民進党の皇位検討委員会が12月21日、「皇位継承等に関する論点整理概要版」を発表しました。民進党サイトにその詳細が掲載されています。
・皇位検討委員会、「皇位継承等に関する論点整理概要版」を発表(2016年12月21日)
上記は「ニュース」ですが、論点整理の全容はPDFファイルにまとめられていて、ダウンロードできます。
・皇位検討委員会論点整理[PDF]
https://www.minshin.or.jp/download/32460.pdf
毎日新聞が民進党案のポイントをうまく図示しているので、引用させていただきます。
出所:毎日新聞2016年12月22日東京朝刊>退位論点整理 民進「恒久制度化を」政府方針と対立
この民進党案について、小林よしのり氏は次のように述べています。氏のブログタイトル(クリックすると該当記事に飛びます)と、気になる箇所を抜き書きしたものです。
・民進党の山尾志桜里議員が来てくれた (2016.12.21)
>民進党の「皇位検討委員会」には、高森氏も、わしも呼ばれて発言した。
・木村草太氏の天皇退位への提言は見事(2016.12.21)
>朝日新聞に木村草太氏の「特例法 違憲の疑い残る」という記事が載っている。「一代限りの特例法」では「政権が気にくわない天皇を特例法で無理やり退位させるような事態も招きかねない」と主張していて同感である。男系固執派が将来の皇太子不在を解消するために、次の天皇を「特例法」で退位に追い込み、秋篠宮を即位させ、悠仁さまを皇太子にするという策謀も可能になる。これを男系派は狙っているから「特例法」なのではないか?
・民進党は自信を失っている(2016.12.22)
>朝日新聞の「民進『皇室典範改正を』特例法への対応は未定」を読むと、やはり民進党が完全に自信を失っている様子が分かる。「民進党が退位を遅らせているように見られるのはリスク」だから特例法を認めた方がいいと主張する議員がいるらしい。
・山尾志桜里議員のブログを読め!(2016.12.22)
>民進党の山尾志桜里議員が「皇位継承について善き公論を」というブログを書いている。この人は本気だ。「考えてみてください。今回特例法で対応すれば、時の天皇陛下の地位が、法律成否の手綱を握る時の政権の意向に左右される前例を作ることになります。天皇の地位が時々の政権の影響下におかれてよいとは思えません。」全くの正論だ。「したがって、時々の政権の影響を極力排除するため、皇室典範を改正して、恒久的一般的な要件手続きを定めるべきです。」見事な尊皇心! 山尾議員は言う。「政争の具批判をおそれて、その使命を放棄し、政権与党と異なる見解を出すことを控えるなら、野党は不要ということになります。私は野党議員としての使命を果たしたい。」この山尾議員のブログをぜひ全文、熟読してほしい。公のために覚悟を固めようとする本物の保守の態度が見えて、感動するだろう。
<小林よしのり氏の言及記事>
・民進「皇室典範改正を」 特例法への対応は未定 論点整理決定(2016年12月22日)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12717534.html
・山尾志桜里議員ブログ「皇位継承について善き公論を」(2016年12月22日)
https://www.yamaoshiori.jp/blog/2016/12/post-402.html
小林よしのり氏と共に、民進党のヒアリングに応じた高森明勅氏のコメントも紹介しておきます。
・民進党の「論点整理」by 高森
https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=jot87oqet-14#_142016/12/22
上記も含め、高森氏の意見は、「ゴー宣道場」の『男系国民男子の皇籍取得が不可能な理由』に連載されています。
https://www.gosen-dojo.com/?page_id=1039
小林よしのり氏、高森明勅氏は、男系男子論者に真っ向から反対し正論を述べているように見えます。では、どこが「違う」のか? 彼らの論建てと、それを踏まえてまとめられた民進党案について、「愛子さまを次代の皇太子に」と願い、「秋篠宮家は信用できない」ことが骨身にしみている一般庶民の目から、検証していきたいと思います。
■参考:自民党召集の「有識者会議」のまとめ
第6回(12月7日)、7回(12月14日)の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」では、3回にわたり聴取したヒアリングのまとめや、海外の事例が提出されています。そのなかから、退位後の天皇の称号や行動についてまとめたものを挙げます。
