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Channel: 「皇室問題INDEX」設立準備室
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■皇室報道検証:目に余る佳子さまの過剰露出と悠仁さま隠しの報道規制

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キャメル様より、佳子さまの過剰報道、悠仁さまの報道規制を検証するトピックの希望が寄せられました。以下はそのコメントの要約です。

■異常な佳子さま露出、不審な悠仁さま報道規制

昨今の佳子さま露出は異常で、昨晩(6月6日)午後7時のNHKニュースを見て、ほとほと嫌気がさしました。初の単独公務とかで、佳子さまを出迎えた中年女性に喋らせていたのですが、「うちの高校生の娘が、雰囲気だけでも佳子さまのようになれればいいなぁと」……見ていた私は、絶句して、凍りつきました。

民放じゃなく、NHKですよ。全国民が最も見るという午後7時のニュースです。そこで、ずいぶんと長い時間を取って、「佳子さま初の単独公務」ニュースを流し、こんな「庶民の声」を流すのです。あまりにも、国民をばかにしている!
欠席し続けて放校になった学習院、ズルで入ったICU、中学生並みの英語、下品すぎる服装や言葉、礼儀知らず、そういう醜聞はいっさい伏せて、美人すぎるだの、初晩餐会だの、初公務だの、ピンクのドレスだの、そういうところだけに注目してマスコミで一斉に褒めまくる。毎日これでもかと流す。そうやっていれば、国民なんていくらでも騙せると、バカにしているのです。

「うちの娘が雰囲気だけでも佳子さまのようになれれば」などと言うオバチャンを、庶民代表のように映像に出すとは。おまえら国民なんてこんなレベルなんだよ、違うだと? こういうふうになれ! という洗脳ですよ、これ。そんなことを公営放送のNHKがやっているんです。もう、我慢できません。佳子さまの露出過剰を、マスコミの異常さを取り上げるトピックを立ててください。

昨日は、寛仁さまの法事もあったのです。100歳になられた三笠宮長老と百合子さまがお姿を見せられ、皇太子ご夫妻も出席された。皇室報道として国民が見たいのは、見るべきは、NHKが午後7時のニュースで流すべきは、こちらでしょう。誰が宮家の次女の初公務などニュースとして見たいものですか。こんなものを、えんえんと見せられる不快感は耐えがたいです。
佳子さまの過剰露出とともに、悠仁さまの報道規制もあわせて取り上げていただけたらと思います。(2015-06-07 15:17:52)
(コメント要約ここまで)

たしかに最近の佳子さま報道の多さは異常としか思えないレベルで、宮家の次女をこれほど持ち上げる必然性がどこにあるのか、意味不明としか言いようがありません。連日TVニュースや雑誌記事広告などで”佳子さま”を見せられる国民はうんざりしたり、訝しがったりしているのが実情ではないでしょうか。当ブログ初訪問のきっかけとなる「検索キーワード」も、最近は佳子さまが圧倒的に多いのです。それも悪い意味で。数日前の「検索キーワード」の1-50位は、こんな具合です。



これらのキーワードは、一般の人が皇室の何を知りたがっているのかを示していますよね。マスコミの皆さん、宮内庁要請のインチキ記事ではなく、これらのキーワードについて真摯に取材し、記事にされてはいかがですか。雅子さまの服用される薬の名前を教えろ、国民の知る権利だと迫ったという宮内庁記者クラブの元牢名主・岩井さん、国民がほんとうに知りたがっているのは、こういうことなのです。

マスコミは「佳子さま大人気」と騒いでいますが、実はほんとうの人気ではなく、マスコミによって演出された人気、作られた人気であることが、ネットでは早くから指摘されていました。ICU入学前後から現在まで、その奇妙な報道をふりかえって検証していけたらと思います。(検証テーマその1:佳子さまの過剰報道、演出報道)。

●関連トピック
・佳子さま「退学とズル合格」隠しのために愛子さまを叩く『女性セブン』の大嘘
・佳子さまのICUズル合格を揃って祝福、不正の検証や批判はゼロ
・佳子さま中退で、雑誌は一斉に学習院バッシング。雅子さまのせいにする女性誌も。
・なぜ許される?秋篠宮家の凄すぎる特権(4:佳子さまの退学とAO入試について)

検証テーマはもう1つ、「将来の天皇」という言葉が枕詞のように使われる同宮家の長男・悠仁さまの報道規制について。悠仁さまは、お茶の水女子大学付属幼稚園時代も、付属小学校入学後も、ほとんど登園・登校されていないという噂が根強くありますが、マスコミはその点についてはまったく取材せず、登校状態や学業の様子、学校行事などが公明正大に公開されることはありませんでした。最近では、運動会の取材を「東宮家に遠慮して」辞退したとかで、なんでも東宮様のせいにして逃げるその厚顔ぶりに呆れました。悠仁さまの報道規制については以前トピックで取り上げましたが、その後の情報を追加していければと思います。(検証テーマその2:悠仁さまの報道規制)。

●関連トピック
・検証:悠仁さまの報道規制について
・検証:悠仁さま運動会の観覧制限や私服警官による職質は「皇室特権」の濫用では?
・検証:悠仁さま運動会の観覧制限や私服警官による職質は「皇室特権」の濫用では?(関連画像)
・皇室の性差別報道--愛子さまを執拗にストーカー、悠仁さま不登校は隠蔽

姉弟の露出の差はあまりに不自然であり、皇室(宮内庁)による情報操作、国民世論を一定方向へ誘導するための情報操作であることが強く疑われる事態です。マスコミに洗脳されて戦前回帰とならないよう、私たちの手で、皇室報道の検証進めましょう。管理人はこのところ身辺慌ただしく、投稿コメントを公開するのが精いっぱいの状態ですが、どうぞよろしく、お願いします。

■ネットのデマ検証:雅子さまに対する誹謗中傷(悪意の捏造)について

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最初に問題提起されたヨシュア様のコメント、それをフォローする多くの方がたのコメントを、要約して掲載します。

■雅子さまへのテロル(ヨシュア)

・雅子妃のトンガ訪問が庁内に波風、という記事がlivedoorニュースに出て、その記事を元に「ガールズちゃんねる」という掲示板にトピックスが立ちました。そのコメントのほとんどは妃に対する非難でした。国内公務をしないというのが主なものですが、ただただ呆れるしかない言いがかりもあります。曰く、

 雅子妃、あるいは、雅子妃の両親は創価学会である。 
 雅子妃は朝鮮人(トピックスのコメントママ)である。
 雅子妃はティアラをヤフーオークションで売り飛ばした
 雅子妃の父親は借金まみれで東宮御所に泊まり込んでいる。
 雅子妃は父親の借金返済のため、ティアラをヤフーオークションで売り飛ばした。

こんな根拠のない話が、あたかも事実であるかのように語られているのです。こういうのをテロルというのではないか。まるで雅子妃を叩いてくれと言わんばかりのコメントをメディアに出す宮内庁も問題で、世論誘導と雅子妃に対する悪意を感じる。

・「ガールズちゃんねる 雅子妃 トンガ」で検索し、最新の書きこみを読んでください。雅子妃=創価・朝鮮人・ヤフーオークションでティアラを売却した、ということがすっかり事実として語られています。他にも敬宮を女帝として即位させ、その暁には創価学会の在日エリートを婿としてあてがい、日本乗っとりをたくらんでいるという話も……まことしやかに語られています。コメントの殆どは、雅子妃に対する中傷とバッシングで埋まり、雅子妃を擁護するコメントには、ことごとくマイナスがつけられています。

(注)雅子さまを叩けと言わんばかりの記事を掲載(週刊ポスト)
 宮内庁からの世論誘導ともとれる悪意の記事は、小学館発行『週刊ポスト』掲載。
・雅子妃のトンガ訪問が庁内に思わぬ波風 批判受けかねないと懸念も

●雅子妃とそのご両親は「創価学会員である」「朝鮮人である」というデマ

・皇太子妃を選ぶとき、どれほど遠い親戚、古い先祖まで調べ上げられるか。人権違反と言えるほど思想信条、財産状況も調べられる。その意味では紀子さまの結婚の方が、本来は許されなかったはず。

・雅子さまの高祖父は、海軍予備門(のちの海城学園)設立者の古賀喜三郎大佐。曽祖父の山屋他人は海軍大将、江頭安太郎は海軍中将。そのほか雅子さまのご親族の海軍幹部関係者が、幕末・明治維新のころから皇室とかかわりがある。

・高祖父の古賀氏(佐賀藩士)は、幕末、官軍として仕えた有栖川宮(高松宮喜久子妃殿下の祖父)との交流から、のちに海軍予備門設立の際には、有栖川宮を通じて宮内省の土地を払い下げられるなど、皇族の手厚い協力を受けている。

・この古賀氏の娘婿が、同じ佐賀藩出身で、のちの海軍中将の江頭安太郎氏であり、更にその子息が、日本興業銀行(現・みずほ銀行)の常務取締役(のちにチッソに役員として出向)で雅子さまの祖父である江頭豊氏である。

・曽祖父の山屋他人(盛岡藩士)は、海軍大将として大正、昭和(当時は摂政宮)の二人の天皇の側近くに仕えている(無論、明治天皇にも若いころに仕えている)。山屋氏は大正半ばに海軍大将に就任、その後、連合艦隊司令長官を歴任しておられ、当時の位人身を極めた方。

●「雅子妃はティアラをヤフーオークションで売り飛ばした」というデマ

・ティアラはお妃個人のものではなく、宮内庁が管理するもの。降嫁するときは置いていく。
・知人に「雅子妃がヤフーオークションでティアラを売却した」とネット掲示板で噂されていると話したら、肩を震わせて笑っていた。普通に考えれば笑い出すような話である。

●「雅子妃の父親は借金まみれで東宮御所に泊まり込んでいる」というデマ

・国際司法裁判所判事(前国際司法裁判所所長)である小和田恒氏は公人であり、収入は調べれば判るはず。オランダ在住で東宮御所に泊まりこむ?はずがない。
・秋篠宮妃の母親が(ご発育が十分ではない悠仁さまのお世話のため)宮邸に泊まり込んでいるという噂のほうが信憑性がある。そのスライドではないか。

●「雅子妃は国内公務をしない/ないがしろにしている」というデマ

・雅子さまはご成婚以来、ご療養に入られるまで、宮中行事やご接見、地方行啓、国際親善など、積極的に取り組んでこられた。これは宮内庁HPにある平成14年、平成15年の「ご日程」を確認すれば分かる。平成15年1月16日には天皇皇后両陛下のご名代として公務に出席された。これに加え、(なかなか公にされないことも含めて)現在の妃殿下のご活動を見ても、何事にも真面目に取り組まれるお方であり、決して怠けているのではないということが分かる。

■東宮ご一家(雅子さま)への誹謗中傷は組織的になされている

・もう何年も前から、雅子様に対するデマを、組織的かつ大量に書き込む団体らしきものがあることは、こちらと同様のブログ等でもすでに周知のこと。被災地にあるお味噌屋さんのブログも、皇太子ご夫妻がお見舞いに訪問したということで、凄まじい炎上をして閉鎖に追い込まれたのは有名。

・誹謗中傷の内容は、おそらく書いている人達自身、あるいはその背後にある団体自身のことではないか。

・「ガールズちゃんねる」は完全なヤラセサイト。ランサー○というサイトで、ガルちゃんに書き込みをするバイトが募集されていたという証言が出ているくらい(皇室関連トピかどうかは不明)。実際にバイトをしたらしき人からも、「○字につき○円で書き込みをした」という証言が出たこともある。「ガールズ」と称しているが、実際は男性もかなり出入りしているという話。雅子様叩きのトピックも何らかの工作が働いていると言っていいと思われる。

・中国共産党は国をあげてインターネットの書き込みを操作し、事実の隠蔽、嘘の捏造、歴史の改ざんまでやっている。日本のマスゴミが大好きな韓国では、気に入らないタレントの掲示板などに大人数で誹謗中傷の書き込みをし、自殺にまで追いこむ事件も発生している。これらを考えると、事実無根の捏造話で雅子さまを誹謗中傷しているバックはどこか透けて見える。彼らは日本の国民ではないので驚くほど皇室のことを知らない。彼らの最終的な目的は『皇室解体』だと思います。

・ネットに書かれた荒唐無稽な陰謀論を真に受けるバカな日本人がいることも事実。そういった情報弱者をターゲットにしていることは明らか。

・ゲッペルスの言葉に『小さな嘘より大きな嘘に大衆は騙される』『嘘も100回言えば本当になる』がある。ネットでの誹謗中傷があまりにもヒドイ場合には警察に通報する方法もある。

●ネットの誹謗中傷に拍車をかける大マスコミ、宮内庁(=両陛下)と秋篠宮夫妻

・雅子様について、ネット上での凄まじい情報操作が行われているのは確かで、それが大手マスコミにもつながっている。

・東宮バッシングがネット内だけなら良いが、出版物、それも日本を代表するような文藝春秋社、新潮社、小学館etc 大出版社から毎週毎週出されている。それなりの大学を出て入社試験を受けて入ったような人々の手で、「よくこれだけ出鱈目を」という記事が書かれている。書いていて良心が疼かないのか? 彼らが馬鹿な記事を書き続けている間は、こちらも「そんなことに騙されないぞ」と発信し続ける必要がある。

・婚約前から筆頭宮妃は朝日新聞の記者の前で泣いて見せるくらいズブズブの関係だった。愛子内親王が数日学校を休まれただけで不登校と書いたのも、雅子妃殿下を流産に追いやったのも朝日新聞系だ。週刊朝日はネット情報のまんまの記事で皇太子御夫妻をバッシングしたこともある。組織的といわれるネット工作も疑わしい。なにせ筆頭宮家当主を一切誉める訳でなく、ひたすら涙を共有してる筆頭宮妃だけを誉め称えているのだから。

・ネット上の事実無根の与太話、何度でも訂正と抗議を続けるべき。皇太子ご夫妻は祭祀や神社への下賜でもネット上に間違った情報が拡散されている。これを放置している東宮職は怠慢以外のなにものでもない。嘘も百回言えば本当になる効果を狙ってやっていることには、きちんと抗議していくべきだ、

・「記者たちは本当は真実を知っていて正しい記事を書きたいのかもしれないが、何かの圧力でそう出来ないでいる」という可能性は十分にあり得る。それに宮内庁が絡んでいる可能性も否定できない。

・平成の宮内庁は、鎌倉、湯浅、羽毛田、風岡といった歴代長官が揃いも揃って必ず一度は公の会見などの場で東宮家を批判する発言を行っている。なぜそんなことが強気で出来るのかを考えると、「宮内庁=今の両陛下」という図式が浮かび上がる。両陛下がバックにいるから宮内庁は東宮家批判を堂々と行えるし不敬扱いにもならない。国民からの批判も当然宮内庁が受けることになるが、見返りとして何らかの待遇を用意している。羽毛田氏が長官を辞した後、参与という地位で宮内庁にとどまれたのが良い例。

・小泉元総理も「皇室こそ最大の抵抗勢力」と述べ、宮内庁の病巣には切り込めなかった。「宮内庁=両陛下」ということに気付き、秋篠宮夫妻の間に倫理違反で男子が生まれたことに両陛下の意思を感じたからこそ、それ以上の改革ができなかったのだろう。両陛下がバックにいる宮内庁は「改革できない聖域」だった。

・自分たちの周囲をイエスマンだけで固め、自分たちの意見のスピーカー代わりに宮内庁を使っている両陛下。両陛下の庇護の元、東宮家に対して不敬な発言を堂々と行い、その見返りとして何らかの待遇を得る宮内庁(と長官)。元凶はそこにある。

・平成16年の皇太子殿下の「人格否定発言」の後、秋篠宮殿下と天皇陛下のご発言が、結果的に宮内庁の皇太子同妃両殿下に対する理不尽な批判を正当化させてしまった。秋篠宮殿下は「東宮御所という大きな組織と比べると、こちらは周りにいる人たちも少ないので、比べるのは無理がある」などと発言したが、人の多寡の問題ではない。紀子妃は「人々に支えられ、試行錯誤しながら経験を積み、一つ一つを務めて参りました」と自信に満ちた発言をしたが、皇太子妃と宮家皇族の妃は立場が全く異なるのだから、これもまったく無意味な発言だ。

・陛下の責任も重い。皇太子妃殿下に対して行った場当たり的な対応や過密な日程調整、妃殿下の意思を無視するかのような言動を繰り返してきた宮内庁の官僚たちを、陛下は皇室の長として厳しく戒めるべきだった。かつて香淳皇后も、なかなか親王が生まれないことに当時の宮内官僚が側室制度の復活を検討したが、昭和天皇はストップをかけ、皇后陛下を励まされた。今上陛下は宮内庁を止められず、妃殿下をご病気に追いやり、皇太子家に対する厳しいバッシングという風潮を生んでしまった。今上陛下は皇室の長としては昭和天皇に及ばない。何かと宮内庁内部やネット、マスコミに称賛されている秋篠宮殿下もこれまでの言動を見れば、皇室の長としては相応しくない。

・友納尚子氏が書くように「秋篠宮、天皇と続いた厳しい言葉によって、マスコミの皇太子ご夫妻批判は、あたかもお墨付きをもらったかのように歯止めがきかなくなって」いったと思われる。歴代宮内庁幹部は、これまでの言動に対する責任を取っていない。羽毛田氏は宮内庁長官在任中、所見として陛下のご心労、ご心痛の原因として、「雅子さまの病気の原因を皇室そのものに求める論」を挙げた。そこまでして両殿下へのバッシングに拍車をかけたいのかと思った。

・こうしたデマを5年も10年も放置しているのは、雅子さまのご先祖と皇室とのかかわりを快く思わない、嫉妬深い「粉屋の娘」さんの意向なのかもしれないとも想像される。

・雅子様が回復基調にあってお出ましの回数が増えてくると、こういった誹謗中傷がネットや週刊誌などに出てくる。

●日本人は忘れない--「国民の記憶」

・途絶えること無く工作員やバイトを使って、ガールズチャンネル等に書き込みをしたり、検索順位が上がるような工作をしたところで、皇太子様ご成婚当時の記憶と敬宮様ご誕生当時の国民が大喜びした様子、紀子妃懐妊による国会審議潰し~悠仁親王誕生までの国民のシラケっぷり(記帳の数を調べて下さい)は、その記憶は、永遠に消えない。

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別トピックに書かれたコメントからの要約は以上です。

★検証メンバー: (鷽) (愛読者) (マーリン) (昭和生まれ) (はじめまして) (Unknown)(かつての大学受験生)(AB型)


上記項目に関する情報やご意見をコメント欄にご投稿ください。できるかぎりソースを添えて。もちろん、新たな項目も大歓迎です。
コメント欄に書かれた内容を上記の「記事」に織り込んでまとめていきます。長大になれば分割してまとめていきます。

いずれ、まとまったものを電子ブックにしてネット上に広く公開することを目指しましょう。捏造されたデマに騙されかけている人たちの目に触れるように。「嘘も百回言えば真実になる」を、この日本で現実にしないために。

英文要約も入れて、日本の皇室の問題点、東宮家に対する誹謗中傷の異常さ(マスコミ、宮内庁が加担していると推論せざるを得ない状況)を、世界に向けて発信することを目指しましょう。外圧がなければ、日本の皇室の異常性(ほとんど狂気としか思われないレベル)は自覚されず、改革もなされないと思います。たとえ代替わりしても。官僚組織・利権団体のしぶとさは想像を絶するものがありますから。

■総論:東宮家の捏造デマを執拗に流し続ける組織的動きについて

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検証の各論に入る前に、いったい誰がこんな嘘八百のデマを捏造し、長きにわたり執拗に流布し続けるのかを押さえたいです。寄せられたコメントから、恐るべき状況を見渡すのに役立つと思われるものを選び掲載します。本記事のコメント欄には、デマの背景や仕掛け人に関する情報やご感想をお寄せください。また、新しいトピックへの要望なども、ここに書いていただければと思います。

●シロアリに食い尽くされようとしている皇室 (by にゃーこ)2015-06-30 15:33:54

私的なことですが、私も初めてネットでのデマに触れたとき衝撃を受けました。それまで、どういうデマが流れているのかを知らなかったので。それから色々と調べたりしているうちにこちらを知ったのですが、この問題は一言では言えない複雑な構造を秘めていると感じています。

確かに、皇太子殿下妃殿下を貶めることで秋篠宮の方々が利を得ることはあるでしょうが、そんな単純なことではないと思うのです。勝手なイメージですが、秋篠宮殿下も妃殿下も、目先の利益だけが重要、長期的な視点や深い思考から遠い方々のように思えます。それをいいことに、煙幕に使われているように思います。

これは今上両陛下についても同じで、両陛下のご意向に沿うように体裁さえ整っていれば、その裏の意味や思惑を気にされないのではないかと感じています。そのため、ある意味で利用されていらっしゃるのではないでしょうか。

朝日新聞は、確かに秋篠宮に近いです。そもそもご成婚スクープを出したのが朝日新聞です。いわゆるご公務も朝日新聞がらみのものが多いですし、深い関係を感じます。一方で、朝日新聞と深い関係にあるのは中国共産党です。慰安婦問題にしろ、南京虐殺にしろ、日本にとってマイナスになる、そして中国にとって意味のあるものは、すべて朝日新聞から発信されています。この2つには関連がないはずがありません。

反日勢力が取り込めない存在、それが、皇太子殿下妃殿下なのでしょう。日本の象徴である皇室を潰すために、東宮の存在が邪魔なのだと思います。万が一、秋篠宮殿下が天皇にでもなったら、おそらくいままでのスキャンダルを握られていて、あっという間に皇室はなくなります。それが狙いなのだと思います。

また、こういう反日組織とは関係がなくても、秋篠宮殿下を利権の源泉として、甘いものに群がるアリのような人達も存在しているように思えます。数多いお出かけ(ご公務)は、こういうものも関係しているでしょう。おこぼれを受ける人が膨大に居そう、そして、そのために止められない状態になっているのではないでしょうか。ご当人たちは努力がキライで、目先のおいしいことや楽しいこと、お金を貰ったり使ったりできることさえあれば、それで満足なんでしょう。皇族の自覚なんてない、命令して従ってくれればいいと思っているのではないでしょうか。うまく使われていることなんて思ってもいないか、自分が使っていると勘違いしているか、いずれにしても阿呆です。

日本人の謙虚さと、それを利用する権力によって、いまの日本は歪んだ構造になっていますが、その象徴がいまの皇室なのではないでしょうか。シロアリに食い尽くされようとしている皇室の、御柱が、皇太子殿下妃殿下敬宮内親王だと思います。


●反日組織と利権集団 (by 遠眼鏡)2015-07-01 02:13:41

にゃーこ様のコメント、朝日新聞と中国共産党の関係など、興味深く拝読しました。朝日の岩井記者がいかに秋篠宮家(というか紀子妃)べったりでも、新聞社まるごととはなかなか思えませんでした。

岩井記者の前に朝日の皇室担当記者だった人は、岩井記者ほどの悪辣な動きはしていなかったのでは。その前任記者が掴んでいた皇室のマル秘事項は、まるごと岩井記者に引き継がれたと読んだ記憶があります。岩井記者はそのマル秘事項をかかえ、川島辰彦氏と手を結び、紀子さんと礼宮の交際をフォローし続けたようです。

紀子さんという皇室への決め球をもつ川嶋氏と、出世の野望を持つ左巻き・岩井氏の結びつきが、朝日新聞社のその後の対皇室戦略を方向付けることになったのか。あるいはその逆なのか? 岩井記者と先輩記者の話はいずれソースを捜して転記したいと思います。

最近、女性週刊誌が「(紀子さん婚約を迫って)川嶋辰彦氏が御所に乗り込んだ」ことを改めて記事化したようですが、これも朝日新聞の後ろ盾なしにはありえなかったでしょう。一般家庭の父親が「娘をキズモノにした責任を取れ」と、東宮夫妻(当時)に迫れるわけがない。まず、面会不可となるでしょう。朝日新聞という大メディアが控えていたから(暴露される恐怖)、門前払いにはできず、会わざるをえなかった。

おりしも昭和天皇の後を継ぐ「即位の礼」を控えた時期で、スキャンダルを恐れた東宮夫妻(当時)は、通常はありえない結婚を認めざるをえなかった。即位の礼に、そうそうたる宮妃(喜久子さま、百合子さま、華子さま)を後ろに従えて、出自最悪の紀子妃がナンバー2として美智子妃の後を歩くなど、本来ありえないこと。ありえない結婚からスタートした平成は、やはりドロドロになってしまいましたね。女性週刊誌の該当記事、宮妃たちから礼宮の結婚について異議があったことなど、いずれソースを捜してきます。

岩井記者は紀子妃と伴走して皇室内に牢名主の地位を築きましたが、それは「皇室滅亡」を狙ってのことでしょうか? 滅亡よりは、にゃーこさま仰るように、皇室の権威を借りて思うように日本の政治や民意を操ることではないかと思います。朝日新聞は本体としてどこまでそれを自覚してやっているのか見当もつきません。しかし、『アエラ』の皇室記事の悪質さを振り返ると、会社全体としての合意ができている可能性も否定できませんね。アエラ、週刊朝日、朝日新聞本体などの皇室記事を、改めて調査し記録する必要があると思います。収集してストックしておく資料庫が必要かもしれません。

利権集団は「ご公務」のおこぼれを手放せず、「新しい衣装と美食と外歩き、カメラと称賛記事が大好物」の両陛下と秋篠宮夫妻を重宝するのでしょう。にゃーこ様のご指摘により、「国内外の反日組織」と「国内の利権集団」が暗黙の裡に手を結び、操りやすい・無自覚な両陛下と筆頭宮家に食いついているという構図が浮かんできました。「国内の利権集団」は、さらに細分化して見ていく必要がありそうです。

・宮内庁守旧派、筆頭宮家べったりの文科省など官僚組織。
・美智子さまご実家筋の正田家・安西家につながる経済界。
・紀子妃ご実家につながる半島系(デビ夫人など)・解放同盟系(松本龍氏など)。
・男系男子という幻想に閉じこもる反知性の神社系。(日本会議など)

これらの権力がアンチ東宮としてどのように動いてきたか・動いているかを調べ、記録していく必要があると思います。宮内庁・文科省の皇室利権(公務関連など)に関する情報、正田家・安西家の皇室利権に関する情報、川嶋家と半島系・解放同盟系の繋がりに関する情報などを収集したいです。大変なら、URLだけでも。

真の日本人は、日本人をかたる反日組織と国内の利権集団によって情報操作され、真の日本人の象徴である東宮ご一家を失おうとしている、その危機に瀕しているようです。マスコミの嘘、ネットの工作に気づいた人たちが、嘘を嘘と、工作を工作と見破るための情報を収集し、分析し、今ここにある危機を訴えていく必要があると思います。

●ネットの論調が一般化 (by かき)2015-07-04 22:16:11

あまり皇室に興味のない一般人は、雅子様の病気発症から5年位まではここまでの批判的な見方をしていなかったように思っています。

2005年に悠仁さま誕生。この頃はまだ逆に秋篠宮家に冷ややかな視線だったように思います。2006年に愛子様イジメ問題発生。この後からの雅子様の付き添い登校に対しての批判が、公務(と呼ばれる公的活動)は出来ないのにという本末転倒な批判に。

2007年 iPhone発売開始。毎日ネットに張り付いていなかった人々がネットに触れる機会が増大。それまで中吊り程度にしか見ていなかった週刊誌の中の記事や一部の扇動的なサイトにまで触れるようになり、バッシングが一般人に浸透し始めるように。

一般人は、ヤフオクなどのことまでさすがに本気にしてはいないです。そこまでバカではありません。ですが、「雅子様の病気はワガママで公務を選り好み、それに付き合ってる皇太子は腰砕け、こんな2人だから愛子様への教育もなっていないから愛子様も怠けている」という論調だけは一般人にも浸透してきているポイントで、一番憂うべきことだと思っています。

天皇皇后や秋篠宮家の信者ともいうべき人々がどんなバカなことを主張しても鼻で笑いますが、何も深く考えない一般人が1番危い存在になってきてしまっているのです。何よりネットには、40代以上の昭和を知る人間よりも若い世代が触れること、そしてそういう若い人は流されやすいです。皇太子殿下が継がれる頃には決定権のある年代にどんどん昭和を知らない世代が入ってきます。
このようなサイトがもっと大勢の人の目に止まっていって欲しいと願ってやみません。

●恐ろしい「ガールズちゃんねる」 (by Unknown)2015-07-05 02:46:17

ガールズちゃんねるのこのトピで雅子妃を擁護する書き込みをしたところ、IP禁止を食らいました。なんか恐ろしい。

●このまま放置すると… (by AB型)2015-07-05 14:28:30

かき様のおっしゃる通り、一般の方々が誤った情報をさも事実のように受け止めてしまうのは最も危ないことだと思います。現在の国民を見る限り、ネットの意見=国民の意見、にはなっていないように思いますし、現段階では雅子さまバッシングが国民の主流とは言い難いです。しかしながら、現代ではネットの情報が簡単に手に入りやすい時代です。このまま放置すると、ネットの意見=国民の意見になるのではないか、と私も懸念しています。

皇室のことは、国民の大多数が知る機会が非常に少ないものですし、皇室ジャーナリストを名乗る方々もしっかり説明されないこともありますので、皇族のいわゆる「公務」や夫婦同伴があたかも決められたものである、と間違った認識を持っているのではないかと思います。その認識は皇室のことを誰よりも知っていると思っているアンチ東宮の方々の中にもあり、雅子さまバッシングを繰り返しているのではと考えられます。

この間違った認識は国民にもあり、このままネット上の誤った情報を鵜呑みにしてしまった場合、一般国民の間からもバッシングの声は出てくる恐れがあると思います。勿論、若い人々にも…。皇族のいわゆる「公務」(かき様のおっしゃる通り「公的活動」と言う方が正しいですが)の在り方については、皇族自身が考えるべきですが、私たち国民もしっかり考えていかなければならないと思います。大変なことですが、少しずつでも声を上げていかないといけませんね。

●私は騙されない (by Unknown)2015-07-05 18:59:17

雅子さま、トンガ訪問のお姿、お美しいですね。皇太子さまの愛情ある御言葉や凛々しいお姿を拝見いたし、この方こそ、皇室を継ぐに相応しいと、痛感致しました。雅子さまの無垢な笑顔、あの弟ぎみの奥方とちがい、裏の顔がない。素敵でございます。
インターネットの悪い言葉や記事には、騙されません。焦っているのは、誰かわかりますからね。お腹が黒い方には、皇室を継いでほしくありません。雅子さまの噂を見つけるたび、あぁ、焦っている人がいるのねぇ、と浅ましい限り、情けない限りです。皇太子さま、雅子さまの笑顔が曇りませぬよう、変な記事には、わたしは騙されません!


