Quantcast
Channel: 「皇室問題INDEX」設立準備室
Viewing all articles
Browse latest Browse all 71

【退位めぐる有識者会議】 秋篠宮を「皇太弟」「皇太子」にという意見で一致する茶番

$
0
0
 天皇の退位をめぐる「国会見解案」をまとめるため、いったん中止していた有識者会議が再開され、3月22日に有識者ヒアリング(第2次)が開かれました。この日は愛子さまの中等科卒業の日で、晴れやかな東宮ご一家のお姿と、「秋篠宮を皇太弟に」というヒアリング結果のニュースが重なる、妙な偶然がありました。

 ヒアリングに招かれ、以下の質問への回答を求められた3人の有識者全員が、秋篠宮を「皇太弟」「皇太子」にとする意見で一致したのです。国民世論との乖離に絶句するしかありません。

▲ヒアリングで3人の有識者に回答を求めた質問


▲本郷恵子(東京大学史料編纂所教授)の回答


▲君塚直隆(関東学院大学教授)の回答


▲新田 均(皇學館大学現代日本社会学部長)の回答

「議事次第」には、ヒアリング対象者は「天皇の退位後のお立場等については、第1次ヒアリングの結果も踏まえ、様々な観点からの意見が聴取できるよう皇室史等に精通した者から選定」したとあるが、「様々な観点からの意見」にはまったくなっていない。どの有識者も、なぜ秋篠宮が皇太子(皇嗣たる皇子)とされることに疑問を呈しないのか? 直系の愛子さまがいらっしゃることを無視するのか? また、新天皇の即位と同時に皇太子が存在しなくとも何の不都合もないことを指摘しないのか? 

 --国民の8割が「女性天皇」を望んでいることが完全に無視されており、完全無視しているということが一般大衆に「ピンとこない」形でしか伝えられていない。生前退位については「国民的議論が巻き起こるのが望ましい」と言っておきながら、このありさま。皇室と政府がグルになって国民を「ケムにまく」=「騙す」ことに決めたとしか思えない。「皇室と政府」と言ったが、「天皇と安倍総理」と言ったほうが的確だろう。週刊新潮はときどき深奥を突いた記事を出してくるが、この記事(2017年1月12日号)がコトの真相を伝えている。

>無理難題/陛下を恐れる「安倍官邸」の対策が「秋篠宮さまを皇太子待遇」

 「恒久法」にしてほしいという今上の要求を安倍総理が呑めず、「一代限りの特例法」という形にする代わり、天皇のもう1つの要求である「秋篠宮を皇太弟に」を呑まざるを得なかったということ。その交換条件で天皇と安倍総理が手打ちし(醜悪)、衆参両院の国会見解案も、再開された有識者ヒアリングでも、秋篠宮皇太弟で一致するよう誘導されたわけです。この3人の有識者はそのために選ばれた人たちであったと。

 こんな茶番を黙って見ているわけにはいきません!先にお伝えしていた通り、「女性天皇を支持する国民の会」を立ち上げ、新聞広告を打つための資金募集を始めたいと思います。新聞広告だけで終わるのではなく、粘り強く「女性天皇を支持する」声を上げ続けていくために、その新聞広告で「男女を問わない直系継承=愛子さま立太子こそが皇室が存続する唯一の道であり、それこそを国民は望んでいる」ことを訴えるとともに、「女性天皇を支持する国民の会」の会員をつのります。会員の声と、”ほんとうの有識者”の論考を編集した会報誌をつくり、みんなの意見をとりまとめて「大きな声」にしていく仕掛けを考えていきます。

 以下は、そのための第一歩となる新聞広告のクラウドファンディング実現のためのフローチャートです。

▲新聞広告クラウドファンディングのフローチャート

 菅野完さんが5年前に成功させたクラウドファンディングによる新聞広告のフローチャートを真似て作ったものですが、「電子本の制作」のところがオリジナルです。新聞広告が成功しても、出稿には至らなくても、どちらの場合も、電子本(女性天皇を支持する国民の会の会報誌)は作ることにするのです。最初は小さく始まっても、少しずつ大きくしていけばいいでしょう。
 また、チャートでは目標を「読売新聞15段」にしていますが、「毎日新聞」への変更を検討したいと思っています。料金が倍近く違うのと、生前退位に関する報道は毎日新聞がいちばんマシ(?)にみえるため。

 この企画は2月末に検討を開始し、3月中のスタートを考えていました。しかし、愛子さまのバッシング報道への抗議コメント編集に予想外の時間がかかってしまい。いまようやく仕上がったところで、あとは印刷と送付作業が残っていますが、月末までには送付(18か所予定)を済ませて手を離れる予定です。ということで、3月末から4月初めにかけて、上記運動を開始できると思います。どうか、もう少々お待ちください。そして、開始までの間、この構想に関するご意見をお聞かせいただけたらありがたいです。

Viewing all articles
Browse latest Browse all 71

Trending Articles