政府の方で動きだした以上、あのような発言は冷静な議論に支障を来すので、控えた方がいいと思った。(引用ここまで)
実際、「陛下の公務軽減は難しい」というのは、陛下のワガママでしかないはずで、これをマスコミがきちんと取り上げ、正面から論じようとしないのは情けないこと。美術鑑賞や観劇、コンサートなど「私的お出かけ」が公務として扱われ多くの予算が充てられていることも、きちんと取り上げられていない。
今回の「論点整理」でも、天皇の「負担軽減」について検討するなかで、「国事行為」「公的行為」「その他の行為」それぞれについて説明があり、私的お出かけは「その他の行為」に分類されるものでしょうが、その説明はこんなふうでした。
>「その他の行為」:自然人としての行為のうち、公的行為以外のもの。天皇の意思に基づき行われるもの。宮中祭祀、神社御参拝、御用邸御滞在、大相撲御覧、生物学御研究などが該当する。
頻繁な私的お出かけの中で例示されているのは「相撲」観覧のみとは。やはり観劇やコンサートを公務として例示することは控えたい(両陛下の隠しておきたい事柄)という認識なのでしょうか。
■高森氏=民進党の見解
小林よしのり氏とともに女帝女系論で知られる高森氏は、有識者会議の論点整理を口を極めて罵っています。
・呆れ果てる有識者会議の論点整理
https://www.gosen-dojo.com/?page_id=20
しかし、そう批判する高森氏が提唱している皇室典範改正案こそ実にひどいもので(注1)、氏はもはや女帝女系論者というより秋篠宮クーデターの後押し論者に成り下がったとしか見えません。上記の批判も、自説に対する批判に感情的になっているようにしか見えない。
高森氏の説をそっくりそのまま採用した民進党の野田氏も怪気炎を上げています。
・「静かな環境の中での議論」を打ち破る民進党の野田佳彦幹事長「方向性は民意から離れている」 有識者会議も批判
http://www.sankei.com/politics/news/170124/plt1701240001-n1.html
野田氏は、自分たちは「陛下の意向を汲んでいる」と鼻息が荒いようです。
>野田氏は、譲位をめぐる政府の対応を舌鋒鋭く批判するだけでなく、女性宮家の創設と女性・女系天皇の容認にまで、“戦線”の拡大化を狙う。24年の野田内閣で議論したことなどから、皇室への思い入れが人一倍強い。野田内閣で外務事務次官を務めた河相周夫氏が現在、宮内庁で陛下に近い侍従長を務めていることもあって、民進党幹部は「譲位の議論は皇居の意向も十分配慮していると自負できる」と語る。世論の支持が譲位の恒久制度化に多いことも野田氏を勢いづかせているようだ。(引用ここまで)
高森氏も野田氏も、「女性宮家の創設と女性・女系天皇の容認」を主張するのですが、その中身がなんとも。高森氏は、皇太子の不在は「皇太弟を追加するだけ」ですぐに解決するなどと、さらりと書いている(幻冬舎新書『天皇「生前退位」の真実』p155)。呆れるしかありません。
(注1)次のトピックの以下の関連コメントを参照ください。
【検証】民進党がまとめた「皇位継承等に関する論点整理」はどこがどう危ういか?
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/737aa75e49404da7fc5c8f5199303538#comment-list
・民進党が示す「3つの要件」は抜け道だらけで論外。 (index)2016-12-29 03:11:11
・平成皇室の負の遺産を直視するということ (index)2016-12-29 05:14:25
・ゴー宣一派は本当に女帝女系容認派か (あぶらちゃん)2016-12-29 08:23:22
・「摂政」と二重権威の問題について (index)2016-12-30 04:18:27
・高森明勅氏の「皇室典範改正案」 (index)2016-12-30 05:11:43
・有料記事になっているようですね (あぶらちゃん)2016-12-30 08:29:07
・皇太○は次の天皇になるのが確定したお立場ということ (ペリドット)2016-12-30 09:28:22
・高森氏の本 (MAX)2016-12-30 12:01:15
・高森氏の腰砕け(裏切り) (index)2016-12-31 05:11:10
・健忘症? (ごう)2016-12-31 12:05:12
■これからの論議
有識者会議の今井敬座長と御厨貴座長代理は、論点整理公開後の記者会見で、次のように述べています。
・今井座長、御厨座長代理会見要旨 一代限りの譲位「これからの問題」
http://www.sankei.com/life/news/170123/lif1701230053-n1.html
--論点整理では譲位の制度化や摂政などにも幅広く言及している。このような構成にした理由は
御厨氏「政府が(天皇陛下の)一代限りの譲位を検討していることは横目でにらんでいたが、われわれはたたき台に上がったものを、良いものも悪いものも整理した結果、推進する意見、課題として並べた。全体として政府がこうだからという、初めに結論ありきというやり方をとらないことで、全ての論点について議論をしたということだ」
--一定の方向性が出ているように受け取れるが、完全にフラットな議論をしたという感触か