●「悪魔の証明」は無理だが、粛々と「事実」を訴えることはできる (by かつての大学受験生)2015-07-12 12:42:42

「雅子様と創価につながりは“無い”」ことの証明は「悪魔の証明」となってしまい、こちらがそれを行うことはほぼ不可能と感じます。東宮アンチ側が「雅子様と創価につながりが“ある”」ことの証明を完璧に行うべきですが、連中が持ってくる証拠は確実性ゼロの、状況証拠にすらならない非常にいい加減なものばかりです。

いい加減な例を持ち出して「雅子様と小和田家は創価!」というイメージ操作に精を出す卑怯さ。冷静さに欠けた人々の心理に付け込んだやり口です。残念なことに、そういう手口にコロッと騙されてしまう人は決して少なくないようです。

さらに恐ろしいのは、東宮アンチ連中は平気で嘘のコラ画像を作りそれをネットに垂れ流すという点です。下手すると雅子様と小和田家が創価とつながりがあるかのような嘘のコラ画像を作ってくる恐れもあります。そういうものに安易に騙される人が多いのも事実で、コラ画像が出た場合の対処法も考えないといけないかもしれません。

朝鮮系との関わりについても同様に「関わりが“ない”」ことの証明は困難ですが、雅子様と小和田家・江頭家の家柄についてはかなり情報が出ており、そのお血筋をたどれば、朝鮮系が関わる隙などないことがすぐに判明します。同じ民間出身のお妃であっても、雅子様は美智子皇后や紀子妃に比べればずっと名門の家柄であると分析できるでしょう。

「小和田家は反日思想だ」という東宮アンチについても、「反日思想が“ない”」ことの証明は困難ですが、小和田氏と雅子様が過去に外交官として日本国のために仕事なさってきたこと、小和田氏が国際司法裁判所の所長まで経験した信頼のおける人望の厚い人であること、調査捕鯨訴訟に関しても小和田氏は日本側の立場ー調査捕鯨賛成ーに立って判断を下したこと(結局訴訟は日本が負けましたが、小和田氏が終始一貫して日本側の立場に立った判断を下していたことは明らかになっています。
(参考)南極海における捕鯨事件
これらのことなどから、小和田氏や雅子様が反日思想など微塵も持っていないことが容易に判明するでしょう。

結論としては、「小和田家や雅子様は東宮アンチ連中が言うような方々ではなく、疾しい点が無い極めてクリーンな方々だ」という事実を粛々とソースを添えて訴えることに尽きると思います。雅子様や小和田氏に関する海外からの評価なども良い資料になるでしょう。
そしてまた、皇族女性の中で一番出自に問題があると言われている秋篠宮紀子妃と川島家・杉本家の問題についても時間と余裕があったら同時検証の対象になるだろうと思いますが、それはまた別にトピックを立てた方が良いでしょうか。出自に関してはかなりデリケートな問題も含んでいますので、こちらのブログがその筋からの攻撃の対象にならないように配慮する必要があると思います。



■検証:雅子さまとご家族は「創価学会員である」というデマについて

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雅子さまとご家族を「創価学会員である」という根拠なきデマが流布されています。これについて寄せられたコメントをピックアップしました。一部要約などしていますこと、ご了承ください。見逃しているものがあればご教示ください。また、さらなる検証を進めていければと思います。ご協力のほど、お願いいたします。

●デマの出所をたどってみると (by ヨシュア)2015-07-09 05:01:20

「ガールズちゃんねる 雅子妃 トンガ」で検索して出てきた該当トピックスですが、書きこみを読むと、「宮内庁や政府関係者がこのトピを見ている」という妄言もありましたので、もしかしたら真面目に論考の対象にするものではなかったのかもしれません。このトピックスで言われていた「雅子妃が創価学会である」という噂がどこから出たのか、その出所を調べるために、「雅子妃 創価学会」でネット検索してみました。

その結果、雅子妃は創価学会員であると断じているブログがいくつかありました。また、2ちゃんねるでも、雅子妃の父君が創価学会である、または、創価学会と親しいということを信じている方は、一定数いるようでした。この説の出所はどこにあるのか?

雅子妃が外務省内の創価学会員のグループ「大鳳会」の方々と会食したという話は、大分前に週刊新潮の記事に載り、私も読みました。外務省関係者を集めたパーティの席で外務省内の創価学会員で構成される大鳳会のメンバーと懇談したという内容でした。今から5年以上前です(今、手元にその記事はなく、アップすることはできません)。

この大鳳会と会食したということが創価学会と近しいという説の元になっているようですが、それ以外の確かな証拠はないようです。あまりに根拠薄弱ですが、2ちゃんねるでは、別に雅子妃アンチではなさそうな方までが、雅子妃の父君が創価学会と親しいという説を信じかけていました。こうした無垢(?)な方々に向けて、雅子妃、およびご親族が、創価学会と関係があるという話は嘘であるということを論証していくことが重要であると思います。

デマに騙されている方々がそれを読んで、いかに馬鹿馬鹿しいことか、気づいてほしいです。どんな荒唐無稽な嘘でも100回言えば現実になる、を実現させてはいけません。事実無根の嘘で非難されるということは、本来、あってはならないのです。

●くだらなさすぎる創価学会説 (by Unknown)2015-07-09 09:46:24

欧州では創価学会はカルト認定されているとのこと。となれば、小和田恆氏が創価学会であるはずがない。もしそうであれば、欧州オランダのハーグにある国際司法裁判所は小和田氏を受け入れないし、なにより互選によって小和田氏を所長に選出するはずがない。

それでもアンチが言うように「owdの力だ」と言うならば、今頃は世界中の政治経済すべてがowdのものになっているでしょうし、owdがそれほど強力で強大なら秋篠宮家などとっくの昔に粛清されて今頃は姿形どころか形跡さえ無くなっているでしょう。でもそのような状態ではない。どころか雅子妃へのバッシングは続いているし、愛子天皇とすべく典範改正話など全く出ていない。

こうしてみると、アンチの妄想は病気としか言いようがないし、アンチというのは精神異常者、重度の精神病患者と言えます。そんな異常者がネットでウソを垂れ流しているので、それを信じる人が出てきてしまった。本当にowdが強ければアンチこそ粛清されているのに、アンチは今でのウソを垂れ流し続けてのさばっている。

結論です。創価学会説は悪質な捏造でありウソですし、owdといのもアンチが作り上げた妄想です。

●一次資料が欲しい (by にゃーこ)2015-07-09 12:16:42

芸能界では創価学会関係者が優遇される……といわれていますよね。もし雅子さまが創価学会なら、バッシングされるはずがないのです。アンチが言うように創価学会が野心を持って送り込んだのなら、バッシングなんて逆効果ではありませんか。それほどの権力と実行力があるなら、粛々と野望を実現できるようにマスコミであげ記事を書かせるべきで、バッシングキャンペーンなんてもっての他です。
たしか創価学会が、雅子さまは関係ないというコメントを出していたと思うのですが、それを探せていません。そういう一次資料を、できるだけ探していきたいと思います。

●外交官試験と真の右翼の証言(by 素朴な疑問)2015-07-09 23:14:36

雅子様の血筋が良くないというデマの件に関わる話ですが、最近はネットで「外務省は在日(朝鮮人)が多い」「外務省は反日思想の人が多い」という意見をたまに目にします。現在も、軍艦島等をユネスコに世界遺産登録してもらうにあたり、韓国側の言い分(戦時中多くの朝鮮人が意思に反して連れて来られ、軍艦島等でも強制的に労働させられたことを認めろという要求)に日本側が譲歩してしまったことで安倍政権と外務省が「河野・村山談話と何ら変わりない最悪の結果を迎えた」というバッシングに遭っており、その関連として上記のようなコメントを見かけることがあります。

その昔、外交官試験が国家公務員Ⅰ種(上級甲種)試験と切り離された形で独自に行われていた時代は、まさに外交官は「選ばれたエリート」しかなれない職業だと思っていました。小和田氏や雅子様もまさにその時代の外交官であり、日本国の国益を守るために信用できる家柄から選ばれた方々であると確信できるものです。小和田家や江頭家の御先祖たちも申し分のない職業の人々ばかりであり、どこにも「朝鮮(韓国)」や「反日要素」が入り込むような感じには見えないのです。(外交官試験が廃止され国家公務員Ⅰ種と統合された時代や、Ⅰ~Ⅲ種という分け方をしなくなった現在の試験のあり方ではその点がどうなったのかよくわかりませんが)

「外務省は朝鮮系や反日思想の連中が入り込んでいる」という根も葉もない噂と絡めて小和田家や雅子様がやり玉に挙げられていることも決して少なくなく、一体何を根拠にこういう話になっているのかこれも素朴な疑問であり理解できないのです。「大鳳会」なるメンバーとの会食くらいで創価認定されるなら、むしろ秋篠宮家の方がよほど創価関係者と疑われるような行動をたくさんしていませんか? ちなみにS氏という保守の政治活動家(いわゆる真の右翼と言われている人と思われます)が自分のブログで「私の知人の古くからの知り合いが小和田家の隣に長らく住んでいたことがあるが、小和田家が創価という話は聞いたことがないと言っていた」と証言してくれています。

●創価学会員だったらバッシングされない (by セナの手)2015-07-09 23:28:27

アンチがなんでも「owdの力だ」というのも、小和田恆氏が創価学会だと言うのも、ものすご~~~い馬鹿らしいことだと思っています。そもそも、日本の「与党」政権を担っている宗教団体です。もし、創価学会員だったら、このようにバッシングされず、もっと守られているはずだと思います。

●フランスではカルト認定 (by にゃーこ)2015-07-10 12:28:17

フランスで創価学会はカルト認定されています。能力はもとより、思想関係や経済関係で問題がない人でなければ、国際司法裁判所判事なんかなれません。ハーバードへのコネ入学というデマもそうですが、世界の常識とは異なった意見がネット中にあふれているという現状は、それだけでも日本という国を貶める行為だと思います。これを見過ごしにしている政府も、何を考えているのでしょうか。内閣府や公安にデマを送って対処を求めた方がいいのかもしれません。
その人が創価学会であるかどうかは外からは判別がつきません。反日思想があるのかもわかりません。それをいいことに、ネットでは決めつけて攻撃するというのが常套手段になっていますよね。

●デマで洗脳されている方の洗脳をときたい (by ヨシュア)2015-07-12 04:15:10

ガールズちゃんねるの「テレビでは報道されないけどネットでは有名なこと」トピックスに、「雅子妃と創価学会のつながり」という書きこみがいくつもあり、それを見ると、力が尽きてきます。ネット工作員の書きこみならいいのですが、本当に信じている方の書きこみだったら…。なぜ信じてしまったのだろうと。

●誹謗中傷することが目的 (by あぶらちゃん)2015-07-12 07:16:25

ただただ誹謗中傷することが目的な連中に何を言っても無駄です。精神衛生上よろしくないので、近づかないことをおすすめします。それでも、普通の常識を持っている人間なら、連中のあまりにも荒唐無稽な主張に疑問を持つでしょうし、検索してここに辿り着くかもしれません。そのためにも、検証することに専念しませんか?

●三色旗と三色の横断幕が証拠? (by ゆきのした)2015-07-12 09:12:40

ご成婚パレードの時に三色旗が振られていたり、三色を用いた横断幕が掲げられている写真が出回っているので、誤解され易いのだと思います。東宮家が被っている状況は、集団ストーカーの被害者のようです。ですから冷静な検証を重ね、抗議できるものはして、人が人として安全に暮らせるようなサポートが必要だと思います。どこにも逃げられない東宮ご一家だからこそ、我々が目覚めなければいけないのだと思います。

●ご成婚パレードの旗を持ち出すのなら (by Unknown)2015-07-12 10:00:06

明仁皇太子と美智子さまの成婚パレードで振られた旗も、各社ありました。そのなかには朝日新聞の旗も振られていたと思います。朝日はアカ(赤)だと、戦前戦中戦後、一貫して評されています。その朝日新聞の旗が、明仁皇太子と美智子さまの成婚パレードで振られたという事実も、検証サイトで出すべきです。そうすればアンチの捏造が、無知というよりも悪意から来ているものだという証左になるでしょう。

■検証:東宮家が「ヤフオクで宝物を売っている」というデマについて

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雅子さまが「ヤフオクでティアラを売りとばした」という根拠なきデマが流布されています。このデマについて検証したコメントをご紹介します。一部要約などしていますこと、ご了承ください。見逃しているものがあればご教示ください。また、さらなる検証を進めるべく、ご協力をいただければありがたいです。

●荒唐無稽な嘘に騙される人が続出する怖さ (by ヨシュア)

「ガールズちゃんねる」で言われていた、「雅子妃がティアラをヤフーオークションで売却した」という噂がどこから出たのか、その出所を調べるため、「雅子妃 ヤフーオークション」で検索してみました。この説の出所は『週刊新潮』に出た、皇室ゆかりの品々が紛失したという記事ですね。

▼週刊新潮(2008年11月13日号)表紙


皇室ゆかりの品々がヤフオクに出た→雅子妃が売却したに違いない!と思い込み言いふらす人たちが出たということです。雅子妃が朝鮮人(トピックスのコメントまま)である、創価学会員であるという説と同様、確たる証拠はありません。創価学会員説もそうですが、あまりに根拠薄弱な「ありえない」話で、たとえ私が雅子妃アンチであったとしても、これらの説は信じないでしょう。どこの世界に、ネットオークションでティアラを売りとばす皇太子妃がいるでしょうか。よしんば売却するにせよ、ヤフオクはないでしょう、いくらなんでもヤフオクは…。

しかし、2ちゃんねるでは、別に雅子妃アンチではなさそうな方までが、そうした説を信じかけていました。こうした無垢(?)な方々に向けて、「雅子妃がヤフオクでティアラを売却したという話は嘘である」ことを論証する必要があると思います。デマに騙されている方々に、いかに馬鹿馬鹿しいことか気づいてほしいです。どんな荒唐無稽な嘘でも100回言えば現実になる、を実現させてはいけません。

●アンチ東宮の突拍子もない発想と嘘が明らかな証拠画像(by あぶらちゃん)
連中が大好きなヤフオク(自分の生活水準でしかものが考えられないので、皇族がヤフオクで品物を売り飛ばすという突拍子もない発想が出てきます)ですが、ティアラ以外にも雅子さまが高松宮妃喜久子様から譲られた扇を出品したと喚いていたこともありました。その時はご丁寧にも証拠画像だというものを出してきていますが、似ても似つかない別物でした。見れば分かるものですら、分からないのです。一事が万事こうです。

<雅子さまが「昭憲皇太后ゆかりの扇子」をヤフオクに出したという大嘘>

上記のあぶらちゃん様ご指摘の扇の件は、ヘカテー様のブログ「列外派星くず日記」の記事を元に、シロキジ様がレポートしてくださいました。

雅子さまが高松宮喜久子妃から譲り受けた、昭憲皇太后ゆかりの扇子は次のものです。

▼象牙御紋付金蒔絵御扇子(テレビ報道からキャプチャ)


アンチ東宮は、ヤフオクに出品された扇子をこの昭憲皇太后ゆかりの扇子であると主張し、雅子さまが出品したとアピールしているのです。見て頂ければ即座に、一目瞭然で、似ても似つかない別の品であることがわかります。

▼ヤフオクに出品された扇子。名称は「お紋付き扇子 象牙高蒔絵 内親王」


アンチ東宮はこれを上掲の「象牙御紋付金蒔絵御扇子」であると主張し、雅子さまがヤフオクに出したというデッチアゲを拡散しているのです。そもそも、このヤフオク出品扇子の名称は「お紋付き扇子 象牙高蒔絵 内親王」とあり、内親王だった方の婚家先等から流出したと考えるほうが自然です。見た目も名称も違うこの扇子が雅子さまの持ち物であるとする根拠は全くありません。にもかかわらず、さも本当であるかのように読者に思い込ませようとするテキストがいまだに多数存在し、嘘を拡散しています。

▼ヤフオク出品扇子が雅子さまの持ち物であると読者に思い込ませることを狙うアンチ東宮の作成動画↓(当該動画よりキャプチャ)


▼雅子さまの手元にある扇子はまったく違うものなのに、「お手元にある(はず)」と朱書し、雅子さまが出品したという大嘘の拡散を狙う某アンチ東宮のブログ↓


間違いであることが明瞭であっても、彼らは決して修正することなくデマを拡散し、デマを信じてくれる人が増えることを狙っています。デマの捏造・拡散が彼らアンチ東宮のミッションなのでしょう。

<その他、明らかに違うと言えるもの>

シロキジ様は、ヤフオク出品の品で、明らかに違うと言えるものを2点、挙げています。

(1) 出品名「アフガニスタン王国最高勲章大綬章」

今上陛下が実際に受けたというアフガニスタンの勲章は下図の左で、ヤフオクに出た勲章は右です。


▲左が「アフガニスタン王国最高位太陽勲章」、右がヤフオク出品の勲章

ヤフオク出品の画像のものとは明らかに違いますね。アフガニスタン王国は1973年に亡くなられているので、皇太子殿下のものとも考えられません。

(2) 出品名「勲五等宝冠章」


▲ヤフオクに出品された「勲五等宝冠章」

宝冠章は女性に与えられた勲章で、現在は下表のように少し名称が変わっています。女性皇族は勲一等か勲二等の宝冠章を受けておられ、雅子さまはご成婚時に勲一等宝冠章を授与されています。ヤフオク出品の宝冠章は「勲五等」で、これを雅子さまが持っておられるはずはないのです。


(ウィキペディアより転載)


<INDEXより>この記事はまだ未完成で、近々内容を追加します。この後、ティアラの件(雅子さまが装着していないからヤフオクに売ったという言いがかり、ならば皇后さまのダイヤ三連ネックレスもヤフオクですか?)、皇太子さまへの呆れた誹謗中傷などについて追加予定です。記事の遅延にかかわらず、コメント欄での検証はご遠慮なく進めていただければと思います。よろしくお願いいたします。(2015/07/16 04:35)





■検証:雅子妃の出自をめぐるデマ(四代前は遡れない、朝鮮人)等について

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 雅子さまのご出自について、部落解放同盟の抗議により「身元調査が中断された」というデマ、「四代前は遡れない」というデマが事実であるかのように流布されています。あげく「朝鮮人である」「被差別部落出身である」と真顔で言う人たちまで現れています。

 今はまだネット限定ではありますが、ネットの嘘を信じやすい若年層は執拗に流されるこれらのデマを信じてしまう恐れがあります。デマを流布している悪意の人たちの目的は、そこ(皇室に関する常識に疎い若年層の洗脳)にあるのかもしれません。

 「四代前は遡れない」は意図的に捏造されたデマであり、雅子さまのご出自は、日本国民が「わが国の皇太子妃、次代の皇后さま」として心から誇りに思えるものです。それは決して武士という「身分」が素晴らしいというのではなく、誠実で真面目で努力家で、これぞ日本人の鏡としてお手本にしたい立派な方々が、雅子さまのご先祖さまなのです。次代の天皇の妻(皇后)として、次々代の天皇候補(愛子さま)のご母堂として、これほどふさわしい女性が日本に二人といらっしゃるとは思えません。雅子さまはまさに無二の方です。

 悪意のデマについて、多彩な資料をもって検証してくださっている皆さま、ほんとうに有難うございます。

●「部落解放同盟の抗議」は「素晴らしい家系」という「調査結果」に対して行われた
(by にゃーこ)2015-07

 「宮内庁が雅子妃の祖先を調査している際、4代前を調べようとした時、部落解放同盟の抗議により調査が中断した」ということが事実であるかのようにネットに流布されていますが、嘘の最たるものです。実際に抗議はありましたが、それは宮内庁が「調査した結果、四代前まで素晴らしい家系だった」と発表したことに対してのものです。つまり、部落解放同盟は、「(宮内庁が)結婚に際して身元調査をした」「(宮内庁が)家系に善し悪しがあると言及した」ことに抗議したのです。「差別助長につながる」という理由で。

 そもそも雅子さまは、妃殿下候補リストに掲載されていた方です。身元調査が終わって問題なしとされた方しか、リストには掲載されません。ご本人だけではなく近親者まで、経済的な問題や思想の問題、病歴まで調べたうえで何年もかけて作成されるものです。それを考えただけで、ネットのデマの馬鹿馬鹿しさがわかります。

 当時、次のような報道がありました。

▼[ドキュメント・皇太子妃内定](2)専門興信所が4代前まで徹底調査(連載)東京読売新聞 朝刊(1993/01/09,)

「確かに五年前、小和田さんの調査をしました」。皇室関係一筋の老調査員が都内の事務所で重い口を開いた。宮内庁から直接、調査依頼を受けたのは東京・丸の内に事務所を構える大手興信所。(略)小和田雅子さん(29)に関する分厚い調査報告書は、作成にまる一か月かかった。直系は四代前までさかのぼり、大祖父、祖父の兄弟姉妹まで徹底的に調べた。両親については交友関係、勤務先、近所の評判も。肝心の本人は、さらに詳細をきわめた。経歴、性格、趣味、素行、健康状態……。結論は、「優秀な家系に驚いたのを覚えています。もちろんご本人も申し分ありませんでした」。このベテラン調査員が手掛けたお妃候補は、実は雅子さんだけではない。この五年間で十人以上にのぼる。雅子さんの調査書はその中でひときわ鮮明に記憶に残っているという。

 抗議については、アンチブログの本元にも画像があり、それを読むことができます。

▼部落解放同盟中央本部機関誌『部落解放』(1993年6月号)

 「皇太子妃決定にかかわる身元調査等の差別助長行為にたいする抗議と申し入れ」
…本年一月六日の「皇太子妃内定」の報道いらい、こうした差別撤廃、人権確立をすすめる立場から看過できない内容の報道がなされています。とくに、小和田雅子さんの「家系図」の掲載や「家柄」賛美などの過剰ともいえる報道内容、そして、「皇太子妃を選ぶにあたっては、皇室専門の興信所員が四代前まで徹底調査」などと、宮内庁自らが公然と身元調査を指示していたことが報道されています。(中略)

 私たち部落解放同盟は、今回の皇太子妃決定の経過を含めて、皇室報道はもとより、政府・宮内庁の身元調査や奉祝強要キャンペーン、過剰警備などについて、差別撤廃と人権確立の立場から深い憂慮の念を持っており、今後とも、天皇の政治的利用反対とともに、平和と民主主義の確立、差別なき社会の実現にむけて、取組みを進めていく所存です。(後略)

 この文章を読んで、雅子さまの出自に問題有りだと受け取ることは不可能だと思います。しかし、身元調査について抗議した、という事実だけを語ることによって「事実誤認を誘導している」わけです。明らかに意図的で悪意にもとづく行為です。

 普通の人は、皇族それも皇太子妃の出自に問題があるはずない、という常識をもっていますから、当時はほとんど気にする人は居なかったと思います。むしろ「何かっていうとアピールして目立ちたがる団体による、いつもの行為」という受け取り方でした。ご成婚の時点で、地方によっては結婚時の身元調査を条例で禁止しているところもあったようなので、抗議そのものはおかしなことではないのかもしれません。

▼東京読売新聞 朝刊 (1993/3/20)

 部落解放同盟(上杉佐一郎委員長)は十九日までに、「皇太子妃決定に際し、身元調査が行われたことは結婚差別を助長する」として、皇室会議のメンバーである宮沢首相や衆参両院の議長、最高裁長官の三権の長と宮内庁長官あてに抗議文書を送った。

 この上杉という人が、小和田家の家系について欺瞞性を指摘したという記事もあるようですが、ここで指摘されているのは、公表されている家系図から女性が排除されている、また、肩書きのない男性も排除されている、だからこれは家系図とは言えない、という内容のようです。歴史上の人物でも、直系ではない兄弟は書かないで系図を見せることは珍しくないですから、これは、言いがかりレベルですよね。ましてや、一般人のかかわるもの、詳細な家系図が公表されることで迷惑が及ぶ方もいらっしゃることを考えると、当然のことだと思います。時系列は次のようです。

 1993年1月06日 皇太子妃決定報道 
 1993年3月16日 皇太子妃決定にかかわる身元調査等の差別助長行為に関する陳情書
 1993年6月10日 第126回国会 内閣委員会 第7号 において同上文書記載

 内閣委員会については、詳しい議事録(下記)が読めます。

内閣委員会議事録(1993年4月21日)(←クリックすると当該ページに飛びます)

 このなかで、「皇室典範の第十条によりましで「皇室会議の議を経ることを要する。」というふうに規定されておりますところから、これらに必要な限度において調査をさしていただいたところでございます。」という答弁があります。つまり、雅子さまの身元調査は「皇室会議の前に終わっていた」ということです。
 一般社団法人部落解放・人権研究所のサイト「講座講演録」(2005.12.27)には、次の記載があります。

▼「第267回国際人権規約連続学習会 世界人権宣言大阪連絡会議ニュース280号より」

 Q.皇太子の結婚に際して行われた身元調査に対して解放同盟はどのような抗議や取り組みを行っているのですか。それは今回結婚した黒田慶樹さんの件にどう結びついていますか。また同企連の取り組みは今後もっと具体的な広がりが求められていると私は思うのですが、その点について動きはどうなっているのでしょうか。

 A.小和田雅子さんの身元調査については起こってからかなり後で事実が分かったので、一応抗議はしましたが、それほど強力なものではありませんでした。

 「起こってからかなり後で事実が分かったので」と、関係者が語っています。雅子さまの身元関連については他にもブログなどで発表されていますが、興味深かったのは問題点として指摘されていた部分です。

▼あるブログの記載

 一つは八七(昭和六十二)年暮れから八八(昭和六十三)年初めに発売された一部週刊誌が指摘していたように、小和田雅子の母方の祖父・江頭豊が、日本興業銀行の銀行マンから転じたとはいえ、代表的な公害企業・チッソの社長や会長を務めていたこと。「お妃とともに全国を回らなければならぬ立場にある浩宮さまの訪問先で、水俣病の患者のムシロ旗が立つようなことがあっては」と宮内庁幹部は懸念したのである。

 二つめは、三代さかのぼった中に軍人がいること。三つめは、身長が浩宮より小和田雅子のほうが高くなることへの危惧。四つめは、まったく取るに足りないことだが、彼女の妹が双子であり、もし彼女が双子を生んだ場合、皇位継承の問題が残ること。五つめは、皇室に入った女性で、仕事をした経験のある人はいない-というものだった。
(小田桐誠 『消えたお妃候補たち』)

 これも、アンチが「問題があった」ということだけを流布させていますよね。富田宮内庁長官(当時)は週刊誌にこう語っているようです。

▼富田宮内庁長官(当時)のコメント

「私が(小和田さんに)反対したことはありません。ただ、当時は、いわゆる『チッソ問題』の被害者の方がまだ大勢おられました。加えて、批判勢力というか、社会運動派の人たちが(チッソの)東京本社に、押し掛けたりもしていた。そういう状況でしたから、もう少し様子を眺めたほうがいいのではないかと、そう殿下に申し上げた。殿下はそれを『わかった』といわれたのです。『おやめなさい』といったのではなく『見つめましょう』といったのです」

▼毎日グラフ(1993年1月31日号)

 小和田家と同じ村上藩士の子孫で、郷土史研究家の村上城跡保存育英会の竹沢盛夫理事長(77)も、小和田家のルーツ探しに追われる日々だ。竹沢さん自身、雅子さんの父方の曽祖父、金吉さん以前の祖先がつかめていない。「ご婚約は同じ士族の子孫として大変喜ばしいこと。下級武士であったために小和田家のルーツは記録が少ないが、これで系譜を解きあかす興味が増えた」といきいきとした表情で語った。