出所:海外の主な制度及び事例の概要について[PDF]
出所:有識者ヒアリングで表明された意見について[PDF]
・皇位検討委員会、「皇位継承等に関する論点整理概要版」を発表(2016年12月21日)
上記は「ニュース」ですが、論点整理の全容はPDFファイルにまとめられていて、ダウンロードできます。
・皇位検討委員会論点整理[PDF]
https://www.minshin.or.jp/download/32460.pdf
毎日新聞が民進党案のポイントをうまく図示しているので、引用させていただきます。
出所:毎日新聞2016年12月22日東京朝刊>退位論点整理 民進「恒久制度化を」政府方針と対立
この民進党案について、小林よしのり氏は次のように述べています。氏のブログタイトル(クリックすると該当記事に飛びます)と、気になる箇所を抜き書きしたものです。
・民進党の山尾志桜里議員が来てくれた (2016.12.21)
>民進党の「皇位検討委員会」には、高森氏も、わしも呼ばれて発言した。
・木村草太氏の天皇退位への提言は見事(2016.12.21)
>朝日新聞に木村草太氏の「特例法 違憲の疑い残る」という記事が載っている。「一代限りの特例法」では「政権が気にくわない天皇を特例法で無理やり退位させるような事態も招きかねない」と主張していて同感である。男系固執派が将来の皇太子不在を解消するために、次の天皇を「特例法」で退位に追い込み、秋篠宮を即位させ、悠仁さまを皇太子にするという策謀も可能になる。これを男系派は狙っているから「特例法」なのではないか?
・民進党は自信を失っている(2016.12.22)
>朝日新聞の「民進『皇室典範改正を』特例法への対応は未定」を読むと、やはり民進党が完全に自信を失っている様子が分かる。「民進党が退位を遅らせているように見られるのはリスク」だから特例法を認めた方がいいと主張する議員がいるらしい。
・山尾志桜里議員のブログを読め!(2016.12.22)
>民進党の山尾志桜里議員が「皇位継承について善き公論を」というブログを書いている。この人は本気だ。「考えてみてください。今回特例法で対応すれば、時の天皇陛下の地位が、法律成否の手綱を握る時の政権の意向に左右される前例を作ることになります。天皇の地位が時々の政権の影響下におかれてよいとは思えません。」全くの正論だ。「したがって、時々の政権の影響を極力排除するため、皇室典範を改正して、恒久的一般的な要件手続きを定めるべきです。」見事な尊皇心! 山尾議員は言う。「政争の具批判をおそれて、その使命を放棄し、政権与党と異なる見解を出すことを控えるなら、野党は不要ということになります。私は野党議員としての使命を果たしたい。」この山尾議員のブログをぜひ全文、熟読してほしい。公のために覚悟を固めようとする本物の保守の態度が見えて、感動するだろう。
<小林よしのり氏の言及記事>
・民進「皇室典範改正を」 特例法への対応は未定 論点整理決定(2016年12月22日)
http://www.asahi.com/articles/DA3S12717534.html
・山尾志桜里議員ブログ「皇位継承について善き公論を」(2016年12月22日)
https://www.yamaoshiori.jp/blog/2016/12/post-402.html
小林よしのり氏と共に、民進党のヒアリングに応じた高森明勅氏のコメントも紹介しておきます。
・民進党の「論点整理」by 高森
https://www.gosen-dojo.com/index.php?key=jot87oqet-14#_142016/12/22
上記も含め、高森氏の意見は、「ゴー宣道場」の『男系国民男子の皇籍取得が不可能な理由』に連載されています。
https://www.gosen-dojo.com/?page_id=1039
小林よしのり氏、高森明勅氏は、男系男子論者に真っ向から反対し正論を述べているように見えます。では、どこが「違う」のか? 彼らの論建てと、それを踏まえてまとめられた民進党案について、「愛子さまを次代の皇太子に」と願い、「秋篠宮家は信用できない」ことが骨身にしみている一般庶民の目から、検証していきたいと思います。
■参考:自民党召集の「有識者会議」のまとめ
第6回(12月7日)、7回(12月14日)の「天皇の公務の負担軽減等に関する有識者会議」では、3回にわたり聴取したヒアリングのまとめや、海外の事例が提出されています。そのなかから、退位後の天皇の称号や行動についてまとめたものを挙げます。
出所:海外の主な制度及び事例の概要について[PDF]
出所:有識者ヒアリングで表明された意見について[PDF]