御厨氏「非常にフラットに議論をした。導かれて、そっちの方向へというようなことはなく、一つ一つ潰しながら、しかしこれは残すという形で、論点の整理をした。なんとなくの感触で、こちらの方向に行くのかみたいなものがなくては議論はできないから、それを(各メンバー)個人が持ちながら最終的に論点整理になっている。
ただ、この時点で、こちらの方向だよということは絶対に避けたい。それをやると、論点整理の肝になるところを読んでいただけなくなる恐れがある。相互の関連性が結構あり、繰り返しが多いところもあるが、全体としては読んでいると味があるというか、味が出てくる」
--最終的な提言に向けて(今後)方向性が打ち出されることになるのか
御厨氏「これからの課題だ。次回の会合以降、今まで触れられなかった論点について触れる。さらにもし譲位ということになれば、論点は大小結構あるので、方向性というよりは、ここで一応その整理をしてみようと(思う)」
--陛下の一代限りの譲位とするような意見が多い印象があるが
今井氏「譲位はもともと非常に問題だ。問題があるというのは、200年間、譲位された天皇はおられないわけだ。みな崩御されて、その後に皇位の継承が行われている。明治憲法でも現行憲法でも、恣意(しい)的退位、強制退位、象徴や権威の二重性、皇統の安定性に問題があるということで(譲位を)やめている。
しかし、陛下のお気持ちは、お言葉からすると、それがご心労になっている。だから譲位も、陛下のご負担を軽くするということでずいぶん深く検討したが、まだ決めているわけではない。これは国会で議論してもらわないといけない問題だ。報道によって国民がどういうふうに考えるかということも分かってくるので、(一代限りの譲位とするかどうかは)これからの問題になる」
--有識者会議としてどのように世論を見極めるか
今井氏「これは僕らが調査するわけにはいかない。論点整理が報道されて、それに国民がどう反応するか、それが数字に出てくる。そういうのを見ながらということになる」
--将来にわたって天皇の譲位を認めるということについては、積極的に進める意見より課題が圧倒的に多いが
今井氏「譲位そのものを取り得るということが皇統の継続にとって非常に問題があるということを理解してほしい。その上で、陛下のお言葉があったので、有識者会議では、陛下のご負担、ご心労をどうやって取ってあげたらいいか、ということをやっている。非常に分かりにくくなっていると思うが、特にどっちを尊重するということは今のところない」(引用ここまで)
御厨氏はかなり信頼できる人物で、これまでの有識者会議の議事録を読んでも、「政府がこうだからという、初めに結論ありきというやり方をとらないことで、全ての論点について議論をした」というのは本当だろうと思います。日本会議の爺・婆さまたちばかりでなく、斬新な意見を言う論者も入っていて言いたいことをのびのび言っていた印象です。
さて、これから本題に入るようです。これまでの有識者会議ではまったく検討されてこなかった「秋篠宮の皇太子待遇」についてなども、俎上にあがると思われます。以下は、今後の課題について述べる時事通信の記事です。
・退位実現になお課題=呼称、お住まいは? ―秋篠宮家の扱いも焦点(時事通信1/23/18:51)
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20170123-00000118-jij-pol
天皇陛下の退位などを検討する政府の有識者会議が23日、論点整理を公表した。陛下一代限りの退位を推奨する政府の思惑通りの内容に、「結論ありきだ」と批判の声も上がるが、明治以降初となる退位に一定の道筋をつける内容となった。今後は、退位後の活動の在り方、呼称や敬称、身分やお住まい、生活費などが検討課題となる。また、新天皇即位後、皇位継承順位1位となる秋篠宮さま、同2位となる長男悠仁さまがいる秋篠宮家の扱いも焦点だ。譲位後の天皇の呼称は、歴史的には太上天皇(上皇)だが、「天皇より上の立場の印象を与える」(古川隆久日大教授)と「前天皇」を推す声もある。
皇室典範は皇太子を「皇嗣たる皇子」と規定。新天皇即位後、皇太子は空位となり、皇太子ご一家のお世話をする宮内庁東宮職は廃止される。東宮御所で生活している皇太子さまは即位後、ご一家で皇居に移ることになりそうだ。天皇、皇后両陛下は1993年12月、赤坂御所(現在の東宮御所)から皇居・御所に移居した。退位後の両陛下のお住まいも課題で、退位後の天皇の住居は、歴史的には「仙洞御所」と呼ばれている。一方、秋篠宮さまについて政府は予算面で皇太子さまと同等の待遇とする方針だが、典範に規定がない「皇太弟」を呼称とするかどうかは決まっていない。新天皇となる皇太子さまとの公務や宮中祭祀(さいし)の分担も課題となる。典範は「天皇が崩じたときは、大喪の礼を行う」と規定。退位後の天皇の葬儀や陵の在り方も検討が必要だ。(引用ここまで)
当ブログは、秋篠宮の「皇太子同等の待遇」「皇太弟」を許してはならないと熱く呼び掛けるものです。それは皇室の終わりを意味すると。安倍首相は、衆参両院議長に要請して3月中旬までに国会での意見を集約、5月連休明けに退位のための関連法案を国会に提出し、今国会中に成立という流れで考えているようです。皇太弟絶対反対の意見をどう届けるか、どこに届けるか、至急の議論が必要です。どうぞ、お知恵をお貸しください。