 ここで、曽祖父より前がわからないこと、「下級武士であったために」とその理由が語られています。しかし士族であることは間違いがないわけです。藩士に与えられた漁業権名簿に名前が残っています。そもそも明治維新の時に名字がある、それも、小和田という三文字の名字があるのは士族に間違いないわけです。村上藩は戊辰戦争の時にお城が延焼しているので、多くの資料が失われています。明治7年の洪水でも家財が流されて、家系図が残っていない家も多いようです。公的な資料が残っていない場合は、正式な家系図としては出せないようですから、そういう関係もあるのではないでしょうか。

 身元調査といえば、銀行などは今でも行っているはずです。そして外務省も。戦前の海軍も身元の怪しい人が将軍になれるはずもないのですから、職歴を見ただけで家系的に問題などないことは一目瞭然なのですが、そういう知識がない人には、ネットの怪しい情報の方が信憑性が高いと感じられるのでしょうね。

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<INDEXより>この記事は別トピック「ネットのデマ検証:雅子さまに対する誹謗中傷(悪意の捏造)について」のコメント欄から抜粋しています。まだ編集途上であり、続きがあります。記事編集の進行とは別に、このトピックのコメント欄で、さらなる検証を進めていただければ幸いです。

■資料庫:共有したい資料・情報の「仮置き場」としてご活用ください。

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今後、「皇室問題INDEX」で取り上げていくテーマを整理してみました(既出のものです)。

これまでの活動を通して、テーマごとにトピックを立て、参加者からのコメントによって検証を進めていくスタイルが固まりつつあります。コメント欄のテキストは、当該トピックの記事として順次織り込んでいき、編集整理していきます。検証がひととおり済み、記事編集が仕上がった時点で、電子ブックに変換します(無料でできます)。それを、できるだけ多くの人に目を通してもらえる場に置くことを目指します。

これらのテーマを検証するのに役立つ資料・情報を、この「資料庫」のコメント欄にお寄せ頂ければと思います。本来、該当するトピックにコメントを投稿していただき、「検証コンテンツを共同制作していく」のがあるべき姿ですが、管理人非力のため、なかなか予定通りにトピックを立てることができません。そこで、共有したい貴重な資料・情報をとりあえずストックしておく仮置き場を設けてみたものです。できれば、どのテーマの資料かを明記し、一言でも説明コメントを添えていただけると、助かります。

今現在は【ネットに流布されているデマについて】の検証が進行中であり、このテーマに関するご意見は、
■ネットのデマ検証:雅子さまに対する誹謗中傷(悪意の捏造)について
のほうへ、お寄せください。

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■「皇室問題INDEX」:取り上げるテーマ一覧

●印のトピックは現在進行中のもので、クリックすると飛びます。

【ネットに流布されているデマについて】
●東宮家への捏造デマを執拗に流す組織的動きについて
●雅子さまとご家族は「創価学会員である」というデマについて
●東宮家が「ヤフオクで宝物を売っている」というデマについて
●雅子妃の出自をめぐるデマ(四代前は遡れない、朝鮮人)等について
○雅子さま祖父は「水俣病の元凶」というデマについて
○雅子さまは「ハーバードに裏口入学」というデマについて
○雅子さまは「国内公務を軽んじている」というデマについて
○雅子さまが「実家べったり」というデマについて

【皇室を取り巻く利権について】
○皇室を取り巻く利権(1) 宮内庁守旧派と官公庁(官僚組織)
○皇室を取り巻く利権(2) 正田家・安西家の系譜と関連企業・組織
○皇室を取り巻く利権(3) 川嶋家・杉本家の系譜と関連勢力・組織
○皇室を取り巻く利権(4) 男系男子を標榜する宗教・政治関連団体

【朝日新聞の皇室報道について】
○朝日新聞社の皇室報道(1)岩井記者と紀子妃の関係
 :岩井記者が朝日新聞の皇室担当前任記者から引き継いだ皇室の内部情報とは。
 :紀子さん結婚に至る経緯に岩井記者はどうかかわったか。
 :川島氏と岩井記者の接点は?
  ★別トピック連動:紀子妃が皇室入りした経緯
 :紀子さん結婚後、岩井記者はいかにして宮内庁記者クラブの牢名主になったか。
  数々のスクープはすべて紀子妃のリーク?
 :悠仁さま誕生後の岩井記者の関連記事
 :その他、数々の秋篠宮家礼賛記事と東宮家バッシング記事
○朝日新聞社の皇室報道(2)本紙と系列雑誌・書籍の偏向内容
 :アエラ、週刊朝日、朝日新聞本体などの皇室記事を、改めて調査し記録する
 :愛子さま不登校をでっちあげた『アエラ』の犯罪的報道
 :系列出版社から発行された書籍のあまりに酷い内容
  ★別トピック連動:愛子さまを登校困難にした「虐め」の全容
 :新聞本紙の岩井記者の社説(東宮ご夫妻を貶める高慢な内容)
 :その他

【両陛下(宮内庁守旧派)による東宮家へのパワハラについて】
○東宮家が受けた過酷なパワハラ(事例収集)
 :雅子さまの海外公務に対する妨害
 :愛子さまバッシング(自閉症デマ流布など)で雅子さまを傷つける虐めの手法
 :メキシコ大統領晩餐会の件
 :雅子さまの着回しと美智子さまの衣装道楽
 :歴代長官の発言/両陛下の発言
 :東宮家の予算(両陛下、秋篠宮家と比較)
 :雅子さまの病気療養に対する無理解あるいはあえてするバッシング
  -->少し良くなるとバッシングが酷くなる(誰が何をしたのか一覧表を作成)
○皇太子殿下の「人格否定発言」について
 :発言当時のマスコミ騒動(宮内庁批判)と、その後の逆転劇(東宮バッシング)
 :これを機に両陛下と宮内庁守旧派、秋篠宮家のタッグが明瞭になっていく。
 :雅子妃の人格否定をしたのは誰?

【美智子さまと報道機関の関係について】
○「美智子さまイジメ」は本当にあったのか?
○原 武史著『皇后考』批判

【隠される悠仁さまの「出生」と「ご発育」】
○悠仁さま(1) 出生について
○悠仁さま(2) ご発育について

【愛子さまバッシングについて】
○稀代のデマ「愛子さま自閉症説」を流布したのは誰?
○愛子さまを登校困難にした「虐め」の全容★

【秋篠宮家の謎】
○礼宮さま出生に関する謎(美智子様胞状奇胎後のご出産)
○紀子妃が皇室入りした経緯★
○秋篠宮ご夫妻ご発言の記録(東宮家批判/待遇への不満)
○秋篠宮家の公務について
 :利権につながる組織・人々/私的出歩き/招かれざる海外への長期旅行
○浪費の実態
○職員に対するパワハラ、モラハラ
○違法行為:キャセイ航空の件/裏口入学
○お子さまの教育破たん
 :悠仁さまの不登校/佳子さまの学習院不登校と中退
○作られた「佳子さまフィーバー」
 :雑誌・TVで一斉に取り上げる異様さ
 :愛子さまをダシに使う雑誌記事の大嘘

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このテーマ一覧(INDEX)は確定したものではなく、ご意見を頂きながら変更し、よりよいものにしていければと思います。
そのご意見も、どうぞお寄せください。

■マスメディア検証:雅子さまに対する誹謗中傷(悪意の捏造)について

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2016年4月7日、同8日に、Unknown様、あぶらちゃん様から投稿いただいたコメントを、こちらに再掲します。
せっかくの関連投稿が分かれてしまいましたので、一か所にまとめさせていただきました。

■2016年4月7日発売の週刊文春による悪質な捏造記事 by Unknown様


2016年4月7日発売の週刊文春による悪質な捏造記事についてです。

雅子妃が昼夜逆転しているので、それゆえ夜中に赤坂御用地を散策しているという記事が出ましたが、
これは週刊文春は取材しないで記事にしている証拠になると思われます。

それは記事にあるこの文です。

「三笠山の頂上は見晴らしがよく、そらが開けています。
雅子さまはその芝地に座られ、月を眺めたりされるそうです。
目線としては、大池を挟んでちょうど秋篠宮邸など各宮邸を見下ろすような形になります。」

パソコンを立ち上げて、地図を検索して、グーグルマップを開き、赤坂御用地を表示させますと分かりますように、
非常に広大なだけでなく森のようになっています。

芝地がありますが、そこから各宮邸を見下ろせるようは山はありませんし、芝地から見通せるとは思えません。

樹海は大袈裟ですが森林と言ってもいいほどの赤坂御用地です。

以前、「記者が学習院校舎の配置図を知っていれば、このような記事は書けない。
記者は敬宮愛子内親王をウソの記事で叩いているのだ。」という記事と根底は同じです。

事実と違うと誰でも分かることですら無視し、とにかく雅子妃バッシングありきの記事が出されているということです。

週刊文春は他のスクープは別として、週刊文春からは雅子妃と敬宮愛子内親王に関してはウソを書いてでも貶める
という意図が見てとれます。

週刊文春は何の目的で、ウソ記事を捏造してまで東宮家を悪く悪く書き続けているのでしょうか。

捏造してまで悪く言う週刊文春の姿勢は、いつまでも寿軍慰安婦問題を持ち出してくる韓国と似たものを感じます。

■毎日新聞のM記者 by あぶらちゃん様

『週刊文春』2016年4月14日号の“7年ぶり宮中祭祀も
昼夜逆転の「すれ違い生活」”と題した記事は、大きな見出しをつけた割には全くと言っていいほど中身の無いものでした。
おそらくは、本誌は読まないけれど電車の中吊りや新聞等の雑誌広告は見る人へのアピールだと思います。
今、文春は注目されてますしね。
相変わらずやることが姑息。

それよりも、注目すべきは“毎日新聞皇室担当エース記者が「カラ出張」で処分”という記事でした。
書かれている経歴から、皇太子ご一家に批判的な記事を書くことが多かったM記者のことで間違いないと思われます。
出張用に購入した新幹線の回数券を払い戻していたそうです。

両陛下や皇太子ご一家の場合は宮内庁が同行記者の分も一括で座席を押さえるそうで、こういう不正は無理だそうです。
なので、おそらく秋篠宮家等の宮家の取材の時だろうと。

また、ここ最近東宮大夫の会見時に言いがかりのような質問が出ることがありましたが、それもおそらくはこのM記者。
記事にあった去年の2月というのは、雅子さまが読書感想文コンクールを欠席された時のことでしょう。

この記者は、他の記者に対して「このガセネタ野郎」と胸ぐらをつかむこともあったそうです。

M記者を始めとして宮内記者会はガセネタ野郎ばかりで、誰とやりあったかはわかりませんけれどね。
まあ、宮内記者会はろくなものではありません。

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再掲載は、以上です。
関連してのご意見や感想、新しく取り上げたい記事の検証などに、このトピックをご利用ください。

■天皇陛下の生前退位について、真逆のニュースが錯綜

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【7月17日:追加記事】
 前回の追加記事では、NHKの「生前退位」スクープに秋篠宮サイドが関わっていたこと、多くのメディアが皇室典範改正に言及したものの、次期皇太子であられるべき東宮家の長女・愛子さまのご存在にはふれず、秋篠宮を皇太弟とするべきなどとする言論が横行したことを記しました。しかしその後、宮内庁と政府の姿勢にズレがあることが明らかとなり、「生前退位」の実現は困難であることがクローズアップされています。今回の記事で、その目まぐるしく変遷した報道の流れについて確認しておきたいと思います。

■7月13日~14日:NHKスクープとメディアの追随



 NHKが「生前退位」をスクープしたのは7月13日午後7時のニュースで、その後テレビ番組のほとんどがこれに追随。宮内庁は全否定するも、それを無視するかのように、多くのメディアが「生前退位」についてトップニュースとして扱いました。翌14日の新聞朝刊はほぼ全紙が一面トップで「生前退位」を取り上げ、TVのワイドショーも特集を組み、海外メディアでも大きく伝えられました。日本のメディアが「皇太弟」を連発したのはこのときです。

■7月14日:「生前退位は無理」と政府高官が明言、宮内庁との齟齬が明らかに
 


 14日は宮内庁御用達の「識者」がマスメディアに頻出して皇太弟の必要をアピールしていましたが、政府の逆襲はすでに当日朝からスタートしていました。安倍首相は「事柄の性格上コメントすることは差し控えさせていただきたい」と述べ、閣僚からは「公務軽減を軸に検討を」「摂政の検討を」という発言はあったものの、「生前退位」を肯定する発言はありませんでした。さらに「政府高官」名で、「生前退位は無理」というコメントが出され、官邸と宮内庁の齟齬が明らかになりました。

 政府は、首相官邸で極秘に皇室典範改正準備室を設け、法改正などの準備に入っていたことを明かしましたが、「生前退位」については検討対象とはしていなかったのですね。大変な混乱を招き、予算も膨大にかかりますから、当然でしょう。しかし、あくまで生前退位に固執する宮内庁(天皇・秋篠宮)サイドは、国民に訴えて、つまりマスコミを操作して国民世論を一定方向へ誘導し、自らの希望をゴリ押ししようとNHKにリークしたというのが真相のようです。

 NHKスクープ後の民放の追随は、電通を使った形跡があります。皇統について典範改正を語るなら、愛子さまのご存在を避けては通れないはずが、そのお名前はいっさい出ず、秋篠宮と悠仁さまの名だけが頻出したという事態は異常です。宮内庁が電通を通じてTVを使い、一定方向へ誘導する言論操作をした疑いは濃厚です。なかでも宮内庁からの虚偽のリークに応じて社会を混乱させたNHKは、放送倫理に違反したとして、放送倫理委員会(BPO)で対応すべきではないでしょうか。紀子さま懐妊リークの前科と合わせ、秋篠宮家との癒着による情報操作は、民主主義国家の公営放送として放置できないスキャンダルであり、問題にしてしかるべきです。



14日夜には、「生前退位」がなぜ無理なのかという解説も行われました。日テレニュースでは、天皇の国政への関与を禁じた憲法第4条に抵触する可能性があり、「摂政」を置くことを定めた憲法第5条との整合性も問題になることが詳しく説明されました。これらについて宮内庁はもちろん承知のうえで、NHKへのリークを行ったわけです。リークしておきながら、事実か否かを問われれば、「全否定」するという荒業をやってのけたのですね。呆れるばかりです。

■7月15日:政府は「無理」とするも宮内庁は諦めず?



 政府は憲法を根拠に「生前退位は無理」としているわけですが、宮内庁はまだ諦めきれないようで(秋篠宮サイドを説得できない?)、天皇の生前退位の意向について、天皇自らが気持ちを公表する方向で検討しているということです。天皇が自らの気持ちを語るのは通常は年に一度、誕生日の記者会見のみだが、それ以外の機会を設けるとのこと。今上陛下は「公務を行って初めて象徴天皇である」という信念のもと、「将来、年をとることで公務が果たせなくなっては自身の考える天皇像とズレが生じる」と心配しておられるそうで、そうした気持ちを国民に知らせるものとし、「退位」など制度に踏み込むものではないとしています。

 しかし、大変な負担を国民に強いる「生前退位」の理由は、その「お気持ち」だけなのでしょうか。本当の理由は、秋篠宮を皇太弟に、悠仁さまを正当な皇位継承者に、その二人の姉に女性宮家を、というところにあることは容易に推測できます。宮内庁が姉二人のための女性宮家創設に動いたとき、天皇「愁訴」とまで書かれたことは記憶に鮮明です。その方向への皇室典範改正こそ真の理由でしょう。しかしそれが実現すれば、本来、清く正しく美しくあるべき皇室が、どんな暗黒皇室になってしまうことか。不正で真っ黒な皇室を戴くことは日本国民に耐え難い不幸をもたらします。それだけは、お許しいただきたい。

 油断ならないのは、政府は「退位は無理」とする一方、天皇の意向は尊重すべきとの声も、特に「自民党内に」根強くあるということです。そういう声があるからこそ、宮内庁もそう簡単には諦めず、「天皇のお言葉」公表で国民に訴えるなど、綱引きを続けるつもりなのでしょう。天皇を絶対善、至高の存在として崇め奉り、その言葉を絶対視する人たちは一定数存在し、彼らは「声が大きい」存在です。日本会議など、組織的に動ける人たちです。いっぽう、秋篠宮家の不正に憤り、皇室の男尊女卑、女性の人権蹂躙を危惧する人たちは数は多くともバラバラで組織だっておらず、「声が小さい」存在です。綱引きの結果は、日本に将来にわたって大きな不幸をもたらすものになってしまう可能性があるのではと恐れます。

<画像引用サイトURL>
・天皇陛下「生前退位」の意向
http://www.news24.jp/articles/2016/07/13/07335288.html
・「生前退位」海外メディアも大きく伝える
http://www.news24.jp/articles/2016/07/14/10335324.html
・政府関係者「天皇陛下の生前退位は無理」
http://www.news24.jp/articles/2016/07/14/04335383.html
・天皇陛下自らお気持ちを公表 宮内庁が検討
http://www.news24.jp/articles/2016/07/15/07335429.html
・生前退位“難しい”理由…政治部長解説
http://www.news24.jp/articles/2016/07/15/04335448.html


【7月16日:追加記事】
 「生前退位」をNHKにリークしたのは秋篠宮サイドであることが判明。生前退位の隠された(もっとも大きな)目的は、皇室典範を改正し秋篠宮を「皇太弟」として皇太子の位に位置づけ、秋篠宮家を内廷皇族とすることにあることがわかってきました。天皇(秋篠宮)の意図を汲んで皇室典範改正を進めたい宮内庁と、憲法違反(天皇の政治介入)を危惧する政府との間に、齟齬が生じているらしいこともわかってきました。

■皇室典範改正で秋篠宮「皇太弟」地位確立のたくらみ

7月13日午後7時過ぎ、帰宅途中の車の中で天皇の「生前退位」を大々的に伝えるNHKニュースを聞いた私は、実に嫌な気分に襲われました。「皇太子さまに天皇の位を譲る」云々という説明の言葉を聞いてもまったく晴れやかな気持ちにはなれず、「秋篠宮家が皇太弟の地位を取りに来たのだな」としか思えなかったのです。翌日午後、「テレあさ スーパーJチャンネル」で所功氏の「生前退位」解説を聞き、それは確信に変わりました。以下は、Webサイトで同番組を再視聴し、所氏の解説の重要部分を書き起こしたものです。

●皇室会議とは?「生前退位」専門家が徹底解説





 笛吹:こちらが皇室の構成なんですけれども。82歳の天皇陛下のあと、皇位を継承するのは、56歳の皇太子さま、第2位が秋篠宮さま、第3位が悠仁さまとなっています。

 女子アナ:ということで、生前退位ということで、皇太子さまに天皇陛下は譲られるお考えですけれども、所さん、これはすんなりと進められるものなんでしょうか。

 所:もちろんこれは現在の皇室典範を改正しなければ。現在の皇室典範は「終身在位」といいますか、皇室典範第4条に「天皇が崩じたときは皇嗣が直ちに即位する」という規定になっていますから、これを改正しなければ先に進めないんですが。皇太子さままでは皇太子が天皇になられることが可能になるんですね。問題は、その次が大事でして。皇嗣(コウシ)というのは天皇の跡継ぎということですが、その方は天皇のお子さん、皇子(おうじ)だということが、また別のところに書いてありますから。

 すると、皇太子さまが天皇になられた場合、皇子がおられませんから、その方はいったいどなたかといえば、ふつうは、典範第1条に基づいて、秋篠宮さまだ、その先は悠仁さまだということになりますし。そうだと思うんですけども。それを可能にするためには、皇太弟たる方を皇太子とみなすとか、あるいは、皇太弟たる方も内廷皇族とするということをちゃんとしておかないと、先に進めないということだと思います。

 女子アナ:そういう1つ1つルールを作っていくことが、今、求められているということなんですね。

 所 はい、はい。

 女性アナ:話し合いを進めるのに、時間がかかりそうだなという印象があります。

 所:この点はですね、伝えられるところ、陛下は数年先にそれが実現できるようにとおっしゃいましたから、ある意味で、若干まだ時間があるんですが。きちんと議論をするためには、少なくとも、1,2年の時間は必要になると思うんですね。その際に、どういう手続きで、どういう方法でこれを実現するかによって、変わってくると思います。あまりその、簡単な方法でみんなに意見を求めるということは難しいと思うんですね。これだけの歴史がある皇室を、今後とも安定的に継承するためには。むしろ私は、あえて申しますと、皇室会議というものがありますから、そこできちんと情報を共有して、一定の方向性を見出して、それを政府に進言もしくは答申をして、それに基づいた法律案は、与野党を超えて、みんなでそれを成立するようにすると。

 念のためですが、皇室会議は、皇族2名と三権の代表8名からなっていますし、国会の場合、正副議長ですから、与党と野党の代表者も入ることになりますので。議長は総理大臣ですから。そういう意味で、国民の意見を背景として、皇室会議でしっかりと議論をすると。そのうえで政府が法案を出すという。国会ではすんなりそれを通すと、そういうことでないと。前に、有識者会議など立ち上げますと、かえって意見が分かれてしまって、いつまでも結論が出ないということになると思います。

 女性アナ:法律をどう変えていくかという手順も、今のところしっかりとしたルールがあるわけではないんですね。

 所:そうなんです。とくに皇室会議のことを申しましたが、皇室会議は従来、そういう機能果たしておりませんから、できるような法解釈なり、あるいは現実対応をしなければいけないと思います。

女性アナ:国民を巻き込んだというか、どういう形がいいのか、大きく議論をする必要も出てきますね。

 所:はい。

■皇室会議の皇族メンバーは秋篠宮

 さて、所さんが改正法案の作成機関としてイチオシする「皇室会議」を構成する「皇族2名」のうち1名は、秋篠宮です(もう1名は華子さま)。しかし所さん、皇室会議に「そういう機能」を新たに持たせるために法解釈を曲げよと言っているに等しいし、有識者会議(愛子様女帝法案を作りましたね)や、国民一般の声を聴くこと(前に女性宮家案を通そうとして痛い目にあった「パブリックコメント」を指しているのでしょう)などは、しないほうがいいとも言っているし、めちゃくちゃですね。秋篠宮を皇太子としての意味を持つ皇太弟にするために、秋篠宮家を内廷皇族にするために、とにかく急いで法改正をしないといけない、と主張しているわけです。皇太子さまが即位された後、天皇の唯一のお子さまとなる愛子さまのご存在はなきものとして。王室をもつヨーロッパ諸国が次々に女性も王位継承者と認める法改正をしていることは無いこととして。

■NHKに「生前退位」をリークしたのは秋篠宮

 『リテラ』の記事に次の記述がありました。
=引用開始=
 実際、今回のNHKの情報源は、天皇本人にきわめて近いスジではないかといわれている。「今回、スクープしたのはNHKの宮内庁担当のHという記者なんですが、彼は秋篠宮に食い込んでいる。そんなところから、天皇が秋篠宮を通じて意志を伝えたのではないかといわれています。実際、秋篠宮は数年前、記者会見で「(天皇の)定年制が必要になってくると思います」と述べたことがあり、このときも天皇の意向を代弁したものだといわれました。天皇はこのころからしばしば生前退位の制度を作るよう要望を出されていたのですが、1年前くらいからその意向が非常に強くなったようです」(全国紙宮内庁担当記者)
=引用ここまで=

 愛子様女帝法案を反故にしたNHKの紀子さん懐妊リークも、まだ決まってもいない秋篠宮夫妻の外遊リークも、すべて秋篠宮サイドから、「秋篠宮に食い込んでいる」NHK宮内庁担当記者を通じてスクープされたのでしょうね。

 この後、リテラの記者は、天皇が生前退位の姿勢を強く示したのは「安倍政権の改憲の動きに対し、天皇が身を賭して抵抗の姿勢を示した」のではないかという見方を紹介し、それを補強する論陣を張るのですが。右も左も自分の都合のいいように天皇を美化して考える癖があるようです。天皇美化癖の治療、天皇アリガタヤ病の洗脳から日本人を解き放つリハビリが必要としみじみ思います。今現在の日本、これからの日本のための大きな課題といっていいのではないでしょうか。以下は、毎日新聞の<天皇陛下「退位」意向 識者の見方>という記事から原武史氏のコメントを一部引用したものです。

=引用開始=
70年、深い議論ないまま 放送大学教授(日本政治思想史)原武史さん
 江戸時代、天皇の存在はさほど大きくはなかった。一方で、今の天皇制は、天皇を神格化した明治以降の要素を受け継いでいるように思える。皇室は国民にとってまだまだ恐れ多い存在で、ともすればイデオロギー的な論争になりがちだ。象徴としての天皇が果たすべき役割とは何か、深い議論がなされないまま戦後70年が経過した。生前退位を打ち出すことで、冷静な国民的議論がわき起こることを望んでいるようにも感じる。
=引用ここまで=

 しかし、原さんの思いとは違い、宮内庁(天皇/秋篠宮)サイドは、「冷静な国民的議論がわき起こることを望んで」は決していないでしょう。すっかり宮内庁のスピーカーになってしまわれたご様子の所さんは、有識者会議もパブリックコメントもスピーディな議論の妨げになるから邪魔と言っていますし。天皇の意向に気を遣うTVでは、「おいたわしい。お好きなようにしてさしあげたい」という国民の声しか紹介されていませんし。当ブログのような「冷静な意見」は、マスメディアには決して載らない。愛子様を女帝に、という圧倒的多数の国民の声をいかに潰すか、無いものとするかしか、考えていないはず。

 宮内庁と政府の思惑のズレについては、次回に書きたいと思います。このズレに、わずかな希望が見いだせそうな気もします。

【7月13日:初出記事】
7月13日午後7時のNHKニュースは天皇陛下の生前退位のご意向を伝え、同日夜、どのTV局もトップニュースとして扱いました。しかし、この日の午後9時50分、朝日のWebサイトでは真逆のニュースが掲載されました。宮内庁の山本信一郎次長は「報道されたような事実は一切ない」と述べ、NHKの報道を全面否定したというのです。宮内庁内部で何が起きているのでしょうか?

このニュースについて投稿された2つのコメントを紹介します。
このトピックを、このテーマについてコメントする場(情報追加や意見投稿の場)としてご利用ください。

■天皇陛下の「生前退位」意向報道に驚き(by anima mea様)

本日13日、驚くべきニュースが入ってきました。
天皇陛下が「生前退位」の意向を示され、数年内に皇太子殿下に天皇の位を譲られるとのことです。

天皇陛下が「生前退位」の意向示す、数年内に譲位=報道
2016年 07月 13日 20:40 JST

正直なところ、こういう展開はまったく予想していなかったために陛下のご意向に心底驚いております。
海外でもさっそく速報ニュース扱いとなっているようです。

現在の皇室典範には「生前退位」という条項は設けられていないため、法を改正するなどの手続きを経なければならないので数年かかるのは致し方ないと思います。しかし、陛下もこのような決断を昨日今日で行ったわけではなく、もう数年前から考えられていたとも言われています。陛下なりに色々熟考した上でのご意向だと考えると、今まで何も知らずに陛下を批判してしまった自分を恥じたい気持ちです。

しかし、仮に生前退位を実現化するとなると、様々な問題が持ち上がるでしょう。次の皇太子の地位に誰がつくのか?という点が一番大きいですが、退位した陛下のお立場はどうなるのか(新しい位の新設?上皇?院?それともただの親王に戻られるのか?)、自民党が一度白紙に戻した女性宮家の創設の問題など、揉めそうなことがたくさんあります。
これらは生前退位の問題とセットで考えなければならないでしょう。

また、陛下の生前退位のご意向について、美智子皇后と皇太子殿下、秋篠宮は承知しているという報道もありますが、陛下のご意向に納得していない人もいるのではないか?(誰とは言いませんが…)という疑問もあります。

「生前退位」という概念自体は、既に3年ほど前から取り沙汰されていた問題ではあったようです(秋篠宮が誕生日会見でその点について触れたことが契機だったように思います)。
その時は「悠仁親王に早々に位を譲りたがっていることの表れ」「悠仁様即位待望論だ」という勝手な考えを述べている輩もいたようですが、今回の陛下のご決断は決してそういうものではないということを信じたいです。
陛下ご自身は「皇太子殿下に位を譲る意向」と明言していますが、その先はまだ何も分からないというのが現状だと思います。

しかし、このニュースをめぐってまた東宮アンチの秋篠家シンパ連中が自分たちに都合よく解釈するコメントを垂れ流しそうで嫌ですね。

■天皇の生前譲位に関する真逆のニュース(by あかつき様)

NHK午後7時のニュースの冒頭、天皇の生前譲位について報道され、びっくりしていたところ、
さきほどWebニュースでこんな記事を見て、さらに驚きました。

宮内庁次長は全面否定「報道の事実一切ない」 生前退位
2016年7月13日21時50分
 宮内庁の山本信一郎次長は13日夜、宮内庁内で報道陣の取材に応じ、「報道されたような事実は一切ない」と述べ、NHKが伝えた生前退位について全面的に否定した。宮内庁として検討しているかに関しては、「その大前提となる(天皇陛下の)お気持ちがないわけだから、検討していません」と語った。

ニュースの引用は以上です。
いったいぜんたい、どうなっているのでしょうか?
宮内庁内部で分裂、権力闘争でも勃発しているのでしょうか?

■検証:「生前退位」歓迎報道に仕組まれた、秋篠宮皇太弟(宮家による皇統のっとり)の陰謀

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【追記:2016年8月4日】
天皇陛下の生前退位のご意向報道には、「秋篠宮を皇太弟に(=秋篠宮家による皇統のっとり)」という企みが仕組まれている可能性が高いと考える。その根拠を述べる。東宮ご一家への熾烈なバッシングは悠仁親王誕生前後から始まった。そのバッシングの内容をみると、皇太子ご夫妻を離婚に追い込み、皇太子殿下を廃嫡し、秋篠宮を皇太子にするという目的をもって行われていたことが明らかだ。バッシングの棍棒を振り上げていたのは秋篠宮家に関わりがある人たちであり、宮内庁の一部がその後押しをしていた形跡がある。

しかし、秋篠宮サイドもさすがに廃太子は無理と悟ったようで、代わりに出してきた案が、皇太子殿下の即位は認めるが、その後はできるだけ早く退位させ、悠仁親王への皇位継承を実現するというものだった。この企みは週刊新潮にすっぱ抜かれ(2013年6月)、宮内庁も官邸も全否定したが、なぜか強い抗議や訴訟にはいたらず、新潮サイドは訂正も謝罪もしないまま現在に至っている。今回、生前退位スクープと一緒に喧伝された「皇太弟」が典範改正によって実現すれば、新潮が世に知らしめた「水面下の企み」がそのまま実現できる法的根拠が整えられることになる。新潮のスクープは事実で、それを実現するための方便として「生前退位」が使われている可能性が高いと考えるゆえんだ。以下、廃太子バッシングがどのように行われてきたかを中心に、皇位継承に関する陰謀疑惑を見ていこう。

東宮バッシングのスレが乱立、24時間365日「廃太子」を叫び続ける

秋篠宮サイドが最初に狙っていたのは、間違いなく「廃太子」だったはずである。そもそも「廃太子」など、一般の日本人が目にすることも耳にすることもなかった物騒な言葉をネットで頻繁に見かけるようになったのは、悠仁親王の誕生前後からだ。今から10年ほど前の2ちゃんねる「既婚女性板」には、アンチ東宮と言われる人たちが東宮ご一家をバッシングするために立てたスレッドが乱立し、朝から夜半まで「廃太子」を叫び続けていたのである。雅子さまにはありとあらゆる難癖をつけて「自殺しろ」「離婚しろ」と執拗に迫り、愛子さまについては「自閉症・痴呆」「話せない・歩けない・走れない」といったデマを流し続けていた。そのいっぽう、秋篠宮家については、紀子妃をメインに歯が浮くような絶賛の書き込みを続けていた。このアンチ東宮と言われる人たちには、いくつか目立つ特徴があり、紀子妃実父(川嶋辰彦氏)と繋がりがある集団に属する人たちなのではないかと推測されていた。その特徴や推測の詳細は別の機会に譲る。彼・彼女らがネットで展開した凄まじい言葉の暴力は、やがて雑誌メディアや白昼のTV番組にも移っていった。

美智子皇后が漏らした「やはり皇太子に継がせたい」という言葉


▲週刊新潮2006年9月28日号

悠仁親王が誕生して間もない2006年9月21日、週刊新潮に、<「やはり皇太子に皇統を継がせたい」と漏らされた「美智子皇后」のご心痛>という記事が載り、読者は首を傾げた。「やはり皇太子に継がせたい」とは? いくら秋篠宮家に親王が誕生したとはいえ、皇位継承1位は皇太子殿下であることに変わりはないはずなのに、まるでそうではないような口吻である。記事本文には、こう書かれていた。

(引用開始)親王誕生直後、天皇陛下がごく親しい人物に内々にこんな話をされている。「美智子も親王の誕生を大変喜んでおりますが、美智子はやはり皇太子の系譜に皇統を継がせたいと申しているんですよ。私も歴史の流れをみるにそう思いますが……。美智子は親王誕生の)色々なテレビを見ておりまして、雅子さんのオランダ静養の様子が映ると、“どうして産めないのかしら”“病気はどうなのかしら……”と、心配しております」「本当に家庭というものは色々とあって大変です」とのこと。(引用ここまで)

なるほど、「皇太子に皇統を継がせたい」とは、「皇太子(の系譜)に皇統を継がせたい」という意味で、タイトルは(の系譜)を省略しただけということなのだろう。そうであれば納得がいく。しかし、親王誕生前後から始まった激しい「廃太子バッシング」「東宮ご一家バッシング」を目撃している者には、誤解を招きかねない文章だ。まるで、親王誕生によって皇太子殿下が皇位継承を譲ることが内々に共有されており、美智子皇后がそれを嘆いているかのような。この記事タイトルは、そうした誤解を招くことを意図しているようにも感じられる。のちに週刊新潮がスクープした「水面下の企み(皇太子殿下が即位後早々に退位し悠仁親王が皇位を継ぐ)」の、前バージョンとなる(親王が誕生すれば皇太子殿下は皇位継承を秋篠宮家に譲る)という密約が、内々で交わされていたかのような。この記事は次のように続き、読者の誤解をさらに強めることになる。

(引用開始)皇室ジャーナリスト松崎敏弥氏「美智子皇后は、紀子妃のご懐妊が発表された今年2月、親しい方に、“陛下の苦しい胸中を察して、秋篠宮夫妻が決断してくれた結果よ”と、ご心中を吐露されています。しかし、秋篠宮家の決断の下敷きとなったのは皇太子のご覚悟でした。1年ほど前、両陛下と御所でお会いになった皇太子は、雅子妃のご病状を報告され、“今、第二子の誕生は難しいと思います。それゆえ、秋篠宮に第三子が誕生することについても気にしてもらうことはありません”と述べられたそうです。つまり、皇太子は、皇統が秋篠宮家に移っても構わないと、ご覚悟を伝えられた。これを耳にした皇后は非常に驚かれたと聞いています」(引用ここまで)

 やはり、皇位継承にかかわる内々の密約はあったのだと思わせる内容だ。「皇太子は、皇統が秋篠宮家に移っても構わないと、ご覚悟を伝えられた」とあるが、皇太子さまが率先してそのようなことをおっしゃったのではないだろう。雅子さまが第2子(男子であることが絶対条件)を生む努力をしないのであれば、弟嫁に第3子(男子であることが絶対条件)を生ませるがそれでいいか。その場合、皇統は秋篠宮家に行くことになるが、その覚悟はあるのかと迫る言葉に、東宮ご夫妻は追い詰められていたはずだ。必ず男子を生むということが何を意味するのかは別トピックに譲るとしてここでは深追いを避けるが、雅子さまの心身はそうした男子懐妊の強要に耐えられるものではないことを皇太子さまはよくよく理解されていて、先のような言葉になったのだろう。こうした内々の密約(秋篠宮家への皇統の移譲)を盾に、秋篠宮家の暴走はエスカレートしていったと思われる。無駄にお金をかけた華美な服飾、頻回に行われる大規模な海外旅行、実体のない紀子妃の博士号取得、お子さんたちの著名校への不正入学、半蔵門の使用、悠仁親王の前例をみない報道規制などなど、権力を握った成り上がりが夢中でそれを味わうかのようなふるまいが、親王誕生後もう10年も続いているのである。

紀子妃と懇意の『週刊朝日』が表紙に大きく刷り込んだ「廃太子」の文字


▲『週刊朝日』2009年7月17日号

紀子妃と特別な関係にある皇室記者がいることで知られる朝日新聞社発行『週刊朝日』は、2009年7月17日号の表紙に、こんな大見出しを載せている。天皇の級友が進言! 皇太子さまの選択肢は「別居治療」「離婚」「廃太子」--愛情いっぱいに幼い愛子さまを育てておられた皇太子ご夫妻、深い理解と愛をもって支えあっておられたご夫妻に、なんと無礼な、なんと非人間的な仕打ちだろう。

秋篠宮家と懇意の”デヴィ夫人”が「廃太子」署名を呼びかけ

北朝鮮や秋篠宮家と懇意であることが判明している”デヴィ夫人”が、皇太子さまを「廃嫡」し、「皇太子位を秋篠宮文仁殿下へ移譲」する署名運動なるものを始めるとブログで宣言したのは、2011年11月のことである。


▲デヴィ夫人が始めた「皇太子位を秋篠宮様に移譲することを求める請願書」への署名の呼びかけ


▲デヴィ夫人は秋篠宮家と懇意とする書き込み(2ちゃんねる「既婚女性」2012年4月)


▲『デヴィ・スカルノ回想記』(2010年10月草思社刊)より引用。日本・インドネシア交流50周年記念パーティ(2008年)での撮影。

紀子妃実父と繋がる宗教学者が「皇太子殿下、ご退位なさいませ」と呼びかけ

 『新潮45』2013年3月号には、皇室のことなど専門外であるはずの宗教学者・山折哲雄氏が書いた「皇太子殿下、ご退位なさいませ」という記事が掲載された。いったいなぜ山折氏がそんな記事を書くことになったのか謎だったが、山折氏はとある財団で紀子氏実父とつながりがあることがわかった。川嶋氏からなんらかの影響、示唆を受けて執筆することとなった可能性は否定できないと思われる。


▲『新潮45』2013年3月号


▲山折氏と紀子妃実父(川嶋辰彦氏)の繋がり

廃太子を諦め、「即位後の早期退位」に方向転換

秋篠宮サイドがどれだけメディアを使って騒ぎ立てても、立太子の礼を経て皇太子になられた方を廃太子にするなどということは不可能だ。皇室典範にそのような規定はないうえ、皇太子さまは立派に皇太子としての務めを果たしておられ、ヨーロッパ王室とも深い信頼関係で結ばれている。内外に認められ敬愛されている皇太子殿下を廃嫡にするなどということが起これば、日本国の信頼は大きく揺らぐことになる。そんなことを政府も国民も許すはずがない。
しかし、さすがに廃太子は無理と諦めても、秋篠宮家へ皇統を移すことだけは諦めるわけにはいかない事情があるのだろう。「いったん即位させ、その後に早期退位させればいい」と戦略は変更された。2013年の新潮スクープと、今年7月のNHKスクープは、その戦略の変更を示している。2つのスクープ内容は矛盾するところが無く、外見は大きく違って見えても、同じ結果(秋篠宮家への皇統移譲)を導き出すことが可能なものとなっている。

<新潮スクープ:2013年6月>
新潮がすっぱ抜いたのは、皇太子さま登極後に早々に退位させ、その後、秋篠宮を飛ばして悠仁親王に即位させるという筋書きが皇室内で企図されているということだった。宮内庁の風岡長官が2013年2月、安倍首相に「徳仁天皇の生前退位と、それを受けて悠仁親王を即位させるために、秋篠宮が即位辞退する」ことを可能とする皇室典範改正を提案したとする記事が、同年6月に『週刊新潮』に掲載された。「すべて天皇、皇后両陛下の思し召しで、天皇・皇太子・秋篠宮の三者による頂上会談でも話し合われ、納得されている」と宮内庁幹部が解説したとされている。このすっぱ抜きを官邸も宮内庁も全否定し、記事修正を求めたが、新潮は「機密性の高い水面下」で「極秘プラン」が実際に進められていることは事実であるとし、今に至るも修正には応じず謝罪もしていない。

<NHKスクープ:2016年7月>
NHKが天皇陛下の「生前退位」をスクープしたのは7月13日午後7時のニュースで、当日夜に宮内庁はこれを全否定したが、それを無視するかのように多くのメディアが「生前退位」をトップニュースとして扱った。翌14日からのTV番組や新聞、雑誌の多くは、生前退位となれば皇太子が空位となるので、皇統を維持するためには秋篠宮を皇太弟とし、悠仁親王への皇位継承を確実にする必要があると書き立てた。生前退位と皇太弟をセットにして皇室典範改正がなされれば、新潮が2013年にスクープした「水面下の極秘プラン」が現実のものとなりえる。というより、「水面下の極秘プラン」を実現するために考え出されたのが、「生前退位」スクープだったと言えるのではないか。

皇室典範が現行のままであれば、皇太子さまの即位と同時に秋篠宮家は傍系の宮家となり、内廷皇族は新しい両陛下と愛子内親王のみとなる。「皇太子さまの次は愛子さま」、それが新しい時代の希望にもなると考えている多くの国民は、愛子さま皇太子を実現するための典範改正を希望するだろう。そうならないように、今上天皇ご在位のうちに秋篠宮家への皇統移譲を確実なものとしなければならない、と考えているはずだ。ネットに巣くう東宮バッシング勢力は、天皇の政治介入が憲法違反であることを知ってか知らずか、「(廃太子の)ご聖断を」と、この10年間倦まずたゆまず言い続けてきた。無知蒙昧な人々の世迷いごとと嘲笑されてきたが、生前退位が皇太弟とセットで実現されれば、ありえないはずの「ご聖断」が現実のものとなる。秋篠宮家への皇統移譲というご聖断である。

皇太弟とセットの「生前退位」典範改正は、民意を欺く「憲法違反」である

秋篠宮を皇太弟とすることを天皇が希望すれば、誰の目にも明らかな憲法違反だが、「生前退位し、皇太子さまに譲る」という意思表示であれば、憲法違反という印象は限りなく小さくできる。「もうご高齢なのだから」「皇太子さまにできるだけ早く即位していただきたい」という国民の優しさや次代への希望が、「天皇の憲法違反」から目を遠ざけてしまう。生前退位のオマケに「皇太弟」がセットで付いてくることや、それが何を意味するかについては、できるだけ国民に気付かせないようにコトが運ばれようとしている。

日経新聞の世論調査では、生前退位に77パーセントが賛成するのと同時に、「女帝(女性皇太子)の検討を」という声が8割にものぼる。当然ながら、皇太弟以前に、愛子さまを皇太子とする典範改正が議論されるべきなのだが、7月14日以降のメディア(新聞・雑誌、TV番組)でそれに言及したものはほとんどなかった。御用学者が「秋篠宮」「皇太弟」を連呼するばかりだった。

注目されるのは、新潮スクープ時に書かれた「すべては天皇、皇后両陛下の思し召しで、天皇・皇太子・秋篠宮の三者による頂上会談でも話し合われ、納得されている」という説明とほぼ同じ説明が、この生前退位についてもなされていることだ。「頂上会議」で話し合われていた「極秘プラン」は、その後検討が重ねられ、より国民が納得しやすいもの、政府を欺けるものに変化を遂げた。こっそりと「皇太弟」をセットにすることで、政府が激怒し国民も呆れ果てた「雅子さまがダメなので~悠仁親王即位へ」という意味不明のプランから、国民が大賛成し政府も困惑しつつ検討せざるを得ない「生前退位」プランへ進化したわけである。

秋篠宮サイドと宮内庁の一部にとって、秋篠宮家へ皇統を移し悠仁親王の即位を実現することは、何がなんでもやり遂げねばならない至上命題であるようだ。そのために、東宮ご一家を支持し、女性皇太子・女帝を支持する”厄介な”国民世論をどう誘導し、どう無意味化するかだけを考えてきたと思われる。民意を汲むのではなく、民意の操作誘導である。ここに至って天皇は、「国民統合の象徴」とは言い難いものに変質してしまったと言わざるを得ない。

(参照記事)
・天皇陛下の生前退位について、真逆のニュースが錯綜
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/b5a68b9678006be2d1619177ab836cdf
・検証:週刊新潮「『悠仁親王』即位への道」記事の信ぴょう性について
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/6e141dbbebce07a0ef7abde0486543e8
・検証:週刊新潮「『悠仁親王』即位への道」記事の信ぴょう性について(2)
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/fc383b8368a150b06fa53dbb9f38beaa

【初出記事:2016年7月26日】
天皇陛下の生前退位トピックに投稿されたコメントから、秋篠宮を皇太弟に(=秋篠宮家による皇室のっとり)という企みに関連して書かれたものを抜粋、転載させていただきます。このままでは、秋篠宮天皇、悠仁皇太子、さらに眞子佳子内親王2人ともが女性宮家当主になるという、日本の皇室にとって最悪のシナリオが現実になってしまいそうです。この企みは、宮内庁がマスメディアを操作し、国民を「生前退位」賛成に誘導することにより、国民自らが選択するように仕向けられているようです。悪夢が現実となってしまったら、どんな恐ろしい日本になってしまうことか。この問題について、さらに掘り下げた議論や、秋篠宮家に皇統が移る是非についてなど、自由に書いていただければと思います。

 以下、投稿コメントの転載です。

キナ臭い (怒りの八朔) 2016-07-14 09:11:32

産経新聞によると、定年制=生前退位を勧めたのは秋篠宮さまということ。こうなってくると、これはかなりキナ臭いというか謀略のような気がします。なぜなら、今上陛下はすでにご高齢なので、数年先を前提とした皇室典範改正議論は実質的にはあまり意味がありません。しかし、秋篠宮家にとっては意味は違ってきます。生前退位の前例を作っておけば、自分(秋篠宮)の在位期間を少しでも長くするために、兄に退位を迫ることができます。また、皇室典範改正議論がすすめば、皇太弟という条項を加えさせることも、眞子・佳子様のための女性宮家の創設をゴリ押しすることもできます。皇位継承を人為的に操作できないようにするために、生前退位が封じられているのだと思うのですが、今の流れだと秋篠宮家が丸もうけするための生前退位にしか見えません。しかも、それを画策しているのが秋篠宮さま本人だとは。きたないなー。

>「生前退位」ご意向 慰霊に区切り、影響か 議論には時間も 秋篠宮さま「定年制必要」(産経新聞 7月13日23時57分配信)http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20160713-00000571-san-soci
(本文引用)秋篠宮さまは23年11月、誕生日を前にした記者会見で「(天皇の)定年制というのは、やはり必要になってくると思います」と述べられている。こうした秋篠宮さまのお考えも、陛下には伝わっているとみられ、政府関係者は「秋篠宮さまのお考えが、生前退位のご意向に影響を与えた可能性も否定できない」と指摘する。(引用ここまで)

皇太弟なんて冗談じゃない (ベアトリス) 2016-07-14 22:27:25

続報でかき消されたようですが、朝日の記事です。
>天皇陛下、生前退位の意向 皇后さま皇太子さまに伝える
(朝日新聞 2016年7月13日21時13分)http://www.asahi.com/sp/articles/ASJ7F6DX3J7FUTIL03D.html
(本文引用)実現に向けては、次の皇位継承者を示す皇太子がどうなるかも検討課題となる。現行の皇室典範では、皇太子について「皇嗣(こうし)たる皇子を皇太子という。皇太子のないときは、皇嗣たる皇孫を皇太孫という」と定めている。しかしいまの皇太子ご夫妻に男子がいないため、皇太子さまが次の天皇に即位しても、現行規定では次の皇太子がいないということになる。天皇陛下の退位を定めるために皇室典範を改正する際は、あわせて秋篠宮さまを皇太弟とすることも検討されることになりそうだ。(引用ここまで)

これちょっとあんまりではないですか!? 秋篠宮に皇位が移ること前提の記事ですよ。思わず気絶しそうでした。さては今上、皇位は秋篠宮にとでも言ったのか!?と驚きましたが、前後の文脈を読む限りどうやら記者の作文のようです。皇太子さまが即位した場合、次代の皇太子は誰かという問題は当然浮上してきます。現状女帝の即位が典範によって定められていない以上、敬宮さまの立太子も典範改正が必要でしょうけど、だからといって当たり前のように秋篠宮を皇太弟にと断ずるのはおかしい。女帝も皇太弟も、今の典範に規定されていないという点では同じだと思います。

朝日の書き方だと、まるで女性皇族への皇位継承はないものであり、秋篠宮皇太弟即位が規定路線とでもいうような印象です。大体、皇位継承は内廷皇族に関する事柄であり、宮家にすぎない秋篠宮家がこういった話に参加しているのも変だと思います。とにかく今回のニュースには秋篠宮の影がチラチラしておかしい! つい先日アル中報道が出た秋篠宮が皇太弟なんて、認められない国民もたくさんいるでしょう。私なんかは、今上退位のニュースを聞いて、単純に徳仁天皇、雅子皇后、愛子皇太子を想像して大喜びだったのですが、秋篠宮の名前が出てきて愛子さまへの皇位継承が絶望的になるのではと考えて、恐ろしくなりました。アル中の皇太弟や、着床前診断で製造した男の子なんて絶対に認められません。

不信感 (梅雨空) 2016-07-15 13:09:37

7月13日、NHKラジオを夜10時頃につけました。「今日は、皇室から大きなニュースがとびこみましたね』そのような言葉で始まり、生前譲位を報じていました。車の中で、聞き取りにくかったので、家に帰って、ネットで早速検索したら、今度は、宮内庁が全面否定というので、二重に驚きました。7月14日、同じ時間にラジオをつけたら、昨日よりさらに明るい調子で、生前譲位を報じていました。ほとんど決まったことと言わんばかりの内容でした。葉山の静養から帰る天皇皇后に対して、葉山の住民のコメントもラジオから流れました。「陛下は、分刻みのお忙しい生活を送っていらっしゃる。いつも私たち国民の為に、お忙しい生活を送ってこられたのだから、これからはゆっくりしていただきたい」

--私は、そうは思えません。徘徊と揶揄されるような移動の仕方、突然、そのスタイルが変わるはずもないと思っております。受精卵選別による男子作成を発注した人物が、すんなり静かな生活など送らないと思うのです。あれだけ優遇されてきた秋篠宮家が、すんなり引っ込むはずもありません。なんとしても早く秋篠宮へ、そして、悠仁さんへ、マコカコさんの女性宮家の創設という思いを捨てるはずがありません。

7月15日の日経新聞に、<「生前退位」皇室のありかたを問い直す 識者座談会>という記事が掲載されました。原武史と保坂正義の対談です。この二人というのは、東宮ご夫妻に対して、トンデモ発言の人として、私は記憶しています。新聞は社会の公器のはず。偏りのない人に発言してほしいものです。特に、引っかかった場所を、引用します。

(引用開始)
原:今、自分が退位すると、皇太子も秋篠宮に譲位するなど選択の幅を広げられる。
原:摂政を置くのは皇室典範の範囲でできる。だが、天皇が公務ができないくらい重大な事態だと国民に説明する必要がある。現段階では摂政を置く理由が見つからない。(引用ここまで)

 皇太子さまから、秋篠宮に譲位されるのでしょうか。愛子様ではないのでしょうか。摂政を置くほうが、ずっと、国民には分かりやすいと思いのですが。

生前退位ニュースの影にちらつく秋篠宮の影 (anima mea) 2016-07-15 22:11:51

皆様が引用してくださった文章に目を通すと、やはり、今回の生前退位ニュースには秋篠宮家が一枚噛んでいる、という印象がどうしても残りますね。まず、ベアトリス様が引用した朝日(秋篠家と懇意ですね)の記事の一文。
>あわせて秋篠宮さまを皇太弟とすることも検討されることになりそうだ

次に、梅雨空様が引用した対談記事の文章。
>皇太子も秋篠宮に譲位するなど選択の幅を広げられる

これらの文章から、「秋篠宮よ、何をそんなにがっついているのだ?そんなに天皇の地位を早期に自分に譲ってもらいたいのか?」という疑問をぶつけたくもなります。こんなわずかな短い文章だけで、今回の騒動の背景が透けて見えてしまうのは秋篠家サイドにとってはまずいのではないですか? このニュースをNHKにリークしたのは秋篠家サイドの人間で、一種のクーデターと思われても致し方ないと思います。

秋篠宮夫妻によるクーデターかも? (レッサーパンダ) 2016-07-16 21:52:12

秋篠宮は「天皇に定年があってもいいのでは。」と会見で発言していた。今回の報道は、天皇は加齢により全ての公務ができなくなったので生前退位したいというものであり、それは秋篠宮発言の「天皇の定年」に通じるものである。それと同時に、秋篠宮を皇太弟にという話が出た。ここで思い出されることがある。

今の天皇の公務は、昭和時代から美智子さまと一緒に行動するスタイルである。平成スタイルとでも言おうか。そして皇太子の公務は、雅子さまが闘病中ということもあるが、皇太子お一人というスタイルが多いのだが、これは昭和天皇の公務スタイルである。昭和スタイルと言える。そういう皇太子の公務の昭和スタイルを、マスコミはもちろん、宮内庁(宮内庁は 天 皇 を 第 一 に支える組織)ですらも、皇太子さま、雅子さまを批判した。と同時に敬宮さまも批判した。

ここにきて、天皇の生前退位という話と同時に、秋篠宮を皇太弟にという話が出たのだが、もしそれが実現したならば、新しく天皇となった徳仁天皇は、平成スタイルではないとして批判されると、じゅうぶんに考えられる。その時、皇太弟になっている秋篠宮も、今までそうしているのだから、兄の徳仁天皇を批判しないとは考えられない。

つまり、秋篠宮は、天皇を生前退位させて、皇太弟という身位になれば、兄・徳仁天皇を平成スタイルとは違うという理由で退位させて、皇太弟である秋篠宮が天皇になることができる。だから、天皇が生前退位というリークが、秋篠宮家に近い筋から出たのではなかろうか。紀子さまは秋篠宮家への予算や職員が少なくて不満に感じているとか。今回は、秋篠宮夫婦によるクーデターのような気がしてならない。

NHKはしかるべき筋から聞いた (秘奥義礼女に似て非なる杜若) 2016-07-17 10:26:04

NHKはガセネタではあんなリーク記事は書かないと思います。皇室に近い所からの情報でしょう。この情報から皇太弟が何回も言われました。皇太弟は皇室典範を見直さなければなりません。皇室典範を見直すなら、東宮の第一子の内親王の皇太子も同時に言われないと片手落ちと思いました。つまり、東宮様が天皇になったら自然に秋篠宮が皇太弟として流れが行きそうで恐れをなしました。今のマスゴミは敬宮さまの存在を無視して皇太弟→劣悪(いや欠陥)遺伝子の親王を示しています。皇太弟をあげるのなら内親王の皇太子も同列に並べて語るべきではないでしょうか? 情報操作って恐ろしい。今の日本で、関心のない皇室なら赤子の手を捻るぐらい簡単でしょう。だってアベ政権が支持されているのを見れば。

不思議ですね (ヘリコプター子猫) 2016-07-17 10:44:51

初めての書き込みですが、こちらのように東宮派のサイトは、この生前退位の報道を「秋篠宮のクーデター」といい、秋篠宮派のサイトは「小和田家によるクーデター」と書く。どちらも語調の強いサイトは陰に美智子さまありとまで言う。今上天皇派のサイトは 比較的穏健派が多い。にわかにいろいろとみていますが、同じ出来事でこうも見方が違うかと不思議です。

ヘリコプター子猫さんへ (三毛猫) 2016-07-17 14:10:41

陰謀論ではなく、今までの事実を冷静に客観的に見てゆきたい。東宮徳仁と秋篠宮文仁は同母兄妹。しかし東宮と秋篠宮では身位が全く違う。東宮は天皇家、秋篠宮は宮家。秋篠宮は過去の記者会見において、東宮徳仁を批判している。そしてそれは一度だけではない。

秋篠宮は宮家であって天皇家の人間ではない。秋篠宮が皇太弟になり東宮となれば、秋篠宮は今以上に予算や職員を得ることができるだけでなく、天皇家と同じ扱いになるから、移動中に赤信号で止まることはないし、飛行機も上等なクラスになる等、厚く待遇されるようになる。東宮徳仁が天皇になっても、身位が東宮から天皇になるだけで特に大きく変化しない。

これらを考えるだけでも、東宮徳仁が天皇になることよりも、秋篠宮が皇太弟になるほうが秋篠宮にとって好都合で嬉しいことになる。小和田家によるクーデターではなく、秋篠宮がリークしてクーデターを起こしたという考えのほうが納得できる。

皇太子、皇太女、皇太弟 (大和なでしこ) 2016-07-19 07:24:41

皇太子と皇太女は同じ意味であるけど、皇太弟は別のレベルのことばである。子には男も女もある。だから本来皇太女は皇太子のなかに含まれるものだ。弟は子と全く違う概念である。子は一親等だが弟は二親等である。

ベルギーはボードゥアン1世には御子がいなかったので、弟のアルベール氏が推定相続人であったけれども、王太子(弟)ではなかったし、「ブラバント公」にはなれず、「リエージュ公」のまま、兄王の死去後即位した。なお、アルベール2世の即位と同時に息子のフィリップ氏が「ブラバント公」になった。また、ベルギーは1991年より長子相続となっているので、フィリップ王の即位後は、第一子であるエリザベートが「ブラバント女公」となった。

何が言いたいかと言えば、「生前退位」に伴って皇室典範を変えるにあたって「皇太弟」を作って、「女性宮家」を作りながら、「皇太女」を認めないなんて、今時世界中どこを探してもやらない、理屈に合わない馬鹿馬鹿しい変更(改悪)に過ぎないってこと。変えるんなら皇太女で、それに伴い女性宮家。それが認められないのなら、皇室典範なんて変えないで今のままでいけばいいと思う。生前退位じゃなくって、皇太子徳仁親王殿下に摂政宮をお勤め頂くということ。

小林よしのり氏の楽観に思うこと(INDEX) 2016-07-20 01:56:38

今日、小林よしのり氏のメルマガが届き、あまりに楽観的な見方に驚きました。ちょっと長くなってしまいますが、その一部を抜粋させていただきます。

(引用開始)●第180回「天皇陛下、生前退位のご意向」
 皇室典範が改正されて生前退位が可能となり、現在の皇太子殿下が即位すれば、次の皇太子がいないという事態に直面することになる。秋篠宮殿下を「皇太弟」にするというのはまず無理だ。皇太子殿下と秋篠宮殿下は5歳しか離れていない。例えば皇太子殿下が即位した後、85歳で譲位したら、85歳の天皇から80歳の皇太弟への皇位継承になってしまう。もちろん秋篠宮天皇の元号は著しく短くなるし、悠仁さまが祭祀継承の準備をする期間も当然短くなる。そして何よりも、悠仁さまが結婚されて男子が産まれなければ、皇室は消滅してしまうのだ! そんなことを、天皇陛下が望まれているわけがない。

 天皇陛下が、皇位の安定的な継承を望んでおられることに疑いの余地はない。そしてそれを叶える方法は、女性天皇・女性宮家を公認し、愛子さまが皇太子になり、佳子さま、眞子さまが宮家の当主になれるようにすること。それ以外にないのだ。生前退位は、愛子皇太子の誕生までひとつながりである。こんな手があろうとは思いもしなかった。自ら典範を改正せよとは言えないお立場で、憲法に触れないギリギリの線で、女性天皇の道まで開ける手立てを打たれたわけだ。おそるべき天皇陛下である!(引用ここまで)

 秋篠宮「皇太弟」は無理で、安定的皇位継承には愛子さまが皇太子になるほかはなという小林氏の主張にはもちろん大賛成です。しかし、今回の生前退位のリークが、愛子さま皇太子、愛子さま天皇の道を開くためのものだとは、私にはとても思えない。小林氏がここまで楽観的になれるのは、両陛下と秋篠宮を信じているからでしょうが、疑い深い私には、とても無理です。もし、両陛下がほんとうに皇統の安定的継続ということを望んでおられるなら、小泉政権下で進んでいた女帝を可能にする皇室典範改正に反対するはずはなかった。お立場上、表だって反対したわけではありませんが、反対であるという意思が示されていたことは確かです(小泉総理が引き下がったのは、安倍晋三幹事長を通じて陛下の意思を察したためと言われている)。

 このメルマガの中で、疑い深い私のセンサーに触れた箇所があります。政府、朝日、産経新聞の動きについて、小林氏は次のように書いています。

(引用開始) 7月14日、菅官房長官は記者会見で「政府では、皇族の減少にどのように対応していくかを中心に検討を行っている」と述べ、杉田和博内閣官房副長官のもと、内閣官房の皇室典範改正準備室で従来課題となっていた「女性宮家」創設を含む皇室制度について検討していることを明らかにした。
 朝日新聞によれば、首相に近い政権関係者が「女性宮家の問題は官邸で水面下で議論してきた」と言ったそうだ。不思議なことに、以前だったらこんなことがあれば猛反対を唱えて激烈に非難したはずの産経新聞が、これに全く沈黙している。小堀桂一郎が生前退位もダメだという不敬そのものの記事を書いていたが、社説としては書いていない。
 安倍政権の腰巾着で、朝日新聞よりもずっと「首相に近い政権関係者」に取材できて、官邸の「水面下の動き」も教えてもらえるはずの産経新聞が、このことについて「ならば男系だけは守れ」と書かないのだ。ということは、もう産経新聞も男系絶対固執は不可能で、女性宮家創設は既定路線だということが分かってしまったということか?(引用ここまで)

 女性宮家および生前退位について産経新聞が反対しないということは、その案が産経新聞にとって賛成できるものだからでは? 過去にも宮内庁は政府(民主党・野田政権)に女性宮家案を要望していますが、あくまで「悠仁さままでは決まっている」ことを前提にしたもので、愛子様を皇太子にする案ではありませんでした。あのときも、小林氏とその盟友である高森明勅氏はこの女性宮家案に大賛成だったわけですが、なぜ賛成できるのか私には不可解でした。

 秋篠宮家は、姉二人にそれぞれ女性宮家を創設させ、そのサポートのもとに悠仁親王を天皇にするという青写真を、決して諦めていないはず。以前の検証テーマ(下記)でも取り上げていますが、この時はまず皇太子さま即位後に早々に退位させ、悠仁親王に譲位させる、という案でした。そのために、退位(皇太子さま)と即位辞退(秋篠宮)ができるように、皇室典範を改正するという内容でした。今回の生前退位では、まず皇太子さまに即位していただき、頃合いを見計らって(これまでにも増して盛大なバッシングが行われる可能性)、皇太弟の秋篠宮に譲位する。ここで紀子妃は晴れて皇后に、ご長男は皇太子になれるわけです。それを狙ってのことではないと、誰が言い切れるでしょうか。どんな大胆なこと・あり得ないことでも、やってのけてきた人たちですよ。紀子妃の迷セリフ「私は皇后になる人です」は、この企みを表しているのだと思います。

 以下2件、宮内庁がまじめに検討し、両陛下も賛成していたという、恐るべき典範改正案について、検証したものです。
■検証:週刊新潮「『悠仁親王』即位への道」記事の信ぴょう性について
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/6e141dbbebce07a0ef7abde0486543e8
■検証:週刊新潮「『悠仁親王』即位への道」記事の信ぴょう性について(2)
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/fc383b8368a150b06fa53dbb9f38beaa

産経新聞 (あぶらちゃん) 2016-07-20 09:41:01

小林よしのり氏のメルマガ、自分があらかじめ出している結論からの逆算に見えます。

>安倍政権の腰巾着で、朝日新聞よりもずっと「首相に近い政権関係者」に取材できて、官邸の「水面下の動き」も教えてもらえるはずの産経新聞が、このことについて「ならば男系だけは守れ」と書かないのだ。

では、この記事(産経新聞7月15日付)はどう解釈すればいいのでしょう。
・菅義偉官房長官、皇族の減少「早急に対応」 生前退位の検討は否定
http://www.sankei.com/life/news/160715/lif1607150039-n1.html
(引用開始)安倍晋三首相は今年2月の衆院予算委員会で、皇位継承について「男系継承が古来例外なく維持されてきたことの重みなどを踏まえつつ、安定的な皇位継承の維持について引き続き検討していきたい」と指摘。皇室典範の改正は、男系男子による継承を維持した上で、皇族の減少への対応を検討していくべきだとの考えを示している。(引用ここまで)

女帝が即位された事実があるので、首相は「男系継承」と言っているのに対し、産経はわざわざ「男系男子による継承を維持」と“男子”を付け加えています。また両者とも「男系による継承」と言っています。小林氏はこの記事は見ていないのでしょうか?

一般の人たちの声 (夏祭り氏子会議) 2016-07-22 13:20:38

夏祭りの会合で、多くの人(50人くらい)と生前退位について話をしたので、一般世論として書かせて頂きます。生前退位に賛成の人は、9割を超えていました。「お年だから、ごゆっくりされ長生きしてほしい」という善良で優しい意見がまず賛成の理由として挙げられていましたが、それを上回って多かったのは、「次が、皇太子ご夫妻だと名言している生前退位だから」というものでした。一時期、「廃太子、秋篠宮に天皇を」と書きたてられていたのを覚えていた多くの人は、次が皇太子様だと明確にする生前退位だから、賛成だということです。たしかに生前退位を伝えるニュースは、必ず「皇太子様に譲る」という文言が入っていました。

そこで、わたくし言ってみました。「皇太子様が即位されると、秋篠宮様を皇太弟とし東宮と同格にするらしいよ」と。すると、一斉にかえってきた言葉が、それは違う!!!という言葉でした。愛子様が皇太子になられれば良い、という意見が圧倒的に多かったですが、どうしても男系継承を維持しなければならないのなら愛子様に旧皇族の子孫と婚姻していただき愛子様に即位して頂きたい、という意見もありました。

とにかく、あのタイミングで男の子を捻りだした道徳にも倫理にも反する人達が皇位に就くのだけは見たくない、というのが圧倒的な声でした。「老若男女、秋篠宮御夫妻を好きだという人に出会ったことがない」と書いた作家さんがいましたが、世間一般で私も、あの家を好きだという人に出会ったことがありません。それどころか、あんなことまでして皇位を簒奪する人が天皇皇后になる皇室ならいらないという人ばかりです。

所功氏が言ったという次の言葉ですが、
>御退位後現在の天皇皇后両陛下だけに敬愛が集まってしまって、国民が即位された新しい天皇皇后両陛下にはまったく敬愛を感じないというようなことが考えられるのでは。
>また、お兄様に尊敬の念をこめた行動を示されている秋篠宮殿下に対し、皇太弟となられる以上に、秋篠宮殿下こそが次期天皇陛下にふさわしいという国民感情が抑えきれなくなり、混乱が起きるのではという懸念があります。

 所氏は、どんな世界に住んでいるのか知りませんが、昭和天皇の喪中にニタニタ兄を差し置き婚約会見をし、そのうえ倫理違反懐妊をしたことを忘れている人は少なく、それゆえに軽蔑して嫌っている人は多いです。実際のところは、それを知っているから、皇太子御一家バッシングをさせてきたのでしょうし、所氏がこういうからには、これからその方向で報道するのだと思います。とにかく今の皇室報道はヤラセとマッチポンプで成り立っているようですから。でも、それくらいのことは、皇室にさほど関心がない人でも勘づいています。こんな汚いものばかり見せられるなら皇室なんかいらない、という声が多かったです。

 それから、出席者の中に知り合いに牧師さんがいる、という人がいました。その牧師さんいわく、「さすが美智子様。江戸時代までの、皇室が権力に関わらない時代の譲位はさほど国民意識に影響を与えなかったが、今は違う。天皇が法律改正に口出しできるという政治的関与の前例を作ることと、自分達の都合で即位や退位を動かせるという前例をつくることは、結果的に天皇と皇室の神聖を根こそぎ奪うことになるだろう。さすがキリスト教を分かっておられる美智子様だ。これで、兄弟間で皇位継承争いでもしてくれれば、なかんずく兄を汚いバッシングで追い落とし弟が皇位につくなどというスキャンダルをみせてくれれば、皇室の権威も地に落ちる。さすが美智子様だ」??

 週刊誌で「天皇は秋篠宮と悠仁様への皇位継承を確実にしたいから、それを見たいから退位する」と書かれているのに、なぜ男系男子派の安倍官邸が渋っているのかと疑問に感じていましたが、法改正に口を出したり自分達の都合で皇位継承を決定したり、そのためにネガティブキャンペーンを張ったりすれば、たしかに皇室の権威も神聖もなくなりますもんね。そして、それを狙っている他の宗教があるのですもんね。男系男子派にとっては、男系男子も重要でしょうが、それも皇室あってのものであり、そもそも皇室の権威や神聖が無くなってしまえば、意味がない。だから男系男子派の人の多くが、生前退位に反対なんだと腑に落ちました。

 夏祭りの相談会の人達の話に戻りますが、皇位簒奪を見せつけられてまで皇室が必要か?と思う人が多いことを、政府はというか男系男子派の人は心に留めるべきだと思います。今回、政府筋のものとして紹介されていたコメントで感銘を受けたものがあります。「公務や務めは、量より質で、いて下さるだけで有り難いというもの。」--政府筋がどの筋かは判りませんが、いたってマトモな感覚で、だからこそ生前退位に反対なのだと思いました。このマトモな感覚を、他にも適用させて欲しいです。

 男の子がいる家だけが繁栄すればいいという時代ではありませんし、父(家長)を亡くした娘が追い出されるように見えることも心情的に良くありません。病気の妻がいることで、子供が女の子だということで、皇太子様のお立場が抹殺されることがないよう、心から願っています。

 それから、INDEX管理人様が懸念されている「楽観主義的すぎる小林氏」と、ゴー宣道場の高森氏は、女性天皇論を曖昧にする瓶のフタのような存在だと思っています。特に高森氏は、皇太子御一家の武蔵野陵御参拝や伊勢神宮御参拝は記事にしないのに、佳子様の伊勢神宮参拝や眞子さま佳子さまの名をあげての女性宮家には賛成されてます。だから、お二人とも肝心な時には、女性天皇を含んだ皇位継承議論を提起されないんだと思ってます。生前退位のための皇室典範改正が議論されているときに、それを議論しないで何時するのですか? 瓶のフタのように思います。

所氏の欺瞞を見抜いたと思われる田中卓先生 (anima mea) 2016-07-23 22:14:01

 陛下の生前退位ご意向ニュースから10日ほどたちましたが、巷では秋篠宮シンパが出張って必死に「今すぐ皇太弟を!秋篠宮天皇夫妻の方が国民の支持を得られる!」と寝ぼけたことをほざいているようですね。偏った見解ばかりが一方的に垂れ流されることで、かえって国民の多くが秋篠宮家の怪しさに気付いてしまっていると、いつになったら気付くのでしょう。

 先日、所功氏と対談した小林よしのり氏のブログ記事を参考に挙げさせていただきましたが、その対談が掲載された週刊ポストが発売になったようです。時間があれば中身を確認したいと思っていますが、その対談記事を読んだ田中卓先生が、小林氏に接触を図ったようなのです。以下、小林氏のブログ最新記事(2016年7月23日、ttps://www.gosen-dojo.com/?page_id=906)から文章を抜粋させていただきます。

(引用開始)田中卓先生から電話があった。週刊ポストの所功氏とわしとの対談を読んで、連絡してくれたのだ。田中卓先生と言えば、神武天皇の実在を徹底的な史料検証で証明したおそるべき古代史の大家である。(中略)田中先生は所氏の「女系がダメだとは言わないが、どちらかと言えば、男系優先」という本音を見破っていて、そこが現れた部分が気に入らなかったようだ。「もうそんな事態ではない」という考えは、実はわしとまったく一致する。男系絶対固執の観念は、日本の伝統でも何でもなく、支那の「男尊女卑」の観念である。「男尊女卑」の観念だけが残って、「皇統」が断絶するのでは、話にならない。92歳になって「これからは世界的に女性の時代なのだ」と明言することができる田中卓先生の感性には本当に驚く。わしも90歳過ぎても、懐古趣味に陥らない、時代の潮流を見誤らない感性を維持できるかどうか?頑張らなければならない。(引用ここまで)

 田中卓先生は変わらず「敬宮様を皇太子殿下に」という素晴らしい見解をお持ちなのですね。そして田中先生は、所氏の欺瞞を見抜いています。小林氏も何となく「わしと所氏は考えが合わない」と感じている部分もありそうです。この点は詳しく対談記事を読んでみないといけませんが…。所氏のように態度をコロコロ変節させるように見えてしまう、信用できない人を重用するより、田中先生のような方こそもっと有識者として表に出て色々語っていただきたいものです。

週ポストの先読み記事 (ゆきのした) 2016-07-24 02:59:58

ちなみに週ポスの先読み記事がこちらにあります。↓
・生前退位 ここまで陛下を追い詰めていたと国民気づく
http://news.infoseek.co.jp/article/postseven_432384/

人間関係は合わせ鏡 (浮渦) 2016-07-24 08:24:59

読むだけでしたが、堪らずに少しだけ書き込みます。
>ちなみに紀子さまが、実態にあった予算を、や、優秀な職員をつけてほしいのになぜしてくれないのでしょうか、ということを前から言われていたそうです。

秋篠家に優秀な職員を配しなかったわけではない。彼らが使いこなせなかっただけなのです。彼らを直に拝することのできる方からの話です。東宮家の職員は、心からお仕えしようとしている。仕事だからでなく、東宮ご一家に心服し、そこで働くことを誇りに思っているからです。運動会の時など、SPが我が子のように敬宮さまの活躍を喜ばれるそうです。雅子妃は自分が病気の時でも、献上品があれば職員にお裾分けされる心配りを忘れないそうです。秋篠家がどのように職員を使うか、週刊誌にリークされた通りだそうです。優秀な職員ほど「なぜこんな人に仕えなきゃいけないのか」と思うでしょう。

お金だって、絶えず新調している酷いセンスのドレス。子供たちを裏口から入学させるための費用。マスコミを懐柔するための費用。そんなことに使われては堪りません。雅子妃の痛ましいほど着回しされているドレスの話題は、ここでも出ました。優秀な嫁を貰うことはすごい含み資産。敬宮さまの教育にあたって、雅子妃の存在は何人もの超優秀な家庭教師がいる様なもの。その成果が今の敬宮さま。決して金を膨大につぎ込んでいるわけではないのです。比べて、秋篠家のお子たちの目を覆うばかりの育ち方。もし週刊誌が事実を書けば、凄いことになるでしょう。

所氏と安倍晋三氏は変節というよりも (老) 2016-07-24 12:54:35

所功氏については変節漢というよりは、良くも悪くも天皇・宮内庁の御用学者なんです。天皇・宮内庁は絶対に無謬なんだと一生懸命に理屈をこねくり回しているように感じます。生前退位をめぐる発言からもそれが分かります。だから、秋篠宮妃が懐妊されるまでは、古川貞二郎氏(小泉総理による有識者会議の事務方責任者)の『私の履歴書』によると、宮内庁が10年間にわたって女性・女系天皇実現に向けて研究を重ねた結論の実現に向けて、所功氏も努力されていました。

ところが、湯浅利夫宮内庁長官が、「秋篠宮家に第三子を」と発言されて、実際に秋篠宮妃が懐妊されると(陛下のお許しがでたとの報道もありました)、天皇・宮内庁の真意が女性・女系天皇実現にはないと考えたのだと思います。だから、所功氏が悠仁親王までは皇統は確定していると発言されるのも仕方のないことだと思います。ただ、所功氏の主張する悠仁親王を支えるために、内親王限定の女性宮家を創設して、その子孫にも将来的には継承権(女系容認)をとの考え方は、単に、皇統を東宮家から秋篠宮家に移るだけですが。

今では男系維持派と見られている安倍晋三氏も、八木秀次氏によると、小泉総理による典範改正の動きが強まるなかで、官房長官(典範改正案の国会答弁の責任者)だった安倍氏に男系維持の重要性を訴えたところ、「一応、総理に伝えておくけど、もう総理が決断されたことだから」と、答えたそうです(朝日新聞に載っていました)。秋篠宮妃の懐妊までは、安倍氏も小泉総理による典範改正を支えるつもりだったのです。あの段階で法案提出を断念されたのも仕方のなかったことです。

小林よしのり氏は、この点をどう考えているのか。小泉総理による女性・女系天皇実現を阻んだのは、男系派でもなく、安倍晋三氏でもなく、湯浅利夫宮内庁長官の発言であり(どうして宮内庁自身の研究の成果を否定したのか)、秋篠宮妃の御懐妊(陛下のお許しによる?)であったことを。

■日経世論調査:「天皇の生前退位を認めるべき」77%、「女帝について検討するべき」80% 

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日本経済新聞社が7月25日、天皇の生前退位について世論調査を行った結果を明らかにした。それによると、生前退位を認め新しい制度をつくるべきとする意見が77%にのぼった。併せて、女性天皇や女性宮家について検討するべきかを訊ねた結果は、「どちらも検討すべき」が59%、「女性天皇は検討すべき」が21%、「女性宮家は検討すべき」が5%という順だった。つまり、「女性天皇について検討するべき」と考えている人は80%にのぼることがわかった。「(女性天皇、女性宮家)どちらも検討すべきでない」とする回答は8%と、1割以下だった。


▲「女性天皇について検討するべき」と考える人は80%にのぼる。
 (日本経済新聞2016年7月25日朝刊2面:「本社世論調査」より引用)

生前退位を報じたテレビ・新聞のほとんどが、皇太子さまの次の皇位継承が問題になるとして、秋篠宮の名とともに「皇太弟」を取り上げたが、女性皇太子・女性天皇について、つまり次代の天皇陛下のご長女である愛子さまについてふれたメディアは皆無に等しかった。愛子さまのご存在は、あって無きがごとくに扱われたのである。

日経新聞も同様で、7月15日に<識者座談会 「生前退位」皇室のありかた問い直す>として、保阪正康氏と原武史氏の対談記事を掲載したが、「(天皇陛下が)今、自分が退位すると、皇太子も秋篠宮に譲位するなど選択の幅を広げられる。」などと原氏が語り、保坂氏も「天皇は日ごろから、皇太子と秋篠宮に慰霊と追悼の気持ちを理解してほしいと考えていた。それが達成されたという自信が持て、2人の息子も父親の気持ちを守るという了解ができているのだろう。」と語るなど、秋篠宮の名前は頻出するものの、愛子さまのお名前はまったく出てこない。

その後の日経新聞の生前退位に関する記事も同様だった。それが、今回の世論調査では、なぜ女性天皇・女性宮家についての質問をもうけ、調査対象としたのだろうか。当該記事には、この設問に関する前書きとして、「皇室を巡っては、安定的な皇位継承や皇族の減少に対応するため、女性天皇や女性宮家を求める声がある。」と書かれている。あくまでも筆者の推測だが、皇位継承に関する秋篠宮皇太弟連呼記事について、「皇太弟を云々する前に、女性皇太子を検討するべきではないか」という意見が読者から多数寄せられたのではないだろうか。読者からの指摘を待つまでもなく、それは当然のことなのだが。

他の新聞社もまっとうな世論調査をすれば、圧倒的多数の国民は「皇太子さまの次は愛子さま」と考えていることが明らかになるだろう。しかし、宮内庁はそれを重々承知のうえで、いや承知しているからこそ、生前退位のリークと同時に、御用ジャーナリストやTV番組に「秋篠宮皇太弟」を連呼させたはず。愛子さまの立太子を国民がどれほど望んでいるか世論で示されても、そう簡単に引き下がるはずはない。世論誘導の情報操作は、これから本格化すると考えたほうがいい。

友人の一人は、「民意のとおりに政策が進められたことなど一度もない」と吐き捨てる。過去記事(↓)で取り上げたNHK世論調査でも、愛子さまを想定した女性天皇賛成は77%に達していた。しかし、その後、どのような進展をみたかは、ご承知の通り。

■検証:皇位継承に関する世論調査--女性天皇賛成は77%(2009年、NHK)
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/3310711a64309e85b56576c2054f5bd2

天皇の生前退位については、天皇の強い意向と多数の国民の支持ということで、政府も動かざるを得なくなる可能性がある。一方、皇位継承についてはどうか。菅官房長官は、生前退位とは別の話であることを断ったうえで、「皇族の減少にどう対応するかについて、内閣官房皇室典範改正準備室を中心に検討している」と明言している。おそらく今後、生前退位の可能性と皇位継承の新しいあり方については、同時進行で検討が進められることになるだろう。生前退位だけを民意を得たからとゴリ押しし、皇位継承については国民が支持する女性皇太子ではなく皇太弟でなどという「民意のえり好み」は、決して許されない。皇室の今後に不安をいだく多くの方々とともに、注意深く(疑い深く)、見守っていきたい。
                                             (「皇室問題INDEX」管理人)

■自由に語ろう! 生前退位の「お言葉」と、その「報道のされ方」の疑問点・問題点について

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8月8日午後3時から、「お言葉」を述べる天皇陛下の姿が一斉にTVに流れ、その前後には異例の大型特集が組まれた。10分程度の「お言葉」の後、安倍首相のコメント、与野党の反応、市井の人びとの感想などが報じられた。政治家たちは一様に「重く受け止めたい」と低姿勢を示し、一般人の枠では「おいたわしい」「国民のことを思ってくださっている」「涙が出た」などと、好意的な人ばかりが登場した。TV局の進行担当者、コメンテーターも例外なく神妙な面持ちで、「お気持ちを重く受け止めなければ」という姿勢で一貫していた。「お言葉」の内容について疑問を感じた人々もいたはずであるが、それを口にする人は誰ひとりとして登場しない。この報道の在り方に違和感を覚えた人は少なくないだろう。

■安倍首相も、野党各党代表も「重く受け止めたい」とコメント


▲安倍首相「しっかり考えていく」、二階幹事長「真剣な検討をしなければ」。


▲岡田代表「国会において静かな形で議論を」、山口代表「深く敬意を表し、心から感謝」、志位委員長「政治の責任として真剣な検討必要」。

■さまざまな”見方”を報じた海外メディア

いっぽう、海外メディアはさまざまな切り口で報じている。以下は「日テレNEWS24」からの要約引用である。

 中国中央テレビ:天皇陛下について「戦争を経験し平和を愛する天皇だ」と指摘した上で、これまでの公務などでの言動から、「安倍政権によってアジアに広がった不安を解消しようとしている」などとする専門家の見方についても触れている。

 ロイター通信:日本国民の多くが生前退位の考えに共感しているものの、安倍首相を支持する保守層が反対していると報じている。


▲ロイター通信は、国民の多くは共感しているが、安倍首相支持の保守層は反対していると伝えた。

 イギリスのBBC:「公務を次世代に引き継ぎたいと強く示唆した」と報じ、日本の法律には生前退位についての規定がないため、法改正が必要になる、と解説。

 フランスの日刊紙「ル・モンド」:安倍首相が消極的。保守層が女性皇族への皇位継承論が再び浮上するのを恐れているなどとし、生前退位の実現が容易ではない背景を紹介。

 アメリカの新聞「ニューヨークタイムズ」電子版:「生前退位は、女性が天皇となることについての論争を再燃させることになるだろう。安倍政権は女性が職場などで活躍する社会を掲げているが、この考え方を皇室にも当てはめる準備ができていると考える人はほとんどいない」と論じる。

 アメリカの新聞「ワシントンポスト」電子版:現在の法律では天皇陛下が生前に退位されることは認められていないことを紹介した上で、世論調査では77%から90%の人が生前退位に向け日本政府が新たな制度を作るべきだと答えているとしている。

 引用元の記事:陛下「お気持ち」表明 海外の受けとめは…(日テレNEWS24、2016年8月8日18:54)


■「お言葉」と「その報道のされ方」についての疑問点を自由に語ろう

ここでは、天皇の「お言葉」と、その報道のされ方について感じた疑問や違和感を、自由に語っていただきたいと思います。以下は、別トピックに投稿されたコメントの転載です(一部要約)。あなたも自由なコメントをお寄せください。

生前退位の法制定(改正)を暗に要求する会見だと感じました (anima mea)2016-08-08 17:39:29

本日午後3時から行われた陛下の会見文は、早速、宮内庁のHPに挙げられていました。(↓)

・象徴としてのお務めについての天皇陛下のおことば(平成28年8月8日)

会見をテレビで拝見しましたが、正直なところモヤモヤが晴れたとは言えない気持ちです。もちろん、陛下のおっしゃりたいことは理解できます。しかしどうしても疑問が残った箇所がありました。それは「公務削減ができない」という部分と、「摂政や代理は認められない」という部分です。

>天皇の高齢化に伴う対処の仕方が,国事行為や,その象徴としての行為を限りなく縮小していくことには,無理があろうと思われます。

陛下は上記のようにおっしゃっています。確かに国事行為については憲法に明確に規定されているので、縮小は難しいというのはわかります。しかし「象徴としての行為」は、縮小しようと思えばできるのではないでしょうか? 特に何かを観賞したり見学したりする公務は減らしても支障はないように感じます。平成の公務は、今の両陛下が数を増やしてしまったというように聞いています。そうであるなら数を減らして、昭和時代の水準に戻すことも検討すべきではないでしょうか。今後は皇族の人数も減りますし、公務削減の方向で考えるのが筋だという気がします。

なぜ陛下が「公務削減は無理がある」というお考えなのか、上記会見からはいまいちわかりません。公務を削減できない根本の理由を明らかにされていないように感じるのです(皇室利○が絡みすぎて、今更後には引けない状況に追い込まれているとしか思えないのですが…)。また陛下は、

>天皇が未成年であったり,重病などによりその機能を果たし得なくなった場合には,天皇の行為を代行する摂政を置くことも考えられます。しかし,この場合も,天皇が十分にその立場に求められる務めを果たせぬまま,生涯の終わりに至るまで天皇であり続けることに変わりはありません。

ともおっしゃっていますが、このコメントからも「どうしてそこまで頑なに摂政を拒否するのか?」という根本の理由が見えてきません。たとえ病気などが原因で国事行為や公務ができず、摂政や臨時代行を立てることになってしまったとしても「天皇」は「天皇」です。公務ができる、できないで天皇の地位が決まるものではありません。

もし陛下が「国事行為や公務の数や遂行可能性」で天皇の地位が決まるとお考えなら、私はそれは違うと申し上げたいです。いったい何のための摂政の規定なのか? そして国事行為臨時代行に関する法律も、いったい何のために存在しているのか?

陛下は会見の終わりの方で「天皇は国政に関する権能を有しません。」と言及されています。しかし私の印象では、陛下は現行法の規定を遠回しに否定し、遠回しに「天皇が生前退位できる法を作ってほしい」と要求を出され、消極的に政治的発言をしているように思えてなりません。私自身は、

・象徴としての公務で必要性の薄いものを減らしていく。
・現行法の規定(摂政、国事行為臨時代行)で皇太子殿下に天皇の役割を果たしていただく。
・陛下は天皇の地位のままでご静養していただく。

という方法で十分ではないか、という考えに変化はありません。なお、陛下は会見の最後をこう締めくくっています。

>これからも皇室がどのような時にも国民と共にあり,相たずさえてこの国の未来を築いていけるよう,そして象徴天皇の務めが常に途切れることなく,安定的に続いていくことをひとえに念じ,ここに私の気持ちをお話しいたしました。

皇室の安定的継承を考えるとすると、やはり女性天皇の検討は避けられないと思いました。陛下がどういうお気持ちでこう述べられたかはわかりませんが、どこかの民放に出ていたコメンテーターが「女性天皇を含めての検討」と言及していたことが記憶に残りました。

日本国民の多くは、陛下のお考えに同情して生前退位賛成派が大多数となっているようです。私も今上陛下に限り適用される法律であれば賛成できなくはないですが、後世の天皇を拘束するような法改正であるなら反対です。

わがまますぎる (にゃーこ)2016-08-08 21:21:10

今日のお言葉、個人的には不愉快な思いでした。自分は伝統の継承者だと主張しておきながら、大喪の礼や殯宮を全面否定するようにもとれる発言や、そもそもの継承についての異議申し立てをするところ、あまりにも都合がいいというか、勝手だと思います。

誠心誠意とか、一生懸命とか、政治家が選挙において自己主張するような形容が多いことにも、うんざりします。どこまでも「自分、自分」な人であることが、はっきりと見てとれます。自分が高齢化社会の先駆けとしての範を示すような態度も、勘違い甚だしいのではないでしょうか。どこまでも庶民気取りです。

世間では、ご高齢によって負担が大きいのだから退位されたいのは当然という反応が多いようですが、それなら、もっとストレートにお話されればいいのです。皇室典範ではいけないことになっているが、負担が大きいので実質は皇太子殿下に譲りたい、と。おそらく誰も反対はしないでしょう。

生前退位ということへのあまりにも強いこだわりは、高齢による負担というだけではない理由があるとしか考えられません。たとえば、誰もしていないことをしたい、ということ。また昭和天皇のやり方とは違うことをしたい、ということ。

ささいなことかもしれませんが、気になった言葉があります。二度の外科手術…に続いた部分です。「私のあとを歩む皇族にとり良いことであるかにつき」--これ、どうして皇太子殿下ではなくて「皇族」なのでしょうか。ここまでの流れは、明らかに天皇を引き継ぐことについての話ですから、あとを歩むというのは、天皇になる人のことを指していると解釈できるはずです。つまり皇太子殿下です。この、私の解釈が間違っているのか、あるいは、大げさに考え過ぎなのか。偏った見方なのかもしれませんが、とても気になります。

そもそも、皇太子殿下について、ひとことも触れないのがおかしなことです。すでに何度も代理をおつとめになられていますし、いまも国事行為を代行されています。あまりにも個人的な感情をここまで述べているのに、まったく触れないのはどうなのでしょう。

自分がもっとも伝統を破壊しようとしているという自覚もおありではないようですし、自画自賛がはげしい、ある種の醜態のように感じます。そして先代を否定しておきながら、自分のやり方は否定しないように圧力をかけているように見えます。

公務を減らすという忠告をお聞き入れなさらないそうですが、削るのは当然ながら優先順位の低いもの。ふらふらとお出かけすることができなくなり、おもしろくもない国事行為しかできなくなるから、イヤだとお考えなのではないでしょうか。そして摂政を拒まれるのも同じで、完全に表から切り離されることがイヤなのではないかと思っています。

面倒で責任のある国事行為はしたくないけれど、楽しいお出かけなど目立つことはしたい。たとえば東京オリンピックにも臨席したい。そのために生前退位したい。ここしばらくの一連の流れを、そんな、きわめて個人的なわがままのように感じていましたが、今日の会見でやはり…と思いました。自分が口にしたら誰も逆らえないとわかっていて行われていることですから、究極のパワハラでもあると思います。

ここの記事(↓)にまとめていただいた流れは、確かにあります。
■検証:「生前退位」歓迎報道に仕組まれた、秋篠宮皇太弟(宮家による皇統のっとり)の陰謀

それと陛下のわがままは両立することで、いろいろな立場の様々な思惑が入り乱れているのではないでしょうか。おそらく政府は、秋篠宮殿下の行状や悠仁親王についての情報を持っていますし、彼らが、どれだけ危ない勢力につけ込まれやすいかと危機感を持っていると思います。絶対の権力者と同じ天皇陛下のわがままなふるまいを、どうやって制御するのか、検討していることと願っています。

(コメント転載ここまで)

■一般庶民の目で綴る「平成皇室実録」(1):平成の始まりから愛子さまご誕生まで

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平成皇室の出来事を時系列でまとめた年表を作成し、送ってくださった方がいます。それをベースに、さらに詳細な情報を付け加え、一般庶民の目から見た「平成皇室実録」を作成できないでしょうか。まずは、平成の始まりから愛子さまご誕生までを書き出してみました。
文末につけた(★)印は、ソース(情報の出所を示す資料詳細)を調査して付け加えたいという印です。そのソース調査も含め、この年表への追加情報をお寄せいただければ助かります。学者ではなく、一般庶民の目に映った「平成皇室実録」作成を目指しましょう。

■1988年(昭和63年)
 02月   礼宮さま 教授令嬢とのデート親密度 3時間も2人きりで…(『週刊現代』03月05日号)

■1989年(昭和64年)
01月07日 昭和天皇崩御。
02月24日 大喪の礼。

 04月   礼宮が皇籍離脱発言(『週刊ポスト』1989年4月7日号)
 04月   渦中の女 「浩宮妃」より先に「礼宮の恋人」(『FOCUS』1989年5月5・12日号)
 05月   スクープ 礼宮さまが学習院大教授令嬢と婚約へ(『FLASH』1989年5月9・16日号)
 08月   反対だらけだった礼宮の結婚(『女性自身』1989年09月06日号) 
 08月   礼宮「ご婚約発表」のあと 平民化に拍車がかかる「新皇室像」
               皇籍「離脱」で抵抗した成果(『週刊新潮』1989年09月07日号)
 09月   礼宮婚約スクープの裏!決め手は両親の赤坂御所訪問だった(『週刊宝石』1989年9月14日号)
 09月   ご婚約“突如内定”なぜ急がれたのか(『週刊現代』1989年09月16日号)
 09月   プリンセスを生んだ川嶋家の「血族と財産」(『週刊ポスト』1989年09月15日号)

09月12日 文仁親王(礼宮)と川嶋紀子さんの婚約内定、記者会見が行われた。

 昭和天皇の喪が明けないうちに婚約が発表される事態となったのはなぜか? 礼宮との交際中に紀子さんは堕胎手術を受けること2回に及び、これに抗議して実父の川嶋辰彦氏が東宮御所に乗り込んだ。川嶋氏と親交があった朝日新聞(岩井克己記者)と部落解放同盟の力を背景に、結婚の約束を取り付けたとする見方がある(★)。

■1990年(平成2年)
06月29日 文仁親王(25歳)と川嶋紀子さん(23歳)結婚の儀。秋篠宮家創設。
 09月     礼宮結婚フィーバー 日本はこれでいいのか!「奉祝押しつけ」の大騒ぎ報道を排す
         沸騰皇室核心論議 右と左と知識人のミカドの肖像(『週刊ポスト』1990年09月13日号)

 「秋篠宮家に万が一にも皇位が継承されることがあってはならない」という暗黙の了解が宮内庁内部で共有され受け継がれていたと(後に)報道される(★)。秋篠宮には出生の問題、紀子妃には出自の問題があり、結婚に至る経緯にも上述のような問題があり、これが一般に明らかになれば、皇位継承者としては認められないためとする見方がある(★)。

■1991年(平成3年)
02月23日 立太子の礼。徳仁親王が正式に皇太子となられる(31歳)。
10月23日 秋篠宮家に長女・眞子内親王誕生。

■1993年(平成5年)
01月06日 ワシントンポストが皇太子殿下の婚約をスクープ
皇太子さまと小和田雅子さんの婚約について海外メディアが最初に報じた。宮内庁から正式発表まで統制がかけられていたが、宮内庁記者クラブに所属しない海外メディアは報道協定に縛られないためスクープ可能だった。これを受けて国内外のメディアが一斉に記事を掲載する。

01月19日 皇室会議
8時30分から19分間行われ、小和田雅子さんを皇太子妃と内定し、記者会見が行われた。

04月12日 納采の儀
06月09日 皇太子徳仁親王(33歳)と小和田雅子さん(29歳)結婚の儀。

 ご結婚当日、雅子さまを紀子妃が鬼の形相で睨みつけていたという目撃証言多数。ご結婚前には「私の十二単をお貸しする」という発言もあり、国民を仰天させた。紀子妃は日本人とは思えない感性を、折々に垣間見せてくださいます。

 「宮中に慣れるため3年は懐妊を控えるように」と、皇太子妃美智子さまのアドバイスがあったと報じられる。(★)
 ご結婚からしばらくの間、すさまじいまでのご公務のスケジュールに、「こんな忙しくて子作りが出来るのか」という記事も書かれた。(★)

■1994年(平成6年)
02月~  雅子さまのご懐妊報道が過熱。

 この年2月に雅子さまの風邪が長引き、その後のお召し物がゆったりしたものであったため、ご懐妊報道が過熱し始める。これを受けて、ご成婚1年目の会見で、皇太子さまは「あまり波風がたつとコウノトリのご機嫌を損ねる」と過熱報道を窘められる。

05月   秋篠宮妃ご懐妊発表。12月に次女・佳子内親王誕生。

■1995年(平成7年)~1999年(平成11年)
海外で雅子さまをめぐる報道が増え始める。
 外交官出身として親善外交での活躍が期待されたが、皇位継承者出産のプレッシャーに押しつぶされているという論調。イタリア紙「沈黙する悲しみの妃」、ニューズウィーク「姿を消したプリンセス」など(★)。

不妊治療を始められたことも報じられる。
 皇太子さまの留守を見計らい、宮内庁幹部が雅子さまを訪問し、生理の周期などご体調に付き詰問することもあったという。(★)

不妊治療を理由に雅子さまの海外訪問が禁じられる。
 男子誕生を優先事項とするため、宮内庁長官により皇太子ご夫妻の海外訪問が禁じられたとの報道があった(★)。故三笠宮寬仁親王と旧皇族子孫の竹田氏は、雅子さまの能力が活かせるご公務をして頂いたほうが精神的充足感もあり、体調も良くなるのではないか。懐妊を理由とした訪問取りやめは外交上失礼ではないので、海外訪問禁足は不要との説を(後に)語っておられる。しかし、千代田側の意向として(すなわち天皇皇后の意向として)、長期にわたり皇太子ご夫妻の海外訪問は禁じられた。
 1997年(平成9年)にはシラク大統領から皇太子ご夫妻へ訪仏の招待があったが、宮内庁(天皇皇后)がこれを許さず、紀宮さまがフランスを訪問している(★)。1999年(平成11年)にはドイツにおける日本年の名誉総裁が皇太子さまであり、皇太子ご夫妻が招待されたが、宮内庁(天皇皇后)がこれを許さず、秋篠宮夫妻がドイツを訪問した(★)。

※資料:「ご成婚から20年間での外遊回数」
 昭和の皇太子ご夫妻  50回以上(正式記録が平成以降のため不正確ながら)
 平成の皇太子ご夫妻   6回 10か国(慶弔訪問含む)
 秋篠宮ご夫妻       25回 29か国(私的海外訪問の多くは含まず)

■1999年(平成11年)
12月   雅子さま妊娠5週目と朝日新聞がスクープ。30日に宮内庁病院にて流産処置。
 胎児の心音が確認できていない5週目という時期のスクープに世間は驚き、憤慨した。ごく限られた人しか知るはずがない内々のことが漏れたことに雅子さまは非常なショックを受けられたという。スクープした記者は紀子妃と特別に親しい関係にある朝日新聞社の岩井克己氏であり、リーク元は紀子妃だった可能性は否定できない。

■2000年(平成12年)
02月   流産処置から2か月で公務に復帰される。
06月16日 香淳皇后崩御。
07月   1か月の殯を経て25日、香淳皇后の斂葬の儀が行われる。

 この間、雅子さまも昼夜交代で棺に付き添われるなどされたが、斂葬の儀当日は体調が悪く欠席されたことが波紋を呼ぶ。しかし、この時実際にはご懐妊の兆候があったため、大事をとる必要があったと後に報じられる(★)。

※天皇の「眞子が女帝に」発言の衝撃
 「このまま東宮家に子が生まれなければ眞子が天皇になるしかない」と天皇が嘆いたという記事が週刊誌に掲載された(★)。皇位継承について、天皇ともあろう方がこのような軽々しい発言をなさったことに驚く。帝王学を学ばれた方の発言とは思えず。おそらくこの失言(非常に重い失言というべき)が紀子妃とそのご実家を舞い上がらせたことは想像に難くない。家長として、不妊に苦しみ苦境に立つご長男夫妻を思いやり、弟夫婦の野望を諫めるのが筋であるのに、お家騒動の火をあおるとは。なんと頼りなく浅慮な家長だろう。
 この失言はまた、天皇が女帝容認であった証拠でもある。天皇は「男でも女でも私の血筋であることに変わりはない」という発言もしておられ(★)、男系男子派から強い批判を受けた。その後こうした発言は控えられたようで、漏れ聞こえることは無くなった。

■2001年(平成13年)
03月   雅子さまに対し海外禁足を敷いた宮内庁長官退官。
     不妊治療のスペシャリストである堤教授が東宮御用掛に就任。
05月   雅子さま(37歳)ご懐妊正式発表。

 小泉首相が、ご誕生までに女性天皇を認める皇室典範改正を提案。与党幹事長も賛意を示し世論調査も歓迎するが、保守系議員と神社界の反発があり、お体に障ってはならないと、議論が鎮静化する(★)。

※ネットに「流産祈願スレ」乱立の怪
 東宮家の慶事をわがことのように喜ぶ国民をよそに、某巨大掲示板には「流産祈願スレ」が乱立。「雅子の腹に蹴りをぶっこいてくるのよ」といった信じがたい暴言の数々が日夜書き込まれた。
 御子の性別も不明なときであり、男系男子派の仕業ではありえない。「東宮家による皇位継承」という当然のことを阻止しようとする勢力の仕業であり、それによって誰が利を得るかを考えれば、紀子妃とそのご実家という見立ては成り立ち得る(★)。
 ネットで東宮家をバッシングする「アンチ東宮」と呼ばれる人々の毒々しいデビューであるが、彼らは紀子妃とそのお子さまたちを「お美しい」「ご優秀」と盛大に持ち上げる特徴をもつ。秋篠宮についてはさほど称賛するわけでもない。

12月01日 皇太子ご夫妻の第一子、敬宮愛子内親王殿下ご誕生。

 皇室最高齢の高松宮喜久子妃殿下が『婦人公論』1月22号に寄稿される。「女性が第127代天皇さまとして御即位あそばすことは日本の長い歴史に鑑みて決して不自然なことではない」--多くの国民も同じ思いだった。

※愛子さまご誕生を祝う記帳に77万人
 12月2日夕刻にもかかわらず、「新宮さまのご誕生をお祝いする国民の集い」には2万5千人以上が集まる。皇居および宮内庁が管理する施設での記帳12万人。宮内庁は記帳に訪れる人が多いため、記帳所を増やし、記帳時間を延長して対応。全国自治体、神社、大使館関係は65万人。

※第2子(男子)懐妊の至上命令
 こうした一般国民の大歓迎をよそに、ご出産間もない雅子さまのベッドサイドを訪れた宮内庁幹部は、「これで、お子さまが授かれることは証明できたので、次こそは男子を」と詰め寄ったと報じられている(★)。天皇皇后の意向を伝えたものであることは自明である。長い不妊治療の末にようやく御子を授かったばかりの雅子さまの心身は、「男子限定懐妊の強要」に耐えうる状態ではなかったはず。なぜ、そのような心無い仕打ちができるのか。皇后さまの代名詞のような”慈愛”はどこに?
 このとき「もし男子懐妊治療を拒むなら秋篠宮夫妻に依頼する」「秋篠宮家に男子が誕生すれば皇統は秋篠宮家に移るがそれでよいか」と迫られたであろうことは、状況証拠とともに前トピックで述べた。女帝容認であったはずの天皇が、なぜここまで東宮ご夫妻に男児懐妊を強要されたのか? 国民の圧倒的多数は、愛子さま誕生を「女帝誕生」として大喜びしていたのにもかかわらず。

■皇室典範改正を--国民の8割が支持する、愛子さま「女性天皇」への道。

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 8月25日、自民党の二階幹事長は「女性尊重の時代に女性天皇を認めないのは時代遅れ」という実にまっとうな発言をし、安倍政権は女帝容認へ舵を切ったかに見えた。だが案の定、翌26日に菅官房長官は「男系継承の重みを踏まえて考えていく必要もある」と述べ、政府の立場としてはコメントを控えるとした。また、間を置かず、男系男子派の常套句である「皇位継承は悠仁さままでは決まっている」という趣旨の意見が言論サイトに掲載された。しかし、どの時期に世論調査をしても、「女性天皇」支持は7-8割を占める。国民は、皇太子ご夫妻の一人娘・愛子さまのご誕生からそのご成長を見守り続け、「皇太子さまのあとは愛子さま」と当たり前に思い続けてきた。愛子さまへの皇位継承こそ国民の希望であり、これからの時代にふさわしい新しい皇室への道を開くものではないでしょうか。このトピックは、愛子さま皇位継承への道をたどります。

■安倍政権が女性天皇容認へ舵を切る?

8月25日午後7時のNHKニュース画面に「自民幹事長 女性天皇に肯定的な考え示す」という文字が大写しになり、自民党の二階幹事長がこの日行われたBS朝日の番組収録時に「女性尊重の時代に天皇陛下だけそうはならないというのはおかしい。時代遅れだ」と述べたことを伝えた。一貫して女性天皇に反対してきた日本会議に支えられている安倍政権がなぜこんな発言を? 幹事長が公の場で総理と反対のことを言うとは考えにくく、安倍総理とも菅官房長官とも十分に根回しをしたうえでの発言であると思われた。


▲意外や意外、この人物からこんなまっとうなコメントが!(NHK)


▲「女性天皇について生前退位と一緒に議論をすることが望ましい」と話す二階幹事長(日テレ)

 天皇皇后宮内庁サイドから示されていると思われる「皇太弟とセットの生前退位」要望に、官邸は「NO」という結論に至ったのか? 国内外の情勢を鑑みれば、それ以外の道はないはず。思えば、小泉政権時代に実現寸前だった女帝法案を握りつぶしたのは、安倍晋三その人だった。今後、日本会議や男系男子派からどのような圧力があろうとも、10年前の罪滅ぼしをやり遂げてほしい。

■菅官房長官は翌26日、「男系継承の重み踏まえて考える必要も」と発言

 翌26日午前の記者会見で、菅官房長官は二階幹事長の女帝容認発言について、「政府としてのコメントは控えたい」としつつ、「男系継承の重みを踏まえながら、安定的な皇位継承の維持について考える必要もある」と述べた。


▲「男系継承の重み」について述べた菅官房長官(2016年8月26日午前)(産経ニュース)

 この菅官房長官の対応は想定の範囲内というべき。たとえ官邸内では「女性天皇容認」で一致していても、それをストレートに出すわけにはいかない。二階幹事長のコメントは、最初にまず放ってみた「一の矢」であり、さまざまに反応を見ながら、二の矢、三の矢を放つ準備をしていくとみる。国民の圧倒的多数は女性天皇に賛成なのであり、後はどのような道筋でこれを実現していくかだ。声が大きい圧力団体としての日本会議、男系男子派、天皇皇后秋篠宮家と宮内庁の一部。これをどのように鎮めていくか、相当に重い課題に違いないが、国民世論の後押しがあれば、不可能ではないはずだ。

■光速で登場!「女系天皇の是非は悠仁さまのあとまで封印を」の横やり

 二階幹事長が女帝容認を述べた翌日、まさに間髪を置かずの速さで、例の見飽きた意見「悠仁親王までは決まっている」が言論サイト「アゴラ」に掲載された。

・女系天皇の是非は悠仁さまのあとまで封印を(八幡 和郎)
http://agora-web.jp/archives/2021067.html

 八幡氏は「現在、皇太子殿下、秋篠宮殿下、悠仁さまという継承順位があり、いずれも、特段の支障は認められない。」「すでに皇嗣としての教育が進みつつある悠仁さまを排除するのは著しく疑問である。」とし、「女性天皇を認めるとすれば、伝統的な男系主義で継承が出来ないとか、明らかに、不適切とかいうときに原則を拡張するのはいいと思う。しかし、従来の原則で適任者がいるのに原則を変えれば、正統性、ありがたみがなくなってしまうわけで、それこそ皇室制度の危機を招くだろう。」などと述べている。

 さて、悠仁親王は「皇嗣としての教育が進みつつある」のだろうか? 秋篠宮家の嘘で固めたメディア操作は「明らかに、不適切」なものとして国民の目に映っているのだが。

■検証まとめ:佳子さま伊勢神宮の「逆さ玉串」は見逃され、愛子さまには難癖バッシングの嵐

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この検証は、次のコメント投稿から始まりました。

■今さらの問題ですが (ずっと疑問)2016-09-25 11:49:45
佳子さまが玉串を逆さまに奉納したことをどこのマスコミも取り上げませんでしたね。素人でも神事を経験していたら、神様に向けることは知っている。天皇家は神道の家元。そこの娘が基本中の基本を知らなかった。これが愛子さまのなさったことなら、凄まじいバッシングが起きたでしょう。ただでさえ雅子妃を西洋かぶれ、祭祀を蔑ろにしていると叩いているのですから。姉妹2人とも基督教大学に入ったことも、どこも責めなかった。このことから、「秋篠家を悪く書くなという圧力が絶対ある」と確信しました。

この指摘に共感する人は少なくないでしょう。さっそく、次のコメントが入りました。

■私も驚きました (ガーネット)2016-09-25 22:45:45
私も佳子さまの逆さ玉串奉奠(ほうてん)には驚きました。しかもコートを着たまま参拝された。神宮は苦言を呈しなかったのでしょうか。もしかしたら神宮は (コートは脱ぐだろう。正しい玉串奉奠をするだろう)と思っていたけれど、佳子さまはそうはなさらなかった。ですから、あまりの非常識ぶりに驚いて何も言えなかったのかもしれません。佳子さまに神を敬う、しかも天皇の始祖神である天照大神を参拝するという心があるとは思えない所作でした。

しかし、それに疑問を呈する書き込みがあり、議論が展開していきます。

■愛子様もコートは着用されるでしょう。 (Unknown)2016-09-26 19:24:11
宮中祭祀では、寒い時期のコートの着用を良いとしています。愛子様のお誕生日は、真冬。成年後の御陵の参拝では、コートをお召しのままでしょう。皇室の神事は、一般の神道とは作法に若干の違いがあります。愛子様も玉串を自らのお手では捧げられませんでした。一般の作法が正しいと認識されると、愛子様も批判されることになるのではないですか

■皇室では逆さ玉串が正しいとでも?!(ガーネット)2016-09-26 23:04:01
敬宮愛子内親王が成人後にされる御陵ご参拝の時、非常に寒い天候であれば、もしかしたらコートをお召しになるかもしれません。でも、佳子さまがコートを着用されていた時は、極寒というほどの気温ではなかったと記憶します。だから「内宮でコートを着ているとは!」と驚いたのです。と同時に、何よりも逆さ玉串奉奠に「有り得ない!」と怒りをおぼえました。「皇室の神事は、一般の神道とは作法に若干の違いがあります」とのこと、どこがどう違うのでしょうか? まさか「皇室では逆さ玉串奉奠が正しい」とでも? 佳子さまは内宮では逆さ玉串奉奠でしたが、御陵では逆さ玉串奉奠ではありませんでしたよ。なぜでしょうね? また「愛子様も玉串を自らのお手では捧げられませんでした」と書かれていますが、いつの話でしょうか?(以下略。後述)

■ウソだーーー!!(赤福餅,うめーー!)2016-09-27 00:08:23
「皇室の神事は、一般の神道とは作法に若干の違いがあります」て、ウソだー!! 親戚で皇學館大学に入って禰宜になった兄ちゃんいるけど、その兄ちゃんが教えてくれた玉串奉奠のやり方は、佳子ちゃんがやったみたいな逆さ玉串奉奠じゃなかったよ。皇學館大学の神道学科の学生は伊勢神宮の行事に参加するって言ってた。季節に関係なく真夜中でも早朝でも真っ昼間でも就活スーツみたいなの着て伊勢神宮でやってる行事を見るんだって。だから佳子ちゃんが間違えたと思う。

この後、、(Unknown)様は「ニ礼二拍手一礼」等を持ち出し、皇室と一般では拝礼の作法が違う、よって「佳子様の玉串奉奠を間違いと断定出来ない」とさらに反論するのですが、神職にある方お二人から次の投稿があり、決着がついたようです。

■完全に間違い(某神社の権禰宜)2016-09-28 16:56:26
二礼二拍手一礼 (二拝二拍手一拝)と玉串奉奠を同時にできません。玉串を持ちながら、二拝二拍手一拝するためには、腕が4本は必要ですよ。玉串奉奠と二拝二拍手一拝は必ずしもセットで行われるものではありません。祝詞や祓詞の途中で一拝や二拝する時もあります。二礼二拍手一礼ではない神社がありますが、それは主たる祭神の違い等からくるものです。御陵と申し上げつつ、昭和帝は神として祀られて御陵におわすのです。玉串を立てる場合もあります。しかし、八脚案に逆さ玉串奉奠したのは完全に間違いです。

■神様に対する心に疑問 (山桃)2016-09-29 22:30:07
神社本庁は伊勢の神宮をトップとして日本で一番多くの神社を包括していますが、別に国と関係があるわけではなく、ただの一宗教法人です。神社本庁に属さない神社はたくさんあります。私も神社本庁とは関係ない神社の神職です。だいたいの神社は二拝二拍手一拝です。出雲大社などスサノオがご祭神のところは違いますが。玉串拝礼の作法が皇室と一般では違うかどうかは存じませんが、拍手をするしない、礼の回数がどうこうではありません。佳子さんが奉った玉串が神様に向いていなかった。それでアッ?と思ったのです。細かい作法云々というより、神様に対する時の心に疑問を持ちました。

■動画・画像で確認できる佳子さまの「逆さ玉串奉奠」

佳子さまの拝礼がどのようなものだったか、ネットにはまだ動画や画像が残っています(教えていただいた皆様に感謝)。以下のようなものです。


(1)白いロングコートで伊勢神宮・内宮へ。      (2)玉串を持ったまま一礼。ここまではよかったのですが…


(3)次に玉串を回転させ、根元を祭壇に向けるはずが… (4)佳子さまは手前に向けたまま置いてしまった。


(5)ここで気づいて直せば、まだ良かったかも?    (5)残念ながら、逆さ玉串のまま終了してしまいました。

写真の出所:ANN NEWS 2015年3月7日「佳子さま、伊勢神宮に参拝 お一人では初」

さて、この検証の主眼は、佳子さまが間違えたと批判することにあるのではなく。この検証に参加された皆さんが繰り返し指摘されていたように、秋篠宮家の子女についてはどれだけミスをしてもそれが「間違っていない」こととされ、愛子様はちゃんとしていらっしゃっても難癖をつけてバッシングされる、という事実を記録しておくことにあります。

小林よしのり氏は、佳子さまをアイドル顔負けの可愛さと褒めたたえ、女性宮家をつくり皇室にとどまるべきという主張をされていますが、
>佳子さまの手話通訳に影響受けたわし 2016.09.26(月)

私は佳子さまが女性宮家の当主となって皇室に残ることには大きな疑問を持っています。佳子さまが玉串奉奠さえちゃんとできない、大学での授業にもついていけない、つまり優秀ではないからという理由ではなく。不都合なことは隠蔽し、どんなミスやズルも無理やり賛美に変換してしまう怖い勢力に支えられている、ということが最大の理由です。そういう勢力がバックについている人、国民を欺くことに慣れてしまった人が皇室に残れば、国民は将来にわたって欺かれ続けることになります。国の最高権威である皇室が、そうなってしまうことの恐ろしさはたとえようもありません。佳子さまだけでなく、秋篠宮家の方々すべてがそうです。彼らが皇族として残ること、まして皇統を継ぐなどということになっては、日本はお先真っ暗ではないですか。残念ながらそうなってしまう可能性は決して小さくないので、国民のひとりとして、できうるかぎりの抵抗をしていきたい。たとえその抵抗が無駄に終わっても、抵抗した人たちがいたのだという記録は残ります。

■愛子さまのご参拝に関する難癖バッシングの数々

佳子さまの逆さ玉串奉奠について取り上げたマスメディアは皆無で、何も無かったことにされました。しかし愛子さまについては、何の問題もない立派なご参拝について難癖がつけられ、叩かれました。まず、次の3つの参拝ニュースをご覧ください。

【1】東宮ご一家の武蔵陵墓地(昭和天皇・香淳皇后御陵)ご参拝 2014年7月15日
愛子さま 昭和天皇の御陵などを初参拝(2014年7月15日)日テレNEWS24(ニュース記事)
>皇太子ご一家が昭和天皇陵を参拝 愛子さまは初めて(14/07/15)ANN(動画サイト)

皇太子ご夫妻と長女の愛子さまが、昭和天皇・香淳皇后の御陵を参拝された。皇太子ご一家は15日午前、東京・八王子市にある武蔵陵墓地を訪問された。愛子さまがこの春、学習院女子中等科に入学されたことに伴うもので、愛子さまは初めての参拝、雅子さまも2002年12月以来、約12年ぶりの参拝となる。まず、曽祖父にあたる昭和天皇が眠る武蔵野陵で、愛子さまは皇太子ご夫妻と並んで玉串をささげ深く拝礼された。続いて、ご一家は隣接する香淳皇后が眠る武蔵野東陵を訪れ、玉串をささげて拝礼された。愛子さまは先週、期末試験を終え、まもなく夏休みを迎えられる予定。(日テレNEWS24)

【2】東宮ご一家の伊勢神宮ご参拝 2014年7月29日
皇太子ご一家が伊勢神宮参拝 愛子さまは初(2014年7月29日)日テレNEWS24(ニュース記事)

皇太子ご一家は29日、伊勢神宮を参拝された。愛子さまにとって初めての参拝となる。皇太子ご一家は三重県の伊勢神宮で、まず外宮(げくう)を参拝された。皇太子さまはモーニング、雅子さまは薄い緑色の参拝服、長女の愛子さまは制服姿でお祓(はら)いを受けた後、正殿の手前の門の前で玉串をささげて拝礼された。昼過ぎには皇室の先祖とされる天照大神が祀(まつ)られる内宮(ないくう)を訪れ、外宮と同じように正殿の手前で玉串をささげて拝礼された。今回の参拝は20年ごとの式年遷宮が去年、行われたことを受けたもので、愛子さまにとって初めての伊勢神宮参拝となった。また、雅子さまは20年ぶりとなった参拝後、「伊勢に来たかったです」と話されていたという。ご一家は29日夜、東京に戻られる予定。(日テレNEWS24)

【3】東宮ご一家の神武天皇陵ご参拝 2016年7月21日
>皇太子ご一家、神武天皇陵を参拝(2016年7月21日) 日テレNEWS24(動画)

 皇太子ご夫妻が夏休み初日の愛子さまとともに、初代天皇とされる神武天皇陵を参拝された。愛子さまは初めての参拝。21日午後、奈良県に到着した皇太子ご一家は、駅で出迎えた人たちに笑顔で何度も手を振り、神武天皇陵に向かわれた。天皇陵ではモーニング姿の皇太子さま、グレーの参拝服を着た雅子さまに続いて、制服姿の愛子さまが参道を歩いて進み、それぞれ玉串をささげて拝礼された。ご夫妻はかねてから、愛子さまとともに、初代天皇とされる神武天皇陵を参拝したいと考えられていたということで、学習院中等科の夏休みを利用しての訪問となった。先週、天皇陛下の生前退位の意向が明らかになってから、皇太子ご一家が報道陣の前に姿を見せられるのは初めて。(日テレNEWS24)

これらの参拝について、まったく的外れな愛子さまバッシングが展開されたのです。

【1】武蔵陵墓地ご参拝(2014/7/15)時のバッシング
この参拝時には、「(愛子さまは)一人で玉串奉奠ができなかった」とバッシングされました。たとえばこんな具合です。

★ネットでの勘違いバッシング

>もうね、悠仁親王殿下と比べるなんて、厚かましい状態です。
それにしても。まさかまさかの東宮ご一家3人横並び参拝でした。よちよち歩きの子供じゃあるまいし、ご静養での駅前お手振りパフォーマンスと同じ横並びって…。神道の宗本家の暫定跡継ぎだというのに、武蔵野御陵参拝参拝でもまたやらかしちゃったんですよね。こうして、一つずついろんな伝統を壊していく、東宮ご一家。もう、そこまでされてまで、跡を継いでもらわなくてもいいんじゃないでしょうか。
(ttp://lisacerise.exblog.jp/20911734/)

>やはり玉串奉奠が出来ていなかった愛子さま 【拡散自由】
まず6歳の悠仁さまがお出来になった、縦列一人ずつの玉串奉奠を12歳の愛子さまが、お出来にはならなかった。これは確かなことです。雅子妃をセンターに、横並びでの玉串奉奠でした。
(ttp://blog.goo.ne.jp/inoribito_001/e/7e452e923b37adfc000abe449edbc97c)

しかし、実際は。あぶらちゃん様からご指摘があったように、「天皇皇后両陛下と皇太子同妃両殿下のご参拝時は、掌典職が玉串を受け取って奉奠します。ご両親とご一緒のときは、敬宮さまもそれに倣われます」ということで、宮家とは違う東宮家の作法として、まったく正しいものだったのです。
そもそも、東宮家と宮家では参拝の格が異なり、祭場のしつらえから違っています。東宮ご一家の参拝時にはお三方が並んで参拝できるように設営されており、宮家の場合は一人ひとりで参拝するものになっています(下の写真参照)。


▲東宮ご一家の参拝(2014年7月)と秋篠宮家の参拝(2013年3月)の違い。東宮家の場合はテントも玉串を置く八脚案(台)も広く大きく、奥両脇には立派な紙垂(しで)も見える。

「皇太子同妃両殿下のご参拝時は、掌典職が玉串を受け取って奉奠します。ご両親とご一緒のときは、敬宮さまもそれに倣われます」という説明は、上掲【3】の神武天皇陵ご参拝時の動画でも確認することができます。次の画像と動画をご覧ください。


▲掌典職が皇太子殿下から玉串を受け取る様子がわかるキャプチャ画像。以下は、一連の流れがわかる動画。
・(皇室)皇太子ご一家、神武天皇陵を参拝(2016/07/21)(NNN)(動画サイト)

▼こちらは、皇太子ご夫妻は立玉串、敬宮さまはそうではないことがわかる動画です。ご両親とご一緒のときはそれに倣われますが、敬宮さま単独の場合はご自分で奉奠されるはずです。(byあぶらちゃん様)
・皇太子ご一家が神武天皇陵に 愛子さまは初の参拝(16/07/21) (ANN)(動画サイト)

宮家と東宮家の格の違いは、作法においても大きいのですね。こうした誤解に基づいて愛子さまをこれでもかと叩いたことは、百歩譲って、「一般庶民は皇室の序列に基づく作法の違いなど判らないのだから、仕方がない」と言い逃れできるかもしれません。しかし、佳子さまの逆さ玉串奉奠は看過し、無かったことにするというのは?? あまりにアンフェアです。

★愛子さまには小姑根性丸出しでアラ探し、佳子さまには沈黙する情けない女性誌

この武蔵陵参拝について、愛子さまはご立派な所作で凛々しい内親王ぶりを示されましたが、ほんの一瞬、雅子さまより前に出そうになった?という瞬間があり、その瞬間を大写しにして掲載した女性誌がありました。オークリー様のご教示により、それが『週刊女性』(2014年8月6日号)と判明、記事内容は次の通りです。


▲立派なご参拝を成し遂げられた愛子さまのほんの一瞬を取り上げ、1頁大のグラビア写真で揶揄した『週刊女性』(2014年8月6日号)

(記事文から該当部分を引用)青い”ネクタイ”が揺れる学習院女子中等科の夏服の愛子さまは、玉ぐしを捧げ、ご先祖さまに深々と拝礼されたが、ちょっとしたハプニングも。昭和天皇陵の鳥居の手前で、一礼された時のこと。皇太子さま、雅子さま、愛子さまの順番で続くところを--おっとっと…。雅子さまより先に飛び出されてフライング。慣れない儀式に緊張されたのかもしれないが、7月28日から予定されている伊勢神宮のお参りは、リラックスして臨めるかもしれない。(引用ここまで)

下に再掲した動画を確認いただければすぐわかりますが、鳥居の前で一礼した後に歩き始めた一瞬のことで、ミスとまでいえるものではありません。
・皇太子ご一家が昭和天皇陵を参拝 愛子さまは初めて(14/07/15) ANN(動画サイト)

写真撮影は「撮影/雑誌協会代表取材」とあり、多くの写真が撮られたはず。そこからあえてこの1枚を選び、1頁大のグラビア写真にして揶揄したわけで、小姑根性としか言いようがありませんね。この編集部が佳子さまについても同じような対応をしたのなら、まだ納得できます。佳子さまの場合は一瞬ではなく、誰の目にもわかる明確な間違いだったわけで、同じ小姑根性で記事化するなら、「おっと、まさかの逆さ玉串!」「佳子さま、ありえない大失敗!」「初めてのおひとり参拝で緊張されたのでしょうか」といった記事にしなければおかしい。しかし、編集部にそんな勇気はなかったようです。

「秋篠宮家についてはどんな醜聞もなかったことにして取り上げない」「東宮ご一家については、どんな小さなことも針小棒大に取り上げて(ネタが無ければでっち上げてでも)バッシングする」というマスコミの姿勢は、ここでも明らかです。どんな権力に引っ張られて、こんな歪み切った報道姿勢になるのでしょうか。

【2】伊勢神宮ご参拝(2014年7月29日)時のバッシング
愛子様が伊勢神宮を初めて参拝された時のバッシングは「玉串を奉奠していない」というものでした。これについては、ガーネット様の次のコメントがすべてを語っているでしょう。

>「愛子様も玉串を自らのお手では捧げられませんでした」と言われますが、それはいつの話でしょうか? 伊勢神宮のことでしたら、まず神宮・御正殿の中を撮ることはできません。先日のテレビで 「(伊勢神宮内を)特別に撮影を…」と報道されていましたが、御垣内の奧にある本当の聖域は撮影できません (サイトなどで図式として見ることはできます)。カメラを回せるのは、石段の下までです。でも、その撮影できない聖域に、天皇家つまり天皇皇后そして皇太子ご一家だけ入ることができます。ですから何も知らない人たちは「(愛子さまは)参拝していない」「玉串奉奠していない」などと言い募っているようですが、皇太子ご一家が参拝されいる場所は撮影できないから映像が無い、つまり放送されていないのです。(引用ここまで)


▲東宮ご一家は、伊勢神宮内の正殿近く、天皇家しか入れないところまで進み、玉串を捧げられた。

さち様が紹介してくださった神社界唯一の新聞「神社新報」2014年08月11日の記事「皇太子・同妃両殿下 敬宮殿下と神宮へ」には、次のように書かれています。

皇族各殿下には二十九日午前九時五十分頃、お車で豊受大神宮(外宮)の斎館にご到着。十時十五分、皇太子殿下にはモーニングコートを召されてシルクハットをお持ちになり、皇太子妃殿下には御参拝服、愛子内親王殿下には学習院女子中等科の制服を召され、御徒歩で参道をお進みになられた。外玉垣南御門前西側で修祓を受けられた各殿下には、内玉垣南御門外でのお手水ののち同御門内に御参入。
瑞垣南御門下の御拝座にお立ちになり、高城(※はしごだかの高)治延少宮司から御玉串を執られ拝礼された。こののち少宮司が御玉串を受けて内院に参入。正殿内の御玉串案に奉奠し、各殿下に反命申し上げた。
御参拝ののち、各殿下には御徒歩で斎館まで戻られ、お車で皇大神宮(内宮)へと向かはれた。内宮斎館に御到着された各殿下には、御小憩ののち、午後零時十五分に正宮へと御参進。外宮と同様に御徒歩で瑞垣南御門前の御拝座へとお進みになり、御玉串を捧げられて拝礼された。内宮では、鷹司尚武大宮司が御玉串を受けて内院に参入。正殿内の御玉串案に奉奠したのち、各殿下に反命申し上げた。(引用ここまで)

ここでもやはり、お三方が直接に奉奠なさるわけではないことがわかります。宮司から玉串を受け取って拝礼し、その玉串を宮司が受け取って正殿内に奉奠。然る後にお三方に奉奠したことを報告する、という流れですね。それを、外宮と内宮で繰り返された。ちなみに、外宮と内宮は次のような構造。東宮ご一家が拝礼された「瑞垣南御門」前が、ほんとうに正殿近くであることがわかります。


▲左が豊受大神宮(外宮)、右が皇大神宮(内宮)。(出所:オークリー様のブログより拝借しました)

■検証:「悠仁さまこそ不登校」は本当か? ご発育は順調か?

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愛子さまが学習院女子中等科を欠席されていると多くのメディアが記事にし、ネットではバッシングも起きているようです。こうした報道のたびに疑問に思うのは、皇位継承3位と書かれることが多い悠仁さまの登校状況です。お誕生日などには「元気に通学されているということです」と報道されることが多いのですが、実際は「ほとんど(or 全く)登校されていない」という話をたびたび耳にします。たしかに、悠仁さまの登校状況に関する取材記事は、小学校ご入学以来、見た記憶がありません。愛子さまよりはるかに「公人」としての意味が重いはずの悠仁さまの登校状況が報道されないのはなぜか? 実際は登校していないことを隠蔽しているのではないか?という疑問が生じます。

登校状況についてだけでなく、お誕生日などに公開される動画や作品、入園・入学の状況、さまざまな催事などでのご様子から、ご発育状況についても疑問視する声が根強くあります。それらを正しく報道しないマスメディアへの不信も聞こえてきます。

もしそうした声や疑問が事実だとすると、国民はメディアと宮内庁によって「騙されている」ことになります。皇位継承に関する問題が喫緊の課題として浮上している現在、それは決して許されないこと。皇室ひいては国が進む道を誤らせることに繋がるでしょう。ここに、悠仁さまのご登校状況やご発育状況についての疑問を洗い出し、検証していく場を設けたいと思います。

■皇族特権を使った規則破り--悠仁さまの入園・入学

ご承知の通り、悠仁さまは、皇族が入られる学習院ではなく、お茶の水女子大学附属幼稚園・小学校に進まれました。週刊誌などでは、なぜお茶の水を選んだかについて、学習院を貶めるさまざまな理由を挙げての説明がなされていますが、それらは実は「酸っぱい葡萄」であり、「学習院には入れなかった」というのが真相のようです。なぜ入れなかったのかを考察する前に、まず、皇族の子弟が学習院に入らないことの異例さやデメリット、お茶の水女子大学附属幼稚園・小学校に入ること自体がいかに「皇族特権を使った規則破り」だったかを、振り返っておきたいと思います。以下、緑色の文字は、投稿コメントの引用です。

■悠仁さまはなぜ学習院ではないのか?(春日五十鈴)2016-10-04 13:16:14

都内在住者はご存じかもしれませんが、東宮御所や秋篠宮邸のある赤坂御用地内の北側、迎賓館辺りと道路一つ隔てた向かいに学習院初等科があります。皇族方は皆、向かいの学習院初等科へ通学されます。しかし、秋篠宮家は姉二人は学習院初等科なのに、弟だけが近くの学習院ではなく、わざわざお茶の水女子大学の附属小学校です。
学習院なら幼稚園から大学院まであるのに、お茶の水女子大学附属学校は男子は中学校までで、高校は女子だけ。男子は他の中学を受験せず内部進学した場合、高校受験が必要になります。なぜ悠仁さまは大学までストレートに進める学習院の初等科に入学されず、不便なことが多いお茶の水女子大学附属小学校に入学されたのか?(後略/後述)

■ものすごい「悠仁さま特別枠」(ふんふん)2016-10-09 15:24:38

本来、お茶の水幼稚園は通園圏が決まっていて、秋篠宮邸はそこに含まれない。つまり受験資格はない。なのになぜ入れたかというと、「紀子妃がお茶の水女子大で研究しているから」という理由だった。研究といえるような実態はなかったはずだが、かりに研究していたとして、お茶の水女子大の研究者には別途保育室(「いずみナーサリー」という名称の保育園)の用意があった。実際に研究に従事し働いている女性たちは、通園時間が短く送り迎えが必要な幼稚園には通わせられないため、いずみナーサリーを利用していた。なのに、お茶の水女子大はわざわざ幼稚園受験特別枠を新設、用意した。他の研究者でこの特別枠を利用している人はいないので、紀子妃ひとりのためのものとしかいいようがない。なぜ、幼稚園でなければならなかったのか? いずみナーサリーからは小学校には行けないけれど、幼稚園からは小学校に上がれるからだ。もちろん、小学校も通学圏が決まっていて、秋篠宮邸の場所では受験資格はない。けれど、幼稚園からの上がりということで、そのまま小学校に通えることになった。

■「統合教育」--幼稚園で行う種目・楽曲を、小4で演技・演奏

 さて、悠仁さまはなぜ学習院に入れなかったのか、お茶の水女子大学附属小学校でなければならなかったのかについて、(春日五十鈴)様は次のように考察しておられます。

■お茶の水女子大は「統合教育」の研究校(春日五十鈴)2016-10-04 13:16:14

国立大学法人の附属学校は「教育実験校」です。つまり、大学で研究されていることの実践研究がなされる現場が国立大学法人の附属学校なのです。お茶の水女子大学では、健常児と知的障害者が一緒に学ぶ「統合教育」について研究していますから、当該附属学校で実践研究されているはずです。

昨年の同校の運動会では、4年生の種目にハードル・一輪車・竹馬がありましたが、悠仁さまが参加された今年の春の運動会では、この3種目はなくなり、代わりにテレビで映像を放送した「台風の目」や、玉入れ・大玉転がしが採用されました。幼稚園児でもできるものばかりです。
また昨年、悠仁さまが参加されたとして放送された音楽会では、3年生は『きらきら星』の合奏。健常児では、これは幼稚園での楽曲ですし、特別支援学校では小学校1年生で演奏されます。それを驚いたことに、3年生での演奏。研究には比較対象が必要になります。去年の4年生は普通教育で、今年の4年生が統合教育の学年なのでしょう。


▲2016年5月、お茶の水女子大付属小の運動会で「台風の目」に参加される悠仁さま(小4)。取材が許可されたのはこの種目だけだった。

敬宮さまは、作文・手芸・工作・絵画・書道など学校で書いたり作ったりした「学年相応のもの」を公開されます。しかし、親王さまは学校の授業で書いたり作ったりした「学年相応のもの」の公開は皆無です。一輪車・自転車・スキーなどの動画映像公開もなし。

4年生の男子が父親と野球のキャッチボールをしている映像もなければ、サッカーボールでドリブルやリフィテングをした映像もない。学習院初等科では海での遠泳があり、敬宮さまも参加されました。しかし、親王さまは遠泳どころか泳げるかどうかも定かではない。発表されている親王さまの学習内容は小学校低学年の「生活科」や「総合学習」ばかりで片寄っています。昆虫や動物が好きなら、『ファーブル昆虫記』や『シートン動物記』が愛読書になったりしそうなものなのに、読書の話題は聞いたことがありません。

悠仁さまの運動会や音楽会を視聴したときにおぼえた違和感について、なるほどそうだったのかと腑に落ちました。また、悠仁さまの自作として公開された作品(超のつく傑作揃い)に、首を傾げた方も少なくないでしょう。それをさすがのマスコミも称賛しえなかったことについて、(昭和生まれ)様は次のように指摘しています。

■悠仁さまの傑作に沈黙するマスコミ(昭和生まれ)2016-10-05 08:42:16

同じ疑問をずっと抱いていました。学習院は工作を持ち帰り禁止、愛子さまだけの手になるものです。お習字は動画で、運動会、音楽会は大勢の観客の前で公開されています。その歳なら不自然ではなく、しかし非常に優秀なお子様とわかります。

悠仁さまの作品は、製作過程が全く公開されずに突然凄い作品が発表されます。素晴らしい作品なのに、秋篠家のことは何でも褒めまくるマスコミが沈黙していた。悠仁さま6歳の時にご自分で作られたものとして発表された切り紙(下の写真)も、本当に本人の作なら「天才的」と誉めそやすでしょう。もし下手に「悠さまは切り絵の天才」と印象付けたら、ぜひ製作時の公開を、毎年新たな作品を、と要求が沸き起こる。あの時は、マスコミが一言も褒めなかったということに不自然さを感じました。


▲悠仁さま6歳時(2012年12月)に自作として発表された「切り紙―いきもの―」。「トンボ・チョウ・カマキリ」、および3つつながりの「亀」と「クワガタ」。右は「クワガタ」を拡大したもの。いつも厚顔きわまりないマスコミも、これらの作品にはさすがに仰天したようで、称賛かなわず沈黙した。

それでもネットを見ると、愛子さまが障碍児、悠仁さまはご優秀と書かれている。有名なアンチサイトでなく、一見まじめそうなサイトで「なぜ愛子さまの障碍を発表しないのか」とまで。どこをどう見れば、そういう認識になるのでしょうか。
これからの皇族は、世界のVIPを相手に渡りあう。言動が世界に同時発信される。後から編集は利かない。男であれば頭脳はどうでもいい、そんな価値観が世界に通じるのでしょうか。

■国立大学の教育提携--またも皇族特権で「難関校進学」へ?

 上掲のコメントにもありますが、お茶の水女子大附属は、男子は中学校までしかありません。外部の中学を受験をせずに内部進学した場合は高校受験が必要となり、優秀な男子児童はほとんどが中学受験をして外へ出てしまうようです。悠仁さまも中学受験、あるいは高校受験をする必要が出てきます。しかしながら、正規に受験するつもりは元よりなく、幼稚園や小学校と同様、特別枠での進学が検討されているようです。

■お茶の水女子大と筑波大の教育提携(春日五十鈴)2016-10-04 13:16:14

先日、お茶の水女子大学と筑波大学が附属学校も含めて教育提携すると報道されました。親王さまが中学校または高校へ横滑りで入れるようにできるための措置ではないか? なお、筑波大学の附属学校には、東大合格者が多い男子校の筑波大学附属駒場もあれば、特別支援学校もあります。

■どんな手を使ってねじ込むのか?(ふんふん)2016-10-09 15:24:38

現在、筑波大付属高校、筑波大付属駒場高校、学芸大学附属高校にお茶女中の男子生徒が移れるという特別枠はない。筑波大の二校は中学からの持ち上がり(駒場高校は高校受験もあり)、学芸大は四つの中学を一つの高校にまとめるところに一部の外部受験者も受け容れるという形、つまり附属中学に通っていても高校に上がれるかどうかわからない、厳しいセレクションだ。ここにどんな手を使ってねじ込みを図るのか。ねじ込めるのか。そこまで国立大学はバカにされている(足下を見られている)のか。とても興味深いですね。

■国立大学も巨額の寄付があれば…(寒露)2016-10-11 10:06:54

国立大学は独立法人化され、私立も含めて「全大学の定員数>18歳人口」となり、大学は生存競争に必死です。大学に勤める身内にこっそり聞いた話、億単位で寄付をくださる方は成績に目をつぶって入学させるそうです。NHKの朝ドラ「とと姉ちゃん」で、広告を載せて編集長が怒って辞める。でも経理係が「あの時広告を取らなかったら確実につぶれてました」と言い、常子は「あれは仕方なかった」と納得する。お茶の水も同じ心境かもしれません。でも誇り高い教授やOGは、どれほど苦い思いを噛みしめているでしょう。

■国民を騙さない、高潔なベルギー王室

こうしてみてくると、悠仁さまにはなんらかの発達障害がおありで、普通教育は困難な状況にあることが推察されます。しかし、宮内庁はそれを公表せず、あくまで「一流校に入学できる優秀なお子さま」として国民にアピールしていく方針のようです。マスメディアはおそらくは事実を知りながらさまざまな事情で記事化することができず、結果、誤った情報を国民に伝えることに加担していることになります。この日本の皇室とマスメディアの現状は、先進国・民主主義を標榜する国の在り方とは程遠いもの。今回来日されたベルギー国王ご一家の高潔さとは、天と地ほどの差があります。

■ベルギー国王夫妻のご教育(春日五十鈴)2016-10-13 02:38:52

今、来日されているベルギー国王御夫妻には4人のお子様がいらっしゃいます。皆様ご存じのように、ベルギーの王位は直系長子継承なので、継承1位は弟ではなくて長女と確定されています。ですから、心理的にも安定した状態で長女の教育をすることができます。確か、長女は敬宮さまと同い年だったと思います。将来、皇室典範が改正されて天皇になるのか、それとも降嫁して一般人になるのか先行き不透明な状態では物凄いストレスが思春期の敬宮さまに掛かっていることを、もっと私達は気付かなければならない。いたずらに先送りせずに、早くお立場を決めないとお気の毒です。
また、王妃は大学院で心理学を学んだ方で、専門的な知識をしっかり持っている方です。ベルギー王室は次男が発達障害であることを公表し、特別支援校に通学されています。教育の意味を深く理解されて、大変ご立派だと思います。

今回の検証は以上となりますが、さらに情報を集め、掘り下げていきたいと思います。悠仁さまの登校状況など、この検証に関連する追加の情報やご意見をお寄せください。また、上掲コメントでふれられた運動会や音楽会、作品などの写真や図版を追加したく、URLなどご教示いただければ助かります。よろしくお願いします。

<関連する過去記事もご参照ください>
■検証:悠仁さま運動会の観覧制限や私服警官による職質は「皇室特権」の濫用では?(関連画像)(2013-06-08)
■検証:悠仁さま運動会の観覧制限や私服警官による職質は「皇室特権」の濫用では?(2013-06-04)
http://blog.goo.ne.jp/index2013/e/d2dee0842e432061600377a9c1980b37
■検証:悠仁さまの報道規制について(2013-05-25)

【抗議】女系天皇を否定する「嘘」を垂れ流す加藤大臣とNHKの偏向報道に抗議します。

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NHKは10月21日、加藤一億総活躍担当大臣の事実誤認に基づく意見をそのまま伝えるという過ちをおかした。加藤大臣が同日、「日本の歴史の中で女性の天皇はいたが、その子どもに皇位を継がせることはなかった」と述べ、「長い歴史の中で続いてきたものを大事にしていくことが重要」などとし、「女系天皇は認めるべきではない」という考えを示したとする記事である。

■加藤大臣の事実誤認を垂れ流し、さらに偏向の一文を加筆したNHK

「女性天皇の子に皇位を継がせることはなかった」は、明確な誤りだ(本記事の後半で詳述)。NHKはその誤った内容をそのまま紹介したうえ、偏向に満ちた言葉で記事を結んでいる。「政府の有識者会議では、従来からの課題となっている女性・女系天皇については検討しないことになっています」という一文である。

この文章内容それ自体は誤りではない。しかし、NHKはさかのぼること4日、生前退位の有識者会議の初会合を伝える10月17日の記事で、「現在の皇室制度では、皇太子さまが天皇陛下に代わって即位されると、皇太子が不在となるため、秋篠宮さまをどのように位置づけるのかも検討の対象となってきそうです」と述べているのである。つまり、いわゆる「皇太弟」については検討対象となるだろうと憶測している。そう憶測を書いたNHKが、加藤大臣の誤った認識に基づく主張をことさら取り上げて紹介しつつ、「女性・女系天皇については検討しないことになっています」と断定したのである。偏向が透けて見えると言わざるをえない。

さも当たり前のような顔つきで「皇太子さまが天皇陛下に代わって即位されると、皇太子が不在となるため、秋篠宮さまをどのように位置づけるのかも検討の対象となってきそうです」と述べる文は、はっきりと偏向している。「皇太子が不在となるため」の後に続く文章は、「秋篠宮さまをどのように位置づけるのか」ではなく、「愛子さまを新たに女性皇太子として位置づけるかどうかも検討の対象となってきそうです」と続くのが当たり前ではないか。これまでの国会審議、国民世論、世界の趨勢を鑑みれば、それが当たり前のはずだ。NHKは、これまでの国会審議も、いま現在の国民世論も、世界の趨勢もことさら無いものとして、目をつむり耳をふさいで、「秋篠宮さまをどのように位置づけるのかが検討対象」と述べる。国民を一定方向に誘導しようとする、恐るべき公共放送の姿である。


▲左:加藤一億総活躍相 女系天皇認めるべきではない(NHK、10月21日18時32分)
加藤大臣の事実誤認に基づく主張を紹介した後、「政府の有識者会議では、女性・女系天皇については検討しないことになっています」と述べるNHK記事。
▲右:生前退位の有識者会議きょう初会合 提言に向け検討本格化(NHK,10月17日4時46分)
「生前退位に向けての課題」の1つとして、「皇太子が不在となるため、秋篠宮さまをどのように位置づけるのかも検討の対象となってきそうです」と述べるNHK記事。

■「女性天皇の子は皇位継承していない」は明らかな間違い

加藤大臣が女系天皇反対の根拠として述べる「女性天皇の子は皇位継承していない」は明らかな間違いだ。以下、8人の女性天皇について詳細な説明をしてくださった(あぶらちゃん)様、(浜名 勇三)様のコメントから引用して解説する。


▲飛鳥時代の皇統譜(出所:Wikipedia)

33代・推古天皇については、御子の即位はない。
35代・37代の皇極(斉明)天皇は、天智天皇と天武天皇の実母である。


▲白鳳・奈良時代の皇統譜(出所:Wikipedia)

41代・持統天皇については、御子の即位はない。43代元明天皇は、42代・文武天皇と44代・元正天皇の実母である。第44代・元正天皇は独身、第46・48代孝謙(称徳)天皇も独身だった。
この間の華やかな女性天皇の活躍ぶりを、(浜名 勇三)様は次のように描出されている。

第44代・元正天皇(女性)の御世である718年に、46代・48代の天皇である孝謙(称徳)天皇が生誕した。この年、元正天皇の実母である第43代・元明天皇は太上天皇としてお元気であられた。718年から721年までの3年間、43代の女性天皇(元明)、その43代を母とする実娘の44代天皇(元正)、46代・48代の女性天皇(孝謙/称徳)の3人が相見えていたのである。46代・48代の孝謙(称徳)天皇は、45代・聖武天皇の実娘である阿倍内親王だ。阿倍内親王は738年に立太子して皇太子となられた。

743年5月5日、皇太子である阿倍内親王は、内裏で「五節(田)舞」を舞った。その場に、44代・元正太上天皇と、45代・聖武天皇がいた。6年後の749年、聖武天皇の譲位により、その実娘の皇太子・阿倍内親王が即位した。孝謙天皇である。

江戸時代の明正天皇、後桜町天皇は、ともに独身だった。

まとめると、8人の女帝のうち、5代4人の女帝が御子に恵まれ、そのうち半分の2人の女帝(元明、皇極/斉明)の御子が即位されたことになる。元明天皇については、夫の草壁皇子は即位していないので、純粋に“女帝の子”が2人、即位している。皇極(斉明)天皇は2人の天皇(天智、天武)の実母であるが、夫もまた天皇(舒明天皇)であるため、「天智と天武は舒明の子」と屁理屈を言い出す人間もいそうだ。ちなみに、孝謙天皇は立太子してからの即位である。皇太子に立った時点では異母弟がいたにも関わらず、である。(by あぶらちゃん様)

以上のように、女性天皇の子も性別を問わず、天皇として即位している。ゆえに男系男子派の主張は完全に間違っている。だけでなく、男系男子派は皇室史、天皇史を誤認しながら間違いを流布している。それはすなわち、男系男子派は皇室、天皇、皇族を侮蔑しているということに他ならない。(by 浜名勇三様)

■検証:2006年に女帝法案を潰した「紀子妃懐妊リーク」と「着床前性別選択」について

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湯浅宮内庁長官は2003年12月、秋篠宮家に「三人目を強く希望したい」と発言。紀子妃はこれを受けて、男子懐妊のための産科治療を開始します。2005年12月には国民を驚愕させた「こふのとりの歌」を詠み、翌2006年2月にはNHKが「妊娠6週」を速報しました。愛子さまの皇位継承を可能にする皇室典範改正案(通称:女帝法案)は、この懐妊スクープにより頓挫したのです。

このトピックでは、女帝法案を潰した懐妊が男子受精卵の着床前選択によるもの(生命倫理に反するとして日本では許されていない産み分け法)であり、同時に「皇室による政治介入」であったことを、状況証拠を集めて明らかにすることを目指します。

なぜ状況証拠かといえば、医師の守秘義務により「証明」は絶対に不可能だからです。証明不可能であることを盾に、また皇室という聖域であることを盾に、これほど大きな意味を持つ不正を看過していいのでしょうか。もしそれが事実であれば、生命倫理違反で誕生した男子が日本国の象徴となることを、国民は容認できるのでしょうか? 男系男子派は、その方法を用いて男系が継承されていくことを望むのでしょうか?

男子偏重が引き起こした「着床前性別選択」と、公営放送であるNHKが介在して行われた「皇室による政治介入」。この2つは、これからの時代の皇位継承を考えていくうえで避けては通れない問題であるはずです。しかし、マスメディアはこの重要問題についてとりあげたことはかつて一度もなく、学者も言論人も正面から論じた人は一人もいません。このままでは、皇位継承をめぐる議論は、現実から目をそらした、実の無いものとなってしまうでしょう。

このトピックは、一般庶民が入手できる範囲の情報を持ち寄って、可能な限り、傍証を固めていこうとするものです。ネットの片隅から、いま進められている皇位継承に関する論議に、異議申し立てをしようとするものです。もしここを読んでいるあなたが少しでも関連情報をお持ちであれば、どうぞコメント欄に書いて教えてください。事実関係を明らかにしていくために、お力添えを、お願いします。

まず、2003年の湯浅発言からの流れを見ていきましょう。

【1】湯浅長官「第三子発言」から、懐妊スクープによる国会頓挫(女帝法案潰し)へ

■2003年12月:湯浅利夫宮内庁長官「秋篠宮家に第三子希望」発言

湯浅長官は2003年12月、「秋篠宮さまのお考えはあると思うが、皇室の繁栄を考えると、三人目を強く希望したい」と述べた。この発言の意味は重い。「三人目」が女子であってはならず男子を指していることは疑いない。また、宮内庁長官といえども一役人が独断で言えることではなく、両陛下の意思を代弁した言葉であることも疑いない。つまり、両陛下が男子出産を弟宮夫妻に希望し、それを公にした、ということである。両陛下が「男の孫が欲しい」と秋篠宮に直接、内々で言えば済むはずのことが、長官に会見で言わせ「公けにした」のはなぜか? 雅子さまはこの長官発言に強い衝撃を受け、以後、長期療養に入られた。いっぽう紀子妃はこの長官発言を受け、愛育病院で(男子懐妊のための)産科治療を開始したのである。

■2004年5月:皇太子さま「人格否定発言」

皇太子さまは2004年5月、欧州歴訪前の記者会見で、「それまでの雅子のキャリアや、そのことに基づいた雅子の人格を否定するような動きがあったことも事実です」と発言。雅子さまの海外訪問が制限されていたこと(籠の鳥状態にあった)などがクローズアップされ、国民の同情が集まった。世論の批判はもっぱら宮内庁役人に向かったため、東宮ご夫妻は以後、宮内庁を敵に回すことになったとも指摘された。

■2004年11月:秋篠宮による「皇太子批判」

秋篠宮は11月29日の誕生日会見で、「記者会見という場で発言する前に、せめて陛下と内容について話をして、そのうえでの話であるべきではなかったか」と兄宮を批判。皇太子さまの「時代に即した公務の見直し」発言についても、「私個人としては自分のための公務はつくらない。公務は、かなり受け身的なものと考えています」と、あたかも皇太子さまが「自分のための公務」を希望されたかのような曲解に基づく批判を行い、多くの国民を凍り付かせた。「公務の見直し」は宮内庁の利権を削ぐものでもあるため、宮内庁は皇太子さまを敵視し、代わりに弟宮を持ち上げるようになったとの指摘もなされている。

■2005年12月:「こふのとり」の和歌を秋篠宮夫妻が提出

2006年1月12日の歌会始め用として、秋篠宮夫妻は前年の12月初旬に「こふのとり」の和歌を提出した。

 人々が笑みを湛へて見送りし こふのとり今空に羽ばたく(秋篠宮さま)

 飛びたちて大空にまふこふのとり 仰ぎてをれば笑み栄えくる(紀子妃)

公務でコウノトリ放鳥を体験した思い出を歌ったものとされるが、雅子さまのご懐妊について尋ねられた時、皇太子さまが「あまり騒がしいようですと、コウノトリのご機嫌を損ねてしまいます」と答えられたことから、国民にはコウノトリは皇太子ご夫妻のご懐妊と関連付けて記憶されている。その言葉を躊躇いもなく横取りし、第三子(男子)懐妊を手放しで喜んでいるかのように解釈できる歌である。この歌が詠まれた2005年12月にはすでに、男子懐妊治療が順調に進んでいた可能性が高いと推測される。

■2006年1月下旬:妊娠検査薬で陽性反応を確認

年が明けて1月下旬、紀子妃は妊娠検査薬で陽性反応を確認したという。超音波で胎児を確認できるのは妊娠6週目以降のため、約2週間後に宮邸で検査を受けることが決まった。両陛下はその検査結果を御所で聞きたいと希望され、葉山御用邸に行く予定を取りやめられた(週刊文春2006年2月23日号)。

■2006年2月7日:超音波検査で「妊娠6週」確認、直後にNHKスクープ

2006年2月7日、愛育病院の女医(中林正雄院長とした雑誌もある)が秋篠宮邸を訪ね、超音波検査で胎児の心拍等を確認。その検査の結果は、羽毛田宮内庁長官、および金澤一郎皇室医務主官に即刻伝えられ、間を置かずNHKがこれをスクープした。医師が確認してから5分後にNHKで速報が流れたとも言われ(要確認)、NHKと秋篠宮家の関係が疑われた。この懐妊スクープにより、国会上程寸前だった「皇室典範改正案(女帝法案)」が頓挫することとなった。

【2】「着床前性別選択懐妊」の疑い

「着床前性別選択」とは、生命倫理に反するとして、現在の日本では日本産科婦人科学会により禁止されている男女の産み分け方法です。

・着床前診断をするために取り出した受精卵に異常が見つかれば捨てる。
・異常がないとされた受精卵は分裂を続け胚となるが、女子になりうる胚も捨てられる。
・受精卵を培養て5日ほどで胚盤胞と呼ばれる着床前の状態まで発育した胚を移植する。(着床率が高い、ただし、ここまで進む可能性は全体の30~40%)
・さらに、この性別を調べた胚盤胞を子宮に戻す。
無事に着床し、出産にまで至る確率は約30%前後と言われている。皇室では男子が40年間生まれていないという状況を考えると、確率はさらに低かったと思われる。

■「不妊治療の後の自然妊娠」とアナウンス

 紀子妃の懐妊発表後、主治医の坂元正一氏(愛育病院を運営する母子愛育会総合母子センター所長)は、「現在の医療技術では、体外受精をすれば産み分けは理論的には可能だが、倫理面はまた別。両殿下は今回、自然妊娠を待たれて良かったと思う」と発言している(アエラ2006年2月20日号)。また、NHKのアナウンサーは「不妊治療の後の自然妊娠ということです」とニュース原稿を読み上げている。つまり、紀子妃は「自然妊娠」だったと大本営発表がなされているわけだが、この発表をそのまま信じる人はいるのだろうか?

 以下は、当ブログに寄せられたコメントの一部です。(関連コメントを順次、追加していきます)

●白々しい発言(Unknown)
紀子妃は、お許しが出るまで「東宮に遠慮していた(避妊していた)」と述べています。避妊していた人が不妊治療とは? 30代後半という年齢を差し引いても、産み分けでなく単純に第三子をということなら、2年を要したとはとても思えません。男子を産み分けるために、治療開始から懐妊まで、2年という時間を要したと普通は考えるでしょう。

●「妊娠6週」が意味するもの(Unknown)
妊娠週の数え方について意外にも知らない人が多い。「妊娠0日目」とは最終月経の開始日のことで、「妊娠4週目」を「2か月」という。「1か月」は28日、つまり4週間として考える(生理周期による)。最終月経開始日を妊娠0日として、そこから1週間(つまり月経期間)は妊娠0週目とする。よって、妊娠0~3週が妊娠1か月、4週から7週が2か月となる。排卵日(受精日)は、月経の1週間後、妊娠2週目とされる。0~3週目は等しく妊娠1か月になるから、受精した日には妊娠1か月なのだ。秋篠宮妃が「妊娠6週」とリークされたことが、いかにおかしなことか、これでわかるだろう。受精日が分かっていたということ、つまり自然妊娠ではなく準備万端整えて計画的に妊娠したということに他ならない。しかも、法案を進めようとした小泉総理に対し「おなかの子の皇位継承権を奪うのか」という言葉が出たということは、「受精卵を調べ、男子が生まれると判別できたものを紀子妃の子宮に戻し、それが着床した」ということに他ならない。

こうして国会審議は、秋篠宮夫妻によって(両陛下の指示のもと)中断された。その結果が今の混乱に繋がっている。秋篠宮夫妻、それを許した両陛下とも、民主主義の根幹をなす国会審議を潰し、倫理違反を犯したことになる。そこまでして男系男子に固執して誕生させたのが悠仁親王だ。女性宮家や女性天皇など決して認めるべきではない。男系男子である悠仁親王が1人で皇室を背負うべきだ。秋篠宮夫妻も両陛下も悠仁が1人残されて大変などと決して言うべきではない。ここで男子を誕生させたら当然そうなることは誰もがわかっていた。わかったうえで、自ら招いたことなのだから。
(コメントここまで)

 ここでは、「着床前性別選択懐妊」の状況証拠についてさらに収集・追加して固めていくと共に、何が問題であるかについても掘り下げて考察していきたいと思います。ご意見・情報を、どうぞお寄せください。

【2016年有識者会議】 「男系男子派」「秋篠宮派」「良識派」それぞれの主張

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「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」をフォローするトピックです。11月7日、11月14日に、専門家へのヒアリングが開催されました。その内容を振り返ると、男系男子派の立場から生前退位に反対する日本会議派系の主張と、秋篠宮家へ皇統を移すことを目論んで生前退位を推進しようとする「秋篠宮派」の主張が目立ちます。注目されるのは、どちらにも属さず、憲法を守りつつ皇室の存続を真剣に考える人たちの意見です。今は良い言葉が浮かびませんが、その方々を「良識派」と呼ぶこととして、それぞれの主張を読み解いていきたいと思います

【2】有識者ヒアリング第2回

第4回 天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議(11月14日)議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/gijisidai.html

ヒアリング対象者は、渡部昇一(上智大学名誉教授)、岩井克己(ジャーナリスト)、笠原英彦(慶應義塾大学教授)、櫻井よしこ(ジャーナリスト)、石原信雄(元内閣官房副長官)、今谷明(帝京大学特任教授)。

資料1>有識者ヒアリングの開催について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/shiryo1.pdf
資料2>岩井 克己 ジャーナリスト 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/shiryo2.pdf
資料3>笠原 英彦 慶應義塾大学教授 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/shiryo3.pdf
資料4>櫻井 よしこ ジャーナリスト 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/shiryo4.pdf
資料5>石原 信雄 元内閣官房副長官 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/shiryo5.pdf
資料6>今谷 明 帝京大学特任教授 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai4/shiryo6.pdf

【1】有識者ヒアリング第1回
第3回 天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議(11月7日)議事次第
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/gijisidai.html

ヒアリング対象者は、平川祐弘(東京大学名誉教授)、古川隆久(日本大学教授)、保阪正康(ノンフィクション作家)、大原康男(國學院大學名誉教授)、所功(京都産業大学名誉教授)。

・議事録
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/gijiroku.pdf
・配付資料
資料1>有識者ヒアリングの開催について
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/shiryo1.pdf
資料2>平川  弘 東京大学名誉教授 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/shiryo2.pdf
資料3>古川 隆久 日本大学教授 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/shiryo3.pdf
資料4>保阪 正康 ノンフィクション作家 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/shiryo4.pdf
資料5>大原 康男 國學院大學名誉教授 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/shiryo5.pdf
資料6所 功 京都産業大学名誉教授 説明資料
http://www.kantei.go.jp/jp/singi/koumu_keigen/dai3/shiryo6.pdf

【検証】「紀子さま悠仁さま高速道路で追突事故」報道の奇妙さ、秋篠宮家の対応の不気味さ。

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11月20日、紀子さまと悠仁さまを乗せたワゴン車が中央自動車道下り線で追突事故を起こしました。報道によると、運転していた宮内庁の男性職員が渋滞の最後尾で止まっていた男性の乗用車に追突、ワゴン車のバンパーに亀裂が入ったが、けがをした人はいなかったとのこと。この事件を報じる各社のニュース記事は一様に、追突された人への配慮を欠いたまま、このような追突事故が起きたのは内廷皇族並みの警備がなされていないためという主張を繰り返しています。事故後、登山を強行したという秋篠宮家の対応も、それを報じる記事も、大変奇妙であり、不気味です。どこが奇妙なのか、不気味なのかを、一般常識をもつ生活者の視点から明らかにしたいと思います。

※検証記事をまとめるため、次の作業プロセスをとりたいと思います。

・当ブログに寄せられた関連コメントを投稿時間に沿って収集・掲載しました。(済)
・これらのコメントを要素ごとに整理します。
・要素としては、いまのところ次を考えています。他にもあればご提案ください。
 ①事件のあらましと報道記事の変遷
  当該事件の概要を押さえたうえで、ニュース記事の内容が時間経過とともに変わってくることを確認する。
 ②この事件の何がおかしいのか。
  発生時間、同乗者、事故後の登山実行、追突した相手へのお詫びが無いなど。
 ④この事件を報道する記事のどこがおかしいのか。
  内廷皇族並みの警備がなされていないために起きたとする主張の間違いを糺す。
 ⑤秋篠宮家で発生した類似の事件(発生案件の重大さと報道の腰砕け)を振り返り、事実関係を確認する。
   :キャセイ航空事件
   :天皇陛下心臓発作事件(紀子妃遁走)
   :紀子妃の親戚の犯罪行為(建築詐欺)の隠蔽事件

※上記要素についての追加情報、ご意見などお寄せください。
 以下は、これまでに当ブログに寄せられた関連コメントです。

■朝日新聞の記事 byあぶらちゃん(Sun, 20 Nov 2016 18:10:14)

今朝、紀子さまと悠仁さま、それに友人親子が同乗したワゴン車が渋滞列の最後尾にいた車に追突する事故を起こしました。完全にプライベートな外出ですし、追突した加害者側の立場です。にもかかわらず、朝日新聞がこのような記事を書きました。

>紀子さまらの車事故、警備態勢は 皇太子家は全て青信号
http://www.asahi.com/articles/ASJCN4GFVJCNUTIL00F.html

今回の事故と皇太子ご一家に何の関係があるのでしょう。ちなみに、事故の後、代替車を使って予定通りにお出かけになったそうです。信じられません。

■交通規制 byにゃーこ(Mon, 21 Nov 2016 11:47:53)

この記事が出たのは、警察関係者が「今後は見直しが必要かもしれない」と発言したからのようですね。追突した側の方を懸念しても、追突された側がどうだったのかが記事にならないのは、非常に不自然に感じます。この手の事故だと、普通は、追突された側の健康状態が必ず書かれるものだと思います。

■青信号にするなら不自由に暮らして下さい。by Unknown(Mon, 21 Nov 2016 15:05:23)

この宮家に関する話はコロコロ変わっていくので書かせていただきます。以下、11/20の産経ニュースからの引用です。

≪紀子さまと悠仁さまをお乗せの車が追突 けがなし 相模原の中央道≫

20日午前7時35分ごろ、相模原市緑区与瀬の中央道下り車線で、秋篠宮妃紀子さまと長男の悠仁さまが乗られたワゴン車が、渋滞の最後尾に並んでいた乗用車に追突した。宮内庁によると、紀子さまと悠仁さまはけがをされていない。警視庁高速隊の調べでは、ワゴン車は30代の宮内庁職員が運転し、計6人が乗車していた。ワゴン車には前部バンパーに亀裂と擦った痕があり、追突された車はバンパーがへこんでいたという。宮内庁によると、紀子さまと悠仁さまは、悠仁さまのご友人親子と私的に山登りに出かけられる途中だった。事故後、別の車に乗り換え、予定通り登山をされたという。高速隊は車両の損傷程度からスピードはあまり出ていなかったとみており、事故の詳しい原因を調べている。

≪秋篠宮ご一家のお出かけに交通規制なし 追突事故の背景≫
 紀子さまと悠仁さまが乗られた車が渋滞中に追突事故を起こした背景には、天皇、皇后両陛下や皇太子ご一家とは異なる宮家の皇族方の警備事情がある。両陛下や皇太子ご一家が車で出かけられる場合、前方を白バイなどが先導し、後方に警備車両が続く。通過する一般道の信号を全て青信号にし、高速道路も交通規制するため、渋滞に巻き込まれることはない。一方、皇位継承順位第2位の秋篠宮さま、第3位の悠仁さまがおられる秋篠宮ご一家であっても例外ではなく、宮家の皇族方には後方に警察の車両が1台配置されるだけで、交通規制も敷かれない。両陛下をはじめ皇族方は交通規制で一般社会に迷惑をかけたくないとの意向を持たれているが、警備関係者は「重大事故に遭われてからでは遅い。今後、態勢を見直す必要があるかもしれない」と話している。
(引用ここまで)

11月21日現在、この件に関する記事はありません。宮内庁職員の前方不注意による前代未聞の物損事故ですが、宮内庁の会見もなければ、被害者への謝罪もないですね、この沈黙は何なのでしょう。物損事故でもかけがえのない皇位継承者を養育している自覚があれば、山登りは慎むでしょうし、相手方への配慮も見せるでしょう。宮家のお気楽さと皇位継承者の身位を都合よく使い分けてやりたい放題、大本営発表で横並びの擁護記事を発信させる。その程度の意識なら、警備は必要ないんじゃないですかね?

■入り込まれたんでしょう by 秋の夜長の夜更かし(Mon, 21 Nov 2016 18:04:02)

今回の追突事故、完全に全マスコミ挙げての言論統制状態ですね。さすがに今回ばかりは、その異様さに誰でも気づく。皇室に「間者」が入ったよね、たぶん。代替わりと同時に。それを十分承知の上で引き入れたのは今上と美智子さん。今、皇室内部って、実はある種の脅迫状態なんじゃないのかな?東宮家だけじゃなく。もう10年以上もの間、周囲の誰も何も言わない、言えないというのは、いくらなんでもちょっとおかしい。どう見てもおかしなこと、どう見ても悪質なことが次々と起こっているのに。一言いえば済むじゃない、ちゃんと注意すべきじゃないの、っていうことが多々あったのに。

マスコミも、国家ぐるみの隠ぺいに手を貸し続ける。そうしないと国と皇室の安寧と安全が保てないからなんでしょうね。結婚の際、見て見ぬふりした前科もあるし。お隣の某国を笑えないどころか、もしかしたらお隣よりも更にお粗末でみっともないことが起こってる可能性があるような気がしますね。おそらく、表沙汰になったら皇室の威信を揺るがすようなことが起こっているでしょう。だから、必死に何事もないかのようなふりを国家を挙げて続けてる。バブル絶頂期だったからみんな浮かれてて、善意に解釈しちゃったんだよね、好きならいいじゃないの、って。いけなかったですねぇ、国民も。すっかり舐められちゃって、2006年には恐ろしい手法で子供まで作られて、それでも凍り付いて黙ったままの周りの皇族と国民。そしてそれをどんどん後押ししてるのが、天皇と皇后って、一体この国はどうなってるんだろうか? この二人は革命家なのか(笑)? 受精卵選別なんてこと、普通の神経ではちょっとできませんよ、余程の「大義」と「理想」に合致する理由がないと。わかってると思いますけど、愛子様の警護、本当にちゃんとしていただきたいですね。私はそれだけが心配です。

■宮内庁次長の会見 by あぶらちゃん(Mon, 21 Nov 2016 20:25:22)

西村次長が定例会見で、昨日唐突に各社に書かせた「秋篠宮家の警備を内廷皇族並にしろ!」(というよりも「赤信号で止まらずにすむようにしろ!」)という要求に対して「警備の見直しは考えていない」と答えたようです。そこまでは当たり前の話なのですが…。なんと、「前の車が急ブレーキをかけたため、職員が急ブレーキを踏んだが間に合わなかったという。」と言い出したようです。この宮家が絡むと、いつもこうやって話が変わっていきます。

>警備体制見直さず=紀子さまの車事故で宮内庁
http://www.jiji.com/jc/articlek=2016112100575&g=soc
 宮内庁の西村泰彦次長は21日の定例記者会見で、20日に起きた秋篠宮妃紀子さまと長男悠仁さまの乗られた車の追突事故について、原因は運転手の前方不注意とみられ、交通規制や警備体制の問題ではないとして、「警備体制の見直しは考えていない」と述べた。西村次長によると、事故は20日午前7時40分ごろ、相模原市緑区の中央道下り線相模湖インターチェンジ付近で発生。宮内庁職員が運転し計6人が乗った車が、渋滞の最後尾の車に追突した。前の車が急ブレーキをかけたため、職員が急ブレーキを踏んだが間に合わなかったという。けが人はなかった。天皇、皇后両陛下や皇太子ご一家の場合と異なり、先導する車両はなく、後ろに警備の警察車両が1台ついていただけだった。(2016/11/21-17:07)

■一種のリーク by にゃーこ(Mon, 21 Nov 2016 21:54:47)

通常の追突事故であれば、もっと客観的な記事が出るはずです。それが被害者についても何も出ず、そればかりか、警備体制についての懸念という形で出たのは、関係者がマスコミに情報を提供したからでしょう。千載一遇のチャンスだと思ったのではないでしょうか。そのため、後追いで宮内庁がコメントすることになったのだと思います。
産経新聞の記事によると「当時は霧が出ていたから」というコメントがありました。渋滞だから、霧があったから、前の車が急ブレーキかけたから。それで追突事故が起きるなら、毎日のように何百台が事故っています。それに、追突された側の情報が今に至ってもまったく出てこないのが、本当に不思議です。何人くらい乗っていたとか、怪我も後遺症もないとか、プライバシーに関係しない情報くらいは明らかにするべきではないでしょうか。ところで「別の車」ってどこから出て来たんでしょう。宮家から事故現場まで持ってきて乗り換えたのでしょうか。そこまでして山登りをするって不思議ですね。

■別の違和感 by でじゃぶ(Mon, 21 Nov 2016 22:56:00)

事故の話は置いておくとして。7時台に相模原に着くほど早出して山登りするほど、キコさんって山が好きだっけ。あの辺はそれこそ山ほど山があるけど、比較的地味な山。高尾山のようにハイキング気分では登れない。行程も長いし、最近は熊も出没する。迷子になったらすぐ日が暮れてしまう。ベテラン山男の皇太子さまでさえ、石老山みたいに低山でも地元の登山家がぞろぞろお供して警備する。低くても山を侮るなというのは常識。ベテランでもない母親と小学生(あまり丈夫には見えない)が、友達とふらりと山登りに行くだろうか。それこそショーライのナンチャラなら余計、いざとなれば背負って下りられるほど屈強な男性、その山を知り尽くしたジモティなど数人は従えるのではないか。

そう言えばもっと悠くんが小さい時、奥多摩の山で撮られた写真があった。何をしているかわからなかったが。普通の登山ではない、何か別の目的があったのでは。一応加害者側なのだから、相手が病院で検査を受けるように手配したり、謝罪したりで遊び気分は飛んでしまうと思う。それを代替車に乗ってまで強行した。相模原はやまゆり園など施設が多い。何かその関係では。

■追突事故 by 同い年(Wed, 23 Nov 2016 22:58:34)

先日、紀子&悠仁母子様のワゴン車が追突事故を起こしていましたね。被害者に謝罪もせずに、登山続行。本当に目的地は山だったのか?お茶の水大学付属小学校から、退学勧告でも受けたのでしょうか?

■朝日新聞不買運動 by Unknown(Fri, 25 Nov 2016 10:24:37)

また朝日新聞が、秋篠宮家に白バイ先導がないのはおかしいとネット配信しています。理由は、悠仁さんが将来の天皇だからだそうです。それほど、白バイ白バイというなら、両陛下と皇太子御一家なみに、72時間先まで分刻みで予定が定められるという不自由な生活もして頂きましょう。自由に出歩き居酒屋訪問をしたり、自由に予定が変更できる生活は、そのままで、その自由な遊び生活をしながら白バイ先導なんてありえませんから。
それから、もう朝日の秋篠派にはウンザリです。朝日は、悠仁さんが将来の天皇だから警備を重くすべし、と言ってますが、直近の世論調査でも、女帝女系賛成は8割を超えていて、しかもそれを今行われている生前退位とあわせて議論すべしと言ってます。つまり、8割の国民は悠仁さんに将来の天皇になって欲しいなどと積極的に思ってないのです。
朝日がこれほど必死で白バイ青信号というところをみると、どなたかが書かれていたように、自作自演の白バイ青信号クレクレ事故だったように見えますね。さもしいにも程があります。

■朝日は秋篠宮家の広報誌? by Unknown(Sun, 27 Nov 2016 13:26:22)

Web記事の推移です。

【朝日デジタル】
11/20、13:11≪秋篠宮妃紀子さまや悠仁さまの車が追突事故 けが人なし≫
11/20、16:56≪紀子さまら車事故、警備態勢は 皇太子家は全て青信号に≫
11/25、4:11≪秋篠宮家の車、白バイが先導しないの?≫

【毎日新聞】
11/20、13:22≪紀子さま悠仁さまが乗る車が中央道で追突 けがなし≫
この時点で警備態勢に触れています。
「天皇、皇后両陛下や皇太子ご一家が車で移動される際は、白バイなどが先導して後方に警備の警察車両がつき、交通も規制される。一方で他の皇族の場合は先導や規制はなく、警察車両1台が後方に続く。この日もワゴン車の後ろに警備車両がついていたという。」

【YOMIURI ONLINE】
11/20、22:20≪紀子さまと悠仁さま乗った車が追突、けがなし≫
遅い配信ですが警備態勢に触れています。
「天皇、皇后両陛下や皇太子ご一家が車で移動される際は、白バイなどが先導し、交通規制も敷かれるが、宮家の皇族方には通常、こうした対応はとられない。この日も警察車両による先導などはなかったという。」

【産経ニュース】
11/20、12:38≪紀子さまと悠仁さまをお乗せの車が追突 けがなし 相模原の中央道≫
11/20、19:10 ≪秋篠宮ご一家のお出かけに交通規制なし 追突事故の背景≫

【東京新聞(東京web)】
11/20、12:45≪紀子妃、悠仁さまの車が追突 けがなし、中央道で渋滞の車に≫
事実関係のみの共同通信記事を配信。

※ちなみに<文春>によれば、紀子妃と悠仁親王はこの日プライベートな登山で、目的地は山梨県の大菩薩峠。事故後は予定どおり大菩薩峠山頂まで登ったとのことです。

※個人的にツボだったのが、某掲示板の秋篠宮家関連スレッド。
アラシ行為で大変な目に合っていますが、11/29、22:30を最後に11/20、18:08までピタリとアラシが止んでいるんです。執拗さから見て偶然とは考えにくいですが、11/20は何かで忙しかったのかな?

■被害者が心配 by anima mea(Sun, 27 Nov 2016 17:41:39)

この事故はとにかく被害者男性のことが一番気がかりです。本当に厄介で嫌な相手に追突されてしまったという同情が湧いてきます。